ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2005年06月20日(月) 紅い実

やまももの実が日ごとに紅く色づくこの頃。
甘酸っぱくて。食べるときりりっとした顔になる。
ひとも鳥も待っている食べ頃は。今週末くらいかなと思う。

私は。食べるのよりその実だくさんを眺めているのが好きで。
わあわあ言いながら実を採っている人を見ているのが好きだ。

なにげなく目にする夏が。今年ほど愛しく思えることがなく。
ついつい思い過ぎてしまうのは。今年が最後の夏かもしれん。
いやいやまさか。まだ30回くらいはあるだろうと思い直す。
おかしなもんだ。年を重ねると。とてつもなく儚さを感じる。

だから当然と言っていいのか。みんなみんな愛しいものだから。
儚さを抱きしめては。ぎゅっとして抱きしめてばかりの日々だ。


10代の頃。二度、死のうとしたことがあったが。
ほんとうに死にたかったのか。いま思えばあまりにも遠い記憶となった。
自ら命をなくしても。そこからは何も生まれない・・そんなふうに思う。


そうして。こんなにながいこと。もっともっとながくなるかもしれず。
少し枯れたかなと思う身体は。土にしがみつくように生きようとして。
時には花みたいな笑顔をふりまいては。光をあびていい気持ちになって。

実をつけたり種をつくったりしながら。生きた証を残そうとしている。






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