ひとしずくふたしずくほどの雨だった。
職場での胃がきりきりと痛むような緊張と。 うらはらに。こころの奥深いところで安堵。 どうやら昨夜。私は救われたのに違いない。
音信不通。もはやそんな言葉のもつ意味を私は知らない。 二年だって三年だって。一生だって永遠だって構わない。
私は祈り続ける。これからもずっと祈り続ける。
ぼく苦しかったけど耐え抜いたよ。 すごい辛かったけど遣り遂げたよって。
その言葉をどんなにか待っていたことだろう。
もうやめなさい。もう諦めなさいって。 言えなくて。言ってあげられなくてごめんね。 それがいちばん辛くて。すごくすごく苦しかったよ。
朝に晩に手を合わせて。祈り語りかけた豆地蔵さん。
あなたが。あのひとのすべてでした。
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