チーコのフィットネスライフ
DiaryINDEX|past|will
2004年05月10日(月) |
NY パート8 黒人の都ハーレムへ |
ハーレムに住む日本人Bさんのガイドによる ハーレム・ナイトツアーを楽しみました。 Bさんが運転する車に乗り、私が泊まるブロードウェイ区からハーレムへ・・・
日本のガイドブック等は『ハーレムは危険だ!』『ハーレムは夜歩くな!』 『125丁目の大通りならば歩いてよし!でも他はダメ!』 とこぞって書いていたりします。 また、日本人のツアーガイドの人も 『ハーレムに行くなら昼間!それも125丁目のあたりのみ!』 と、NY旅行者にハンで押したようにアドバイスします。
でも、この情報は、実際に行ったことがなかったり、 住んでない人達が聞きかじった情報のみで<ハーレムは危険だ!> とステレオ化して流布しているようです。
よく話題に出る125丁目はWディズニーの鑑識により再開発化が進んでおり、 元大統領のビル・クリントンも125丁目にオフィスを構えたようです。 これからドンドン白人化されるかもしれないとささやかれていて、 現地に住むハーレムの人にとってはありがた迷惑だったりするそうです。
Bさんの話によると、 今やハーレムは危険な街としてはNY人の間では認識されていないそうです。 いえ、危険だったのは1960年代の頃の話らしく、今『ハーレムは危険だ!』 なんて言うともれなく「いつの話やねん!」 とツッコミが入りそうなほど古臭い話だそうです。
NYのミッドタウンではあんなにたくさんの日本人を見かけたのに、 実際、ハーレム街の夜には日本人見かけません。 黒人中心であとはヒスパニック(ラテン系)の人が多いです。 えぇ、はじめは私もあぁ・・・大丈夫か?私?とちょっとドキドキしました。 しかし、観察していると、街自体がノンビリしているのです。 せかせかしてないというか、時計を意識しない動作所作というのでしょうか。。。
夜の22時になろうというのに、 子供たちがアパートの石段の上でたむろして遊んでいたりします。 いえ、それどころか平気で深夜0時頃に外にフラフラ遊んでいたりします (親はどうした!)。 皆、背伸びしたくて、大人っぽく振舞いたくてスタイルをCOOLにキメ、 身のこなしやポーズがとてもカッコ良かったりします。 スタイルもさることながら、マジで動作がかっこいいのです。 私は<黒人好き>というわけではありませんが、 そのときばかりは子どもも大人も含めて、 街で見かける黒人達の美しさに見惚れてしまいました。 綺麗な音楽が挿入され流れているアニメーション映画を見ている感じ というのかしら。。。(教育関係者の方・・・私のへっぽこ独白なのでお許しを)
・・・そして、皆、男女ともに結構茶目っ気があってやさしいし、 私のムチャクチャ英語にもつきあってくれフレンドリーに接してくれる 心の広い人達です。私はこのハーレムに行った事によって、 今まで思い描いていたハーレムのネガティブな偏見が飛んでいきました。 今まで誤解しててごめんね!ハーレム!
さて、次回はこのハーレムで立ち寄った ソウルフード(黒人達の家庭料理)のお店と 老舗のJAZZの店(ビリーホリディーやチャーリーパーカーが演奏していたとされる)に 行ったときの話しでもします。 続きますよん。
|