せいたかあわだち草とすすきとコスモスと。絵のように咲く道をいく。 うす紫の野菊も咲き始めた。それは控えめでありながらも可憐な姿で。
ブタクサとも言われて。今の季節ちょっと嫌われ者のせいたかのっぽさん。 一生懸命繁殖し続けてきたというのに。嫌われてしまったことについて。 彼女は何のコメントも出来ないでいるのだが。どうか許してあげて欲しい。
野にあって。それぞれの精霊が。肩を寄せ合って生きているのだがら。 どの花がとか。この花はとか。ひとにそう言う権利があるのだろうか。
と思いつつも。こんなことを言ったら。我が家のハクション大魔王が怒るだけ。
きれい事って。自分ではそんなんじゃないって思っていても。 どれだけまっすぐに。自分の信念みたいなものが相手に伝わるのか。 わからなくて。時々すごく不安になったり。自己嫌悪したりする時がある。
相手のためにはならなかった。むしろ迷惑だったかもしれないと。 すごく悲しい気持ちになりそうで。必死になって否定しようとする自分。
よしよしだいじょうぶ。もういいよ。もう考えるのはお終いにしようね。
そう言ってくれるのも自分だから。寸前のところでいつも救われている。
たとえば私が。せいたかあわだち草だとしてみよう。
嫌われる原因が自分にあるのだから。それは仕方ない。 それでも生き続けるのが。私の命というものではないか。
ススキと並んで絵のようだねって。ほめてくれる人がいた。
わたしはとても幸せだよ。
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