ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2005年06月25日(土) きっかけ

アガパンサスの花が咲き始めて。それは紫陽花の色のようでもあり。
ちいさな花がたくさん集まって。ひとつの花の姿になるのも似ている。

川向の国道沿いに花ばかりの『良心市』があって。
良心市ってわかるかな?無人のお店でお金を入れる貯金箱みたいなのが。
備え付けてあるから。欲しいのがあればそこにお金を入れて買うのだけど。

そこは。春だなあって思う頃から開店して秋の終わりごろまである。
一番最初は青い麦なのだ。それからだんだん花盛りになるのがならわし。
マーガレットだった頃が終わり。今はアガパンサスの頃になった。

今朝のこと。少し早目に家を出て寄り道。朝一番に採られたらしいのを買う。
すくっとした茎と可憐な薄紫がなんともいえない。清々しい感じの花束だった。
5本で百円。ほんとにこれだけでいいのかなと良心が咎められるような値段。

職場に着き事務所に活ける。つぼみがたくさんだからこれからが楽しみだ。
なによりも。出勤してきたオババが歓声をあげて喜んでくれたのが嬉しかった。

仕事は順調。なんだか嘘みたいにすべてがまるくおさまっているよう。
諦めてはいけなかったのだと思う。成るように成っているのが今だから。




帰宅して。ポストに冊子小包が。その筆跡をみただけで誰からかわかる。
『コイノカオリ』という本を届けてくれた。ページの中に手紙もあった。

しばらく音沙汰がなかったから。もしやと気にかけていたとうりのことが。
なんだすごく寂しく不安になるようなことが書かれてあった・・。

病気で「もうながくは生きられないかもしれない」と。
ただそれは心が弱っているからだと続けてあった。

生かさねばと思う。なんとしても生きてもらおうと思う。
恩返しがしたい。まだまだひとつもそれをせずに甘えてばかりいたから。

そして自分を恥じた。思い過ごしでも自分の命を儚く感じたことを。
明日死ぬわけにはいかないのだ。そんなことは決して許しはしない。

気が湧き立つように流れ始める。ぐるぐるではなく。さらさらと。
なんだか自分は川のよう。ならば大切な友は。きっと海なのだろう。





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