ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2002年06月09日(日) 今日の日はさような〜ら

昨日と同じ風が吹いていたけれど、昨日と同じ自分は嫌だなと思ったりした。
でもすることはする!午前中は大好きなお洗濯、あと台所のお掃除を頑張った。
それから玄関のポーチを水洗い。ツバメご夫妻がいっぱい汚してくれたのだ。

お昼前からまたごろりと横になり、昨日の続きを読み始める。
相変わらず心地よい風がレースのカーテンを揺らし、こんな季節が一番好きだと思う。
でも、お隣りのピアノの音が気になる。吠え犬あんずがやたらと吠える。
私はとても集中力が鈍いから、ささいな音や人の話し声がしただけで本が読めない。
以前はよく耳栓をして本を読んだりもした。でも・・今はすぐに諦める。

お休みの娘がやっと起きて来て、一緒にカップヌードルを食べた。
ホントは冷し中華が食べたかったなあ・・と汗をかきながら悔やむ。
紅生姜ではなく、生姜の桜漬けをいっぱいのっけて食べるのが好きだ。
お寿司やさんのガリだけど、ほんのりとピンク色で桜漬けと呼びたい風流な私。

午後から少しだけお昼寝をする。いくらでも眠れそうなのに、一時間で目が覚めた。
息子が2年ぶりに床屋に行くと言って大騒ぎをしていた。
休みの日は一日中ゲームをしているので、外出するのは滅多にないことだ。
出不精なのかものぐさなのか・・いつもは妹に散髪をしてもらっている。
でも・・最近妹はとても忙しく、兄の髪の毛と遊ぶ暇がないのだ。
この2年間ずっと広末涼子風に決めていたが、ついにイメチェンする時が来た。
男はやっぱさっぱりと短い髪が好きだ。特に襟足に魅力を感じる私である。

買い物から帰ると、そのイメチェンした息子と会った。
ちょっとドキドキするくらい・・まるで別人みたいにカッコ良くなっていた。
親バカというか母バカというか、何度も盗み見るように顔を覗き込んでしまった。

夕食は握り寿司を作ることにした。買ったのじゃなくて自分で作るのだ!
カツオとハマチあとは卵焼きのだけど、昔はよく作ったものだ。
テーブルをカウンターみたいにして、男達の目の前で握るのだけど・・
居る筈の娘がまた遊びに出掛けてしまい、ちょっとあたふたの板さんであった。
おまけに息子が稲荷寿司を食べたいと言うので、きっと睨み返し無視してやった。
でも、その「いなり」とは土佐の言葉で「そのまま」という意味だったのね。
要するにお茶碗に寿司飯を入れてお刺身をおかずにして食べたいというのだった。
なんだ・・そうなのと思ったけど、板さんは握るのに忙しくて聞く耳を持たない。
そして板さんは、握りながらビールも飲まなくてはいけないのでかなり忙しかった。

今夜はサッカーを観るぞ!夫が誘うように言うので、早目にお風呂に入る。
久しぶりに一緒にテレビを観た。なんだか照れてしまう貴重な時間であった。
なかなか点が入らないので、後半ちょっと一服しに自室に行く。
そしたら網戸越しに裏の家の息子さんが大声で叫び始めた。
「勝った〜!勝ったぞ!」と雄叫びをあげているのだ。
居ても立ってもいられなくなって煙草をもみ消し茶の間に戻る。
ちょうど稲本がゴールを決めた直後だった。
稲本すごいね!すごいね!を連発する。
それから後はひたすら応援し、ゴンちゃん出てきて嬉しかったし、柳沢も好きだった。

興奮覚めやらぬまま・・夫にサヨナラを言って自室に戻る。
もうすでに階下では鼾がワルツを踊っている。いつもこんな感じなんだなあ・・。

やっと自分だけの夜が来てほっと一息つかなければいけないのに・・
私はなんだかとても寂しくなって・・また焼酎にお湯を注ぐのであった。


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