| 2006年01月16日(月) |
わたしは山を登りたい |
じぶんはとても恵まれていると感謝しつつも。 どうしてこうも不運なのだろうと嘆く時もあったりするものだ。
「母さん。ナンクロ誌ばかり買ってないで。風水の本買いなよ」とサチコが。 「そうね。ちょっとそういうのにはまるのがいいかもしれないね」と笑ってみる。
笑う角には福が来るのだ。きっと来るはずなのだと信じてやまない今日この頃であった。
とはいえ。貧しさに負けた。いえ世間に負けた。このところずっとそんな感じで。 『平成枯れすすき』を作詞して一発あててやろうじゃないかとさえ思うのである。
と。このように心は決して貧しくないのが。わたしのとりえなのだから。 その豊かさを糧に。一歩一歩めげることなく。前へ進もうと決意しているのであるが。
たまに転びそうになる。なんでもないことがすごくでこぼこに見える。 なんて岩だらけの山なんだろうと。ため息をつきながら泣きそうになる。
ずっとお花畑ならどんなにいいだろう。スキップしながら歌もうたえる。 さえずる小鳥たちはみんな天使。じぶんにだって羽根があるような気がする。
でもね。わたしはたぶん。そういう道を選ばずに生まれて来たのだと思う。 そういう道じゃいけない理由をもって。自らその道を避けて生まれてきた。
わたしは山を登りたい。ああ、きっとそのてっぺんから海を眺めたいのだ。 汗とおなじくらいの涙を。流して流して。それはすごく爽快なことだろう。
険しければ険しいほど。わたしは生きられるのだと思う。
この山をきっと越える。そして次はあの山に登るとしよう。
とうとう最期に辿り着けば。そこがきっとお花畑なのだろう。
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