| Why Can't I Be You?...なあぼ |
斎藤ネコカルテット Live - 2003年10月13日(月)
今日はネコかるライブ。1ヶ月って早いですね。もうネコかるか〜って感じ。
私は仕事で、あんまり長引いたらライブは諦めようかな、なんて思っていましたが、月曜日は割と早く終われる日なんで大丈夫でした。
吉祥寺マンダラ2に7時半過ぎに到着、まだ開演してなかった。ホッ。
友達も来るのが遅かったようで、席は取れませんでした。今日は混んでた。なんででしょう…？祝日だったから？立ち見も結構いましたよ。
しばらくしてメンバー登場。今日のパジャマは…柄は遠目ではなんだか分からなかった。4人とも色違いでカラフル。
おもむろに弾き始めたのは「小さい秋見つけた」。でもほんのさわりだけで終了。
ネコさんのMCによれば、今夜は料理などのオーダーが多くて開演時間がおしてしまったため、1曲目は短縮したそうです。短かすぎるよ(^ ^;
2曲目は、前回ネコかるライブでも披露した、栄田さん作曲「タイトル未定」。
まだ決まってなかったのね。でも肝心の栄田さんの楽譜がなかなか見付からず、探している間にメンバー紹＆MC。藤森さんの新しく出るCDの話とかしてたな。
で、栄田さんの楽譜は結局、ネコさんの楽譜にまぎれていました(^ ^;
この曲では栄田さんがネコさんと場所を交代して弾くので、リハーサルの時にそのまま置きっぱなしにしてしまったようですね。
やっと「タイトル未定」の曲が演奏されました。明るく爽やかないい曲です。秋にも似合うな。秋の高原のような曲…？
ここでいきなりおなじみイエノミーカルテットが呼ばれました。
4人は上に黒っぽい服を着て揃えてました。
なんか、イエノミーは新聞に載ったりテレビに出たりしたとか？？知らなかったなぁ。スゴイんですね。
イエノミーは用意してきた「村まつり」を弾いた。しきりに「恥ずかしい〜」と言いながら照れ笑いしながら弾いていましたが、良かったです。音がやけにきれいに聞こえたんです。上手くなったってことなのか…？「村まつり」は、面白くアレンジされてました。お客さんのひとりがこの曲を知ってて曲名言ってたけど…「日本の四季」でしたか？忘れました、間違ってるかも。
この1曲でイエノミーは退散しようとしましたが、そうは問屋がおろさないってことで（笑）ネコさんが持ってた楽譜を初見で弾かせることに。シュニトケの弦楽四重奏曲でした。これは、、、ヘンな曲だったけど、モルゴーアとかやりそうな感じの曲でした（笑）
イエノミーはさがって、今度はネコかるがさっきの「村まつり」を弾いてみることに。どうなるのかと思ったらもう、いつものアドリブ合戦です。いろんな曲のメロディが出てきて…いったい何曲出てきたんでしょう？ ネコさんが終わりにしようとしても誰かが続けてるという状態。コレがネコかるなんですよねぇ〜（笑）
その後は「この広い野原いっぱい」と、「枯葉」っぽい曲（笑）
これで第1部終了。
第2部の1曲目は、なぜか藤森さんのリクエストで「ビビディ・バビディ・ブー」、それと先日の谷山浩子さんのオールリクエストでも演奏された、谷山さんが作曲してネコかるに提供した曲「手品師の心臓」をMIXして演奏。
そして今日のゲスト、相曽晴日さん登場！
今日はいっさいオリジナルは歌わず、他の人の曲を歌うということで、生カラオケ状態ですね。昼間大雨が降ったからなのか、雨シリーズ。日野美歌の「氷雨」、八代亜紀の「雨の慕情」、八神純子の「みずいろの雨」。相曽さん、さすがです。上手い。でも演歌を歌っても演歌歌手のドロドロしたとこがなくて聴きやすいんです。いい曲じゃないの、と思いながら聴けました。
でも演歌もいいな、なんて思うようになったらヤバいかも…「新しい『新しい単位』」によれば、「やっぱ日本人は演歌だなぁ〜」と思った瞬間の緊急事態は“305,000オットット”だそうです。ちなみに1オットットとは、「ビールが溢れ思わずオットットと口にする緊急事態」。どうでもよかったですね。
で、次が本日のメインエベントォ！と言ってよいんではないでしょうか？
相曽さんは、先日の谷山浩子さんのオールリクエスト、聴きに行かれてたそうです。そのコンサートで、演奏されなかったけど、コレが聴きたい！と思っていた曲があったそうで。それを今日歌いたい、と。
そのために、舞台にはまたイエノミーが呼ばれ、それともうひとりのらねこ合奏団からビオラの方が飛び入りし、そのかわりにビオラ山田さんがバイオリンのパートを弾き、ネコさんはピアノを弾くことに。弦8人+ピアノの伴奏で、谷山さんの「冷たい水の中をきみと歩いている」を歌いました。
