| 2005年12月20日(火) |
だから私は。微笑むことを忘れてはいけない。 |
今朝も冷え込み。あたりいちめんの霜だった。 枯草たちが。老いたすすきたちが。きらきらと眩しい道。 風は吹かず。それは氷のオブジェみたいに美しく見えた。
そして。微笑みに会いにいく。それは心がけひとつで叶う。 ことなのだろう。「おはよう」の明るい声だけで心が和む。
交差点に。中学生らしいジャージ姿の男の子達が数人立っていた。 県民交通安全の日だったから通学路に。寒いのにえらいなと感心。 すると。ひとりの男の子が駆け寄るように近づいて来てびっくり。 助手席の窓をのぞきこむように。深々と頭を下げてくれたのだった。
それはほんとうに一瞬の出来事だったが。「おはようございます」と。 声をかけてくれたようで。なんて清々しい朝なのだろうと嬉しく思う。
このひと時を無駄にはしない。私はその時。もう微笑みに会っていた。
苛立ちは。私自身の些細な我。誰も私を振り回そうとしているのではなく。 わたしは。私に振り回されているのだと。やっと気づいたように思う。
微笑みにいつも会いたかった。だから私は。微笑むことを忘れてはいけない。
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