ウィングのつぶやき
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2005年12月22日(木) |
腰は回すものではなく、乗るものです。 |
この間、テレビを見ていたら陸上の長距離ランナーが「ずいぶん腰に乗れるようになってきました」とインタビューに答えていました。 インタビュアーが「腰に乗るとはどういうことですか?」と聞くと、その選手は「股関節に上体を乗せて走ることです。そうすると無駄な力を使わずに走れるんですよ」と答えたのですが、インタビュアーはよくわからなかったみたいで、その話題はそれで終わりでした。
やっぱりな〜
ウィングが国立競技場の日本代表戦で感じた、いい選手とそうでない選手の差も、股関節に上体を乗せれられているかどうかでしたが、陸上の世界ではもはや、常識になっているんですね。
よく言われるのは、日本には疲れずに速く走る伝統的な走り方があって、「飛脚」はまさにそれで江戸から大阪までを驚異的なスピードで走りきったということです。おそらく股関節に乗って走っていたんでしょうね。
実名を出すのは申し訳ないんですが、三浦カズ選手を見ていると、股関節に乗っていないような気がするんです。ドタバタ走るというか、足の裏がよく見えるというか、つま先が開くというか、とにかく1ステップ目を足の筋力を使って踏み出すので、初動が遅いと思うのです。体重を落下させて1ステップ目を切れば、もっとはやく動き出せて、ボールに届くと思うんですけどね〜。
やっぱり股関節は大事ですね。 ゴルフでも「腰に乗る」という感覚はありだと思いますよ。腰を「回す」のではなく、腰に「乗る」。この違いは大きいはずです。
ゴルフライター小林一人
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