ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2005年06月29日(水) 若いひと

今日も。からりっと晴れはしない空。蒸し暑くて。いっそのこと早く。
真夏になればいいなあと思う。入道雲や燃えるような太陽や。蝉の声。

それでいて。もう稲穂が見えるようになった田んぼ。
早咲きのコスモスの花を見つけたりもする。着実に。
季節はそのように流れているものと思われる。なんだか。
とり残されてはいやしないかと。我が身を不安がったりもするのだ。


今日も。ただただ日常に在った。変化といえば。どうやらやはり。
人恋しいのであろうか。やたらと会う人ごとに話し掛けてみたい。
ほんとうにこれが自分だろうかと。ふと疑いたくなるくらい不自然。

仕事中も。暑さを気にせず自転車でJAへ行ったり郵便局へ行ったり。
そうすれば。ひとりふたりは必ず人に会うから。ついついブレーキを。

お遍路さんに会ったから。「ご苦労さまです〜」と大きな声が出た。
そしたら。びっくりさせてしまったらしく。立ち止まった彼を見ると。
なんとまだ少年ではないかと思うほど若いひとだったから驚いてしまう。

すっかり陽に焼けた顔と。にっこりと微笑む顔が。なんともいえず。
地図を広げて。目的地を指差しながら。あとどれくらいかかりますか?
と聞かれ。私ときたら方言丸出しで「車なら10分やけん、もうちょっとや」
「けんど、歩いたらどればあやろう。わからんけんど、がんばりよ」とか。
言うて。「木陰もあるけん。休みもって行きよ」とかも言うてしもうて。

笑顔で見送ったものの。それからずっと気になってたまらんかった。
クルマで10分を。休みながら歩けばどれくらいかかるのだろう。
もし民宿に着く時間に遅れたら、彼は泊めてもらえんかもしれん。
お風呂も入れんし、晩御飯も食べれんかったらどうしよう・・・。

もうもう、この時点で。わたくしはすっかり母親みたいな気持ちになり。
心配で心配でたまらんのでした。

一時間後。やっと自分も帰る時間になり。急いで彼を追い駆けたのであるが。
あんのじょう。彼はまだ牧場のあたりをとぼとぼ歩いていた。
私が休みなさいって言うたから。きっと木陰でひと休みしたのに違いない。

嗚呼。どうかしてあげたい。けんどたんなるおせっかいかもしれんけん。
クルマを停めることも出来ず。窓を開けて深く頭を下げて追い越してしまう。

それから。なんか涙出そうやった。

暑いけん。無理せんように。明日も頑張りよって言ってあげたかった。




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