もーにんぐもーにんぐ。きみの朝だよ〜ちょっと昔そんな歌があって。好きだったなあって思い出す。久しぶりの青空。ひんやりとして清々しくて。なにもなにも。哀しいことなどなかったんだと風が微笑んでいるような。濁流の大河にあって。堤の茅は折れることもなくしなやかに揺れている。いつものトンビが「ぴーひょろろ ぴーひょろろ」と二度鳴いて。今日は今日の空を。きみらしく飛んで行くんだね。「行ってらっしゃい」 「行ってきます」