さざんかさざんか咲いた道。もう今はそんな頃。 あのピンクのは。ふっくらと咲いていてとてもやわらか。 あの白いのは。なんだかきりりっとしていて清楚でいて。 それが。峠道の雑林の間から。おはようって言ってくれる。
ありがたい朝だった。心がぬくぬくっと温かくなる朝だった。
出勤前にメールが。携帯のメールっていうのは不思議なもの。 なんだか一直線。迷わず真っ直ぐに伝わってくるものだなと思う。 少し自信を失いかけていたことが。一気に救われたような言葉だった。 ささやかな確信を。ありがたく受け止めて。心はすっきりと青空の気持ち。
わたしはいてもいいのだとおもう。わたしだからできることがあると。
父の遺影と。豆地蔵さんに手を合わせて出掛けた。 ふたりは私の部屋の本棚の一角に居て。そこは私のありがとうの場所。 あのひとの手紙や。大阪豊中からのお遍路さんに頂いたお札や。 とても嬉しかったある女性の日記のプリントしたのも。 それから亡くなった友達に貰った。海の底で見つけた白い貝殻。 それからね。来年のJAのカレンダーに私の写真が使って貰える報せ。
今朝は。そのメールの相手の誕生日に贈った本を。ありがとうって置いた。
わたしね。こんなにありがたくて。ほんとうにいいのかなって。 ときどき。すごくふあんなくらい。おもうことがあるのだけど。
いいのかもしれないって。思うようにしたよ。
だって。みんなみんな大切な。私の宝物だもの。
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