| 2005年12月25日(日) |
独り言のように歌いなさい |
ひとりで夕食。3時頃からおでんを煮込んだのだ。 それはそれは美味しくて。やたらはんぺんばかり食べてしまった。 熱燗とおでん。なんだか屋台のようでありながら。 テレビ相手に。独り言を呟いてみたり。にやにや笑う可笑しさもあった。
家族がみな出掛けてしまい。おかげでいただいた独りぼっち。 こういうのもまんざらではなく。わりと貴重な時間ではないかと思う。
そしていちばん風呂に入る。今夜は霧島温泉にしてみた。 ぽかんとお風呂場の天井を眺めたりして。何も考えることもなく。 いまここにひとりだから。ずっとひとりでもいいかとかふと思う。
さあそしてお次はビール。なんだか懐かしい歌番組をずっと見ていた。 井上陽水、山口百恵、五輪真弓。カラオケ気分で大声で歌いまくる。 桑田さんの『白い恋人達』はやたら好きな歌で。ほろほろと泣ける。 山下達郎の例の歌も。ああほんとうに胸が熱くなる名曲であった。
ひとり帰る。すぐにふたり帰る。そしてとうとう三人目が帰って来た時。 私は『夜空のムコウニ』で感極まっているところであった。 この詩は。この詩のように。この詩が真実であると。重なる想いで涙が。 歌いたくても声にならない。とにかく私をそっとしておいての状態なわけで。
とうとうとどめの焼酎のお湯割りになった。 グラス片手に逃げるように自室にこもる。その時ふと自分を戒めようとした。 書く必要がどこにあるのだ。何をいったい書かなければいけないのだ。 ずっとそのまま茶の間で。さんまちゃんと楽しい時間を過ごせばいいものを。
いけないスイッチがまた入る。今夜は黄色の注意信号が見えている。
ラストクリスマスに届いた。あのひとの手紙を読み返しては。泣いた。
わたしのなかでは何も終っていない。夜空の向こうにきっとあのひとがいる。
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