ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2005年10月30日(日) 生きる

祖母、愛ちゃんの35日忌の法要のため。
2時間ほど列車に揺られて行った。

ほんとうは家族みんなで行く予定だったのが。
急遽、夫君が行けなくなり。相次いで子供達も行けなくなった。
ので。長距離運転が苦手な私は。ひとり列車に乗ることになったのだ。

駅のホームで列車を待っているあいだ。ふと不安になってしまう。
自分は。もしかしたらどうしても列車に乗らなければいけない理由が。
あるのではないだろうか。だからみんなが行けなくなってしまったのかも。
しれないと。今思えばすごく馬鹿げているけれど。その時はすごく不安だった。

また例の悪いくせ。死んでしまうのかもしれないが・・襲って来たのだ。
空は抜けるように青くて。心地良い風が吹き抜けているホームで。ぽつんと。
在りたいと願う。私はまだ在りたいのだと祈る。いやだいやだ死にたくない。


海の見える側の座席に座り。ずっと窓の外を眺めていた。
朝陽が射した海の。なんときらきらと眩しいことか。
海も生きている。波は海の鼓動。空を映して真っ青な素顔。


私の不安は。生きたいという欲なのだろうと思う。
だから。些細なことでも不安に変えてしまうのだろう。

その不安から解き放たれるためには。
生きたいとは思ってはいけない。生きると決めるべきだと思った。



実母の生まれ故郷。私が子供の頃そこはみかん畑だったところに。
愛ちゃんの遺骨は納められた。桜の木がたくさんあるから春が来れば。
お花見が出来るよ愛ちゃん。よかったね。ここが愛ちゃんのお家だよ。


帰りの列車に乗る時は。なんだかすくっと胸を張ってホームに居た。

生きるために。私は生きると。もう決めていた。


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