荒れ狂うものが過ぎ去った後というものは。ほっとするのと。どこかこころの一部分が洗い流されたような。ひゅるひゅるとその名残の声の向こう側に。ぽっかりと十六夜の月。思いがけない光というものは。こんなにも心を和ますものらしい。