これは凄かったですよ。ステージいっぱいの大所帯、迫力ある音でした。
相曽さんも気持ち良さそうに歌っていました。そりゃそうだな〜。
もう1曲、これも谷山さんの「夜のブランコ」。谷山さんのコンサートでも聴きましたが、谷山さんもあんまりドロドロして聞こえないよな〜。今日の相曽さんの方が歌い方が感情的な感じで、ちょっと怖かったな。耳に残ってしまいました。
いったん相曽さんはさがりましたが、アンコールの拍手が。
もう少し聴きたかったんですが…私はここでTIME UP！ってことで帰りました。
う〜ん残念。あと1曲相曽さんが何を歌ったかは分からないのですが、ネコかるのアンコールでは藤森さん作曲の「マル秘目前」を弾いたようです。あら〜これも聴きたかった。残念。
ライブは11時頃まで続いたそうです。秋の夜長ライブ。お疲れ様でした。
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谷山浩子 猫森集会 - 2003年10月07日(火)
去年も行った谷山浩子さんのコンサート、今年も行くことにしました。
今年も、オールリクエストに参加。斎藤ネコさんが出るしね。
場所は去年と同じ新宿のスペースゼロ。
7時開演だったのですが、タワレコで探し物なんかしてたらギリギリになってしまった。走ってきて、ハァハァいってるうちに開演の時間。
今年も去年と同じで、谷山さんをほぼ正面から観る位置の席でした。
目の前にシンセの石井AQさんが後ろ向きに、左側にネコさんの横顔って感じ。
真ん中にステージがあってお客さんがそれを囲んでいます。
まず谷山さんがひとりで登場。
いきなり演奏、ではなく最初からおしゃべりです。
このコンサートは、出演者がしゃべったりお客さんがしゃべったりする時間が多いです、なんせオールリクエストで、その場で打ち合わせなどしなきゃならないので。そこが面白いところですが、曲数はその分少なくなりますね。
ただ、みなさんのリクエストも相当マニアックになり、普段のコンサートで聴けないものを聴ける可能性が高いので、やっぱり年季の入った谷山ファン向けなのかも…？ そうでなくても楽しめますけどね。とても和やかで。
最初の曲は、谷山さんが自分で自分にリクエスト（笑）なんか人からほとんどリクエストされない曲だそうです。「かくれんぼするエコー」。自分ではすごくいいメロディだと思うんだけど人気ないんですよ〜なんておっしゃってました。
確かにすごく凝ったメロディでした。ちょっと怖い曲でしたが。
さて、1曲終わってネコさんとAQさん登場。
ここからリクエスト大会です！今日はどんな曲がリクエストされるのか？
あ、リクエストは「パス」OKです。私のような、谷山さん初心者がリクエストの権利をもらってしまった場合、右隣の人にその権利を譲れるようになってます。
私はちょうど右に筋金入り20年来の谷山ファンの友達がいるんで、心強い（笑）
去年は、当たったらどうしよう〜なんてちょっとドキドキしてたんだけど、その友達は数えきれないほどオールリクエストに来てるけど1回も当たったことがないと言うので、じゃあクジ運ほぼゼロな私は大丈夫ね、と結構リラックスしてました。
まず初めは、いつもそうらしいんだけど、今日が誕生日の人。
ちょうど3人いたのかな。その人たちからリクエストをもらった。
「恋人」、「冬の果実」、「パステルウェザー」。
まず、譜面探しから始まる。スタッフの人も出て来て、一生懸命探してますが、楽譜がなかったりします。特にネコさんところにないことが多い。
しかもネコさんが知らない曲だったりすると、ネコさんはその場でワンコーラスだけ聴いて、コードをメモって、ツーコーラス目からバイオリンを弾き始めるという荒業というか曲芸のようなものを披露するんですが・・・これがカッコイイんです！とにかくスゲーと言うしかなくて。即興力がスゴイんですね。
譜面探して、その後谷山さんが、音響の方や照明さんのために、曲調を説明します。曲調っていうか歌詞の内容かな。こんな感じ、というのを説明するんだけどこれがまた何故か笑えます。あまりに端的だからでしょうか。
で、ぶっつけ本番で曲が始まるのですが、まぁ曲が始まってからストップってこともたまにあるけど、ほとんどがバッチリ決まるんですよ〜。これは見事。
だって谷山さんなんて曲が一体何曲あるのか・・・ものすごい曲数あるはず。
だってアルバム30枚出してるっていうんだから。それ以外にアニメとか漫画のイメージアルバムに提供した曲までリクエストするんですからね。
