21世紀猫の手日記
DiaryINDEXpastwill


2013年08月30日(金) どっちが怖いか。

いやだなぁ、貞子3Dの2D版を見ながら仕事して、帰ってきてTVつけたら
リングやってるってwなにっ。こえぇじゃねぇかよ!!
おどろいて、TVのリモコン行方不明だ。
本体スイッチで切るか、リモコン見つけるまで見ないとならないのか。
はぁぁん!!

うん、それはおいといて、キンスキーの出ているDVDのレビュ〜を見ていたら、
(んなものを見て楽しむ)
むふ、結構無声版のムルナウのノスフェラトゥを見られている方も結構
いるのね。
と若干親近感がわいた。

ドイツ映画上映会みたいなので、無声版のほうは見たとおもう。
…そのときも、どうも、会場にいた最年少は自分だったようだ。
若者がいない、と思ったような記憶がある。

ヘルツォーク監督のノスフェラトゥと、ムルナウのノスフェラトゥだと、
ムルナウのほうが恐怖度で言えば上だと思う。
狙われる恐怖、視線の恐怖、ストーカー的ななにかに晒される恐怖。

ヘルツォーク監督のノスフェラトゥは、”だっれっからも愛されない、
(ま、下僕はいるけど)ノスフェラトゥが可哀相じゃぁあ!!!”
……につきる。イザベルねぇちゃんは、死体のように美しく、
雰囲気は絶対報われないラブストーリーだもの。

ヘルツォーク監督のほうをはじめて見た時は、雰囲気やお城が
むちゃくちゃ怖いと思った。そのころは、それほどキンスキー好きでも
無かったのにもかかわらず、うわ〜キンちゃんがかわいそうじゃぁ。

……話が戻ってしまったが、…こちらの恐怖は恐怖が広がる恐怖、
それと、孤立無援な気持ちになる恐怖、のような気がする。           

ラストの!!などんでん返しにはその後のZAZAの人生上学ぶところが
あったような気がする。

意外な落ちを日々の生活や仕事上につけてあげよう、みたいな〜。
まぁ、意図的な迷惑行為や嫌がらせなんかも込みで。


2013年08月27日(火) 黒異本の感想

竹書房から去年でた、”赤異本”がそこそこ怖くて面白かった。

竹書房から待てども待てども出てこない、チェック漏れかぁ?と
思っていたら、廣済堂モノノケ文庫からでていた。

作者本人が”心霊否定派”かつだれかに”心霊を否定する霊がついている
らしい”といわれたらしいので、かな〜り冷静に取材ができるのではないか?と
若干期待する。

ちなみに、赤異本でこわかったのは、作者の奥さんのテニススクールの
話だ。


………。で、読んでみて微妙なところが気になった。

うん、怪談を収集していたり、好きだという人に怖い話をメールで
送りつけた場合、ソレが本に載ったりしたら、それって、礼金とか
でんのかな?
ただ読んでくれ、使ってくれと無償で送ってくるのって、
動機がなんか怖いなぁ。

印象としては彼に”実際にあった怖い話をどんどん送ってくる”黒い人。
黒い人の話で一冊もつくらい。(ただし、そのままだと、 文章として
読みにくいので、リライトが必要なんだが……)

これはもう、黒い人と編集の人が直接あって口述筆記したほうが
エエのかもなぁ。先生の語り口も好きだけどね。

うーん、怪事が最終的に外園先生の前に出ちゃったわけだが……。

次は謎の畸形ネタになるのだろうか。

どーするんだろうなぁ。ちょっとだけ心配だ。

外園先生は心霊否定派なわけですが、黒い話ばかり送ってくる、
黒い人に直接あうのは全身の細胞が警報を出すみたいだけど、
……いやそれって、なんかもう危機回避本能と言うより
一種の霊感に近いんじゃないのかなぁと、今日読み返して思った。

心の底から否定派だったら、そもそも怖い話なんぞ集めないし、
怖いと思ったことも、認めないんじゃなかろうか。

うん、ちらっと思った。


でもなぁ、否定といっても、墓石や仏壇や正月のお参りがあるレベルか、
そんな事は一切しないレベルとか、パワーストーンのブレスはOKな
レベルとかw、人それぞれでなんともいえないけど。



