ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2006年05月20日(土) 平穏

降り続くばかりだった雨がやっとやみ。
恋焦がれていたような青空に会えた日。

きらきらと眩しかった。チガヤは白茅と書く。
その白い穂に。光が一斉に降り注ぐのを見た。

夏が始っている。もう何度目の夏なのだろう。

またここにいてもいいのか。ここからつづく。

むこうへと。背中を押されるように私は歩く。







サチコがお休みだったので。一緒に買い物に行く。
買ってあげると言うのだ。遅れたけど母の日だよって。

ジーパンとTシャツを買ってもらった。
Tシャツは黒か紺。私が選ぶのはいつもそうで。
でもサチコが。「これにしなさい」と言ってくれて。
薄い水色のやつにした。背中に53と書いてあって。
なんだかその歳まで着れるかなって可笑しくなった。

買ってもらうっていうのは。すごくとても嬉しいものだ。

ありがとねサチコ。母さんは幸せでいっぱいだったよ。


それから。「にいちゃんとこ行ってみよーか」って言うので。
行ってみた。けれどふたりとも仕事らしく留守で残念だった。
駐車場から部屋の窓を見上げて。ちょっとかなりか切なくて。
若草色のカーテンが目に沁みるように。ほろほろと想うばかり。


変わりなく平穏な日々なのだ。これ以上の安堵はあるまいと思う。

                 わたしは。母だった・・・。


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