ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2006年03月08日(水) はっとはっと

春霞。ただただのどかに時はすぎゆく。

苛立つ事もあるけれど。空のとばりにくるまって。
棘の痛さを感じぬように。そっとそっと心を放す。



岩つつじの花を。帰宅途中に見つけた。山肌からこぼれるように。
鮮やかなピンク。ちょいと小ぶりで可愛らしくて好きだなと思う。
毎日通る道なのに昨日はまったく気がつかなかった。川の方ばかり。
見ていたのかもしれない。もしくはすごくぼんやりしていたのかも。

こうして見つける春は。いつも。はっとはっと。その瞬間が嬉しいものだ。



帰宅すると。彼が熱の出始めなのか寒くてたまらないと震えていた。
急いで布団を敷いて湯たんぽも入れてあげる。子供みたいにか弱かくて。
しばらく様子をみていたらぐんぐん熱が出て来た様子。熱ピタをおでこに。
もう限界だと泣きそうに言うまで我慢させておいて。やっと解熱剤を飲ます。

一時間も経たないうちに汗びっしょりになった。よしよしその調子というわけで。
二度着替えをしてから。今度は空腹を訴えるようになり。おうどんを作ってあげた。

もうだいじょうぶ。彼の熱は度々で。いつもこんなふうに突然で。すぐに治る。

ずっと家業を任せきりで。彼なりに一生懸命頑張っているのがすごくわかる。
無理しないようにいつも言っているけど。無理を重ねて疲れが溜まっているようだ。


今夜ほど彼を助けたいと思うことはなかった。
職場に辞表を出せば済むことだったが。
会社を母を見捨てるわけにはいかない・・・。

ずるずるずる。このずるずるかげんが。私はすごく嫌なのだ。


静止している時などあるはずがなく。動いて流れて。流されて。
いったいどこまでいけばいいのだろうと。ふと不安にもなるのだが。

すべてのことが人生の順調だと仮にそう思うことにしてみれば。

いまはすごく大切な道を。わたしは歩んでいるのだろうと思う。

          流されるな。水の中を歩け。

          水に映る自分を。見つけろ。





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