ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2002年06月16日(日) 父と私の遠い日々

また飲み始めました。すみません・・誰にも迷惑かけてませんよね?
勝手にすればときみが言うから今夜も焼酎記念日です。

いやはや・・ウケませんよね。まだ酔いが足らないようです。

父の日ということで、実家の父らしき彼にメールしました。
最近メールに夢中なんです。文面だけ読んだら20代の若者です。
指の動きも素晴らしく上達して、返信も早くなりました。
でも・・なぜか今夜は返事が来ません。どこかで遊んでいるのでしょうか・・?


実の父から一昨日電話がありました。
息子の誕生日をうっかり忘れていたことをしきりに謝っていました。
毎年電話をくれていたことを改めて思い出したのは私のほうです。
まだ一度も孫に会えないまま・・23年も経ってしまったんですね・・。
これ以上の親不孝はないです。ごめんなさいお父さん・・。


ウチの父は上機嫌です。息子が買ってくれたゲームで一日中遊んでいました。
娘が昨夜プレゼントを買って来ました。紺色のTシャツです。
で・・今夜は出掛けて留守なのです。ちゃっかりしているところが憎めないですよね。

私にとってはもちろん夫なのですが、時々実の父とダブリます。
兄のような父のようなひとなんですよね。
この父親・・怒るととても怖いです。だから毎日ご機嫌をとっています。
娘がいくら夜遊びをしても決して叱らないのは、信じているからだそうです。
私が不良をすると怒るのは・・信じてないからだ!と断言されました。
たぶん一生こんな感じで・・そのうち「おじいちゃん」って呼んであげますね。

今夜も娘は遅いのでしょうか・・。
いったい何処で何をしているんでしょう・・。

娘は父親に似た人に惹かれるとかいいますが、それって当たっているのかしら。
私?それはもしかしたら当たっているのかもと最近思うようになりました。
性格は全く別人なのですが、存在感というか・・それが父親とよく似ています。
ただ単に年をとってしまったのかもしれないですが・・複雑な気分になります。

子供の頃・・よく怖い夢を見ました。
とてもリアルに感触がある金縛りを伴なった夢ばかりでした。
酷い時は毎晩のようにうなされて、子供心に霊の存在を信じたくらいです。

枕を抱いて泣きながら父を起こすのです。
「よしよし・・そうか、またアイツが来たのか・・」
父の胸のにおい逞しい腕・・すっぽりと潜り込む温かな空間・・。

忘れていないです。逢いたいです。お父さん・・・・・・。


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