| 2005年05月10日(火) |
悲しい顔ではいられない |
職場の庭のやまももの木の下に。毎年咲いてくれるのが『雪の下』 今はまだ少ししょんぼりしている。紅く細い首を伸ばせるだけ伸ばし。 うなだれるようにその先っちょが俯いている。なんだか悲しそうな姿。 何かを諦めているようなひとにも見える。風が吹けば折れてしまいそう。
それが咲き始めるとどうか。まるで蛹から蝶になったように美しいのだ。 純白の羽根をひらひらとさせて。それはそれは誇らしげに風に揺れる。 あと少しもう少し。今年も会えるのだから。悲しい顔ではいられない。
さて。よりによってこんなことを話すのもなんだが・・ 月経前の情緒不安定っていうのは。なかなか面白いもんだなと思う。 血迷うというか。確かに血が迷ってしまうように思う。 とんでもないことを考えているかと思えば。ついに仕出かしてしまったり。 いつもは静かにおさまっているものが。急に暴れたりするものだ。 女性ホルモンが脳に悪影響を及ぼすのか。そこらへんがとても微妙だ。 私のような更年期の者だって。これは尋常ではないぞと自覚するくらい。 めちゃめちゃ女の本能らしいのが現れてくるし。制御できなくなる時がある。 不思議なものだ。専門家になって研究してみたいと月に一度思ったりする。
冷静になれない時などあって。あとですごく後悔したりするのだが。 今朝それを思いっきりしたとたん。そのものが始まったりしたから。 ああ、やはりそうだったかと思った。そして正常に血が流れるありがたさ。
いつだったか。あのひとにすごく迷惑をかけたとき。 あのひとが「まだまだおんななんだからよかったね」と言ってくれた。 その時の優しさを思い出しては。はらはらと涙ぐんでしまった。
少しだけうなだれている夜。 あと少し。もう少しと。咲ける日のことを思っている。わたしだった。
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