ウィングのつぶやき
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2006年01月03日(火) 今年の抱負など…

あけましておめでとうございます。
思えば昨年はいろいろありましたね。ゴルフクラブの世界に本格的に飛び込んだ年でもありますし、井上透、永井延宏両コーチとのけっこう濃厚なお付き合いによって、ゴルフスイングへの理解をより深めることができました。年末にはプロ野球北海道日本ハムファイターズのファームを取材し、いままでやや曖昧な感のあった、バッティングとゴルフスイングの共通点および相違点が、自分の中で1本の線にすっきりとまとまった気がしています。

そしていま思うのは、一番大事なのは「姿勢」ではないか、ということです。

アドレスの姿勢、ゴルフと向き合う姿勢、人生と向き合う姿勢、「姿勢」といってもいろいろありますが、ボールを打つだけならアドレスの姿勢だけでもいいんです。でも勝つためには、その他の「他人には見えない姿勢」がちゃんとしないないとダメなのではないでしょうか。

「目に見えない姿勢」に関しては偉そうなことは言えませんが、目に見えるアドレスの姿勢に関しては、永井コーチに教わった、「ストロングポジション」が究極だと思います。沈肩垂肘(ちんけんついちゅう)といって、中国拳法の基本姿勢があるのですが、肩をいからせず、それによって肘を強いポジションに置いておく姿勢をとれば、腕と胴体が分断せず、よく言われる「体と腕の同調性」を守ってスイングすることができるのです。

というわけで最近。ほとんどボールを打っていない(1ヶ月)のですが、その代わり、家の中で「沈肩垂肘」の姿勢をとる練習をしています。永井コーチが言うには、「体温計を両脇の後ろのほうではさむ感じ」だそうで、それを実行すると、なんだか片山晋吾プロになったような気がします。すごいしっくりくるんです。そしてそのまま右股関節に上体を乗せながらバックスイングすると、体が緩まないし、クラブもオンプレーンにしか上がらないので、実はボールを打つのが楽しみだったりします。

とにかく今年はゴルフの枠にとどまらず、もっともっと勉強の幅を広げて、「動きとは何か」というテーマに取り組んでいきたいと思っているわけです。その中からゴルフスイング習得の最短距離が見つかるかもしれませんからね。

ともあれ、自分が知り得たことはどんどん発表していきたいと思いますので、今年もどうぞよろしくお願いします。







ゴルフライター小林一人

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