風が薫るというのはこんなのだなと思った今日。 爽やかさに吹かれていると。あれこれはみんな些細なこと。 思い悩むほどではなかったが。気がかりなことなどあると。 それさえも薫るように仕向けられていくように思うのだった。
風のように生きられたらどんなにいいだろう。 だけどひとは。そんな風に吹かれながら生きる。 立ち向かうことは出来るが。風を静めることは出来ない。 身を任せば空だって飛べるのかもしれないなと思ったりもする。
ひとらしく。ひとらしくあるのが。やはりそれがいいのだろう。
さて今夜の出来事。 残業で遅くなり帰宅した息子君と。しばし話し込んでいると。 今年中に家を出たいと言い出した。彼女と暮らすことにしたいと。 覚悟はしていたし。もっともなことだと思うのだけど。少し戸惑う。 父親に言う前に私に言ってくれたのだから。なんとかそうさせてあげたい。
巣立つのかこの子が。なんだかとてもそれは言葉に出来ないことだった。
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