それをさらっと、ピアノ弾きながら歌える谷山さんってやっぱスゴイです。
さて次はチケットの半券の抽選だったかな。これこそクジ引きですね。
当たった人のところに、谷山さんがマイク持って駆けつけて、その人の住んでるとこと名前を聞いて、リクエストを聞きます。
結構、遠いところから来てる人が多いですね。千葉県とか、もっと遠い人もいたな・・・
ここでのリクエストは「恋するニワトリ」と「夜のブランコ」。
恋するニワトリは明るくかわいらしい曲、ちょっとホッとしました。
夜のブランコは、谷山さん曰く「不審な人物が待っているシリーズ」だそうで（笑） ほんとそういう歌詞でした。
次、「秋らしい人」度チェック。谷山さんが考えた、10項目をそれぞれが自分に当てはまるかチェックしていって、多く当てはまった人にリクエスト権が与えられます。「今年に入って運動会に参加した」とか「栗拾いをしたことがある」、「今年失恋した」、「月と火星の大接近を見た」などなど… 私はたった2項目しか当てはまらず。秋っぽくないみたい。なんと、8項目も当てはまった人がいて、その人がリクエスト。曲は「花時計」でした。
お次は、去年はクイズをやったんですが、今年はさらに難題！
ある質問があり、答が3択になってるのですが、「谷山さんが選んだもの」が正解なんです。つまり、谷山さんならどれを選ぶか？を想像して答えていけば残れると。まあ素直に自分ならコレを選ぶ、ってものを選んでもいいんですけどね。
私は早々に脱落しました。どんな問題があったっけな。「不思議な国のアリス」でなりたいキャラクターは？とかね。一番の敵は何か？とか。正解は唐辛子でした。
ここで最後まで残った人のリクエストは「サーカス」。これはメジャーな方の曲、だよね？私も聴いたことあったし。
最後も恒例のジャンケン大会。谷山さんとジャンケンして、勝ち残った人がリクエストできます。負けと、あいこもダメ。
私は自分ではリクエストする気はないから、参加しなくてもいいのですが、もし権利がもらえたら友達にあげようと思って参加した。
そしたら、なんでしょう、欲がない人の方がいいんでしょうかね。結構勝ち進んじゃって。あと1回勝ってたら、最終決戦に残れたっていうとこまでいったけど、最後はあいこでした。負けなかったってのが私にしては快挙。ジャンケンなんて弱いんだけどね。今日はなんか勝負ごとしてれば勝ったかもなぁ・・・いや、そういう欲が出ると多分ダメなのよね(^ ^;
ラストのリクエストは「星のマリオネット」と「ただ風のために」。
これでリクエストは終了。
私はほとんど知らない曲でした。コアなファンの友達は1曲だけ知らないと言ってました、さすが。割と地味めな曲が並んだ感じでした。でも秋の夜にピッタリな、じっくり聴ける曲が多かったんではないでしょうか。
派手にバーッと発散するような曲はほとんどなかったですね。
そういう曲もちょっと聴いてみたいな。やっぱり今度は、通常のプログラムに行ってみようかしら。オールリクエストも、すごく楽しいんだけどね。
最後は、谷山さん選曲で、9月に出たニューアルバム「宇宙の子供」より「沙羅双樹」。アルバムでもネコさんが参加してるそうです。
アンコールは、ネコかるのファーストアルバム「Friendly Games」に、谷山さんが曲を提供した「手品師の心臓」。これ、ネコさんが谷山さんに曲を頼んだら、歌を作ってきてしまったそうで。ちゃんと歌詞がついてたんですね。で、谷山さんも自ら歌ってレコーディングしてるそうです。知らなかった・・・
この曲を聴けるとは感激！！歌うには難しそうなメロディですね。
やっぱり独特な世界で・・・素晴らしいメロディメーカーです、谷山さん。
この曲、もう一日あるオールリクエストの日にはやらなかったみたいです。7日に行ってラッキーでした。
これで全て終了。9時半近かったかな？やっぱり時間がかかるんですね。リクエスト大会は。こういうまったりした感じは、ネコかるで免疫ついてますから（笑）慣れてるし楽しいです。でもやっぱり谷山さん初心者の人にはちょっと難しいのかな？知らない曲ばかり並んでしまう、ってことになっちゃって。上級者向けかも知れないですね。
帰りは友達とお茶して帰った。ハイチコーヒーのお店で・・・私はコーヒーは飲みませんでしたが、コーヒーとカレーのお店みたいでいいにおいがしてた。カレーも苦手だからなぁ(^ ^; 味覚と胃腸が軟弱な私です。。。でもココナッツのブラマンジェも美味しかったですよ。
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