ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2006年04月23日(日) わたしの声

いまは藤の花盛り。薄紫や白藤や甘く香りて。
雨あがりの花姿は。雫色のうたかたのごとし。

みあげてはこころなごませ。

みあげてはわれひとりいく。




どうしてかざわざわと。心落ち着かずまま数日が過ぎた。
何かが悪さをしている。何かが棘のように心を刺しては。
まあよいではないかそんなことどうだってと思えないで。
苛立つのではなくして。やたらと気に障るのだ。それが。

わりきれない。なっとくできない。ひていばかりしていた。
いいのだよこれで。じゅうぶんなんだよってうなずきたい。

ひとと関わっていると。時々こんなふうに壊れてしまうらしい。
よかれと思ったことが。よくなくて。自分の不甲斐なさが痛い。

だからそれを。まあよいではないかと思えるようになりたいのだ。
あっさりと水に流せない。それがもっとも私が私を許せない理由。



午後。一円玉を88個提げて。独りミニ四国霊場へ行ってみた。
山つつじの咲く山道。蕨がおっきくなったような羊歯茂る道を。
ただひたすら八十八体の仏像に手を合わし続けてすすむすすむ。

うぐいすの声。ふもとのお寺の鐘の音。わたしの声わたしの息。

わたしもこうして生きていていいのだなと思えるようになる。

いつだってこんなふうに。まっさらになれるんだなって思う。


あのことにふりまわされて。あのことにがんじがらめだった。
ああでも。あのことがあったから。ここにたどりつけたのだ。

「ありがとうございました」

わたしの声を。こころいっぱい。あなたに捧げます。


 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加