2013年08月20日(火) 新耳袋殴り込み第二夜の感想

第一夜を買えなかった事が残念だけど、……これは、おもしろい。

新耳袋で取り上げた場所に行き、怪奇現象を録音・撮影してしまおうという
のがすばらしい。
……普通はありえないことを、撮ろうとする意気込みが……。


何が面白いかと言うと、作者のギンティ小林氏より、ガラスのハートの
ヒロモト森一さんのリアクションである。

傍目には、あやしいおっさんの肝試しにしか見えないのだが。

作者はギンティ氏だが、印税(きっとそれほど大金でもない予想)の半分は
森一氏と折半くらいが丁度なくらいの、もりあげっぷりなのだ。

なんか、これは、おもしろいぞ。


ZAZAは絶対行きたくないけどなぁ。


2013年08月17日(土) 謎の思考過程

そうなのである、昨日はひとつの問題に対して沢山の矛盾する解答を
捏造しつつ、そのなかから、一番穏当なものを選んでいるらしいという
事に気がついた。

似たような回答の中で一番よさそうなものではなくて、まったく違う答えの
中からなんだが、考えてから言葉に表す間にそんな過程があったとは、
あまり意識していなかった。

考えて話すというのは、意外と脳みそを使っているんだなぁ。うん。



2013年08月16日(金) インテルで言えばコアが5つか、あるいは単に処理ソフトが5つくらい…

昨日、友達とスカイプをしていて、どうも自分の言っていることに一貫性がないような!?というのに、突然思い当たった。ひとつの質問に答えが4〜5個。話をしながら、あれ?ZAZAこれじゃおかしいんじゃないのか…。

どこがどうおかしいのか?これは普通なのか?いやいや、どこが?


で、朝起きてから1時間ほど考えてみた。12%くらいの思考能力だから、(基準は高校生時かw)結構微妙な分析だ。自分で認識できる範囲で、自分の思考パターン的ななにかについての話である。

……相当、どうでもよいので暇な方だけ見てね。


問題1第二次世界大戦において、日本の補償金や慰労金が万全ではないので
まだよこせといわれる件。

問題2オリンピック日本でやる活動ってどうなのか?


パターンA(相当な傍観者:ものごとには上下左右も善悪も無く、人間が
勝手にあると思い込んでいるからあるのだろう)

1の答え:被害者と思っていると楽だからそういう立場になるだけ。
生も死も苦痛も楽しみも、あると思っているからある。
多分、人間の命だけが特別えらいというわけでもない、基本あがなえるもの
などない。多分、意味は無い。

2の答え:基本的に、人間のやることに意義も意味も、実はあるようで
ないので、どうでもよい。ないようであるという場合もある。
しかし、それもどうでもよいことなのだ。

パターンB(比較的上等な感情)

1の答え:国境は考え方は超えられんかもしれないが、埋められない溝を
埋めようとするのが、人間の発展的で偉いところなので、それで気が済む
なら、あげ続け、頭を下げ続けるのもいいんじゃないか。
理解し合えるのなら、理解のきっかけになるのなら。
自分以外は敵というのが、何年も続くとはせっかくの理性がもったいない。

2の答え:みんなが応援したり、ひとつになったり、やる気を出したり、
活気がでるし、目標を見つけることができるので日本でやろうぜ?
結構いいことも沢山あるはず。

パターンC(比較的悪いほうの感情)

1の答え:しつこいんじゃぁ!もう一回やって、勝ったらどうするんだぁ?
その場合は、テロが正当化するんだろう?
では、もう一度戦を(のぼうの城的な展開)……。
三菱重工+町工場の技ですっげー飛行機作っちゃうぞ。

2の答え:わしの口座に銭が大量にふりこまれるならやってもいい。
いや、むしろ自分以外の誰かの懐が潤うくらいなら、妨害してやるぅ。
溶けた燃料棒を細かく砕いてばらまくぞ(やりませんしやったら死ぬし)。

パターンD(記憶・経験から出る多少論理的っぽい考え方)

1の答え:開戦国かつ敗戦国なので、立場的に多分うだつはあがらないまま。
頼みの綱の経済力も、どうだかな?具体的に赤字の国なので、無い袖は
多分ふれないだろう。もう、鎖国するから何にも言わんといて。

2の答え:オリンピックなんかより、原発の汚染水の対応を。
関係ないかもしれないが、安心できること、隠さない事、
事故後は海外メディアの方が的確な報道をしていた。
……すばやく救助活動にきたどっかのでっかい船も一回沖に逃げたしねぇ。
そんな怪しい国に誰が来たがる?そんな国の製品が買えるか?

ついでに病院も足りない状態だし、いのししは増えるし、釧路沖に来る
秋刀魚は北上するとき汚染水の流れる地域はえらを閉じて上がってくる
ので息が続かなくて不漁だ。いや、これはウソだけど。

表面だけオリンピックで盛り上がって、どうする?
目の前の問題から、逃げているだけではないのか?もしくは、意図的に
原発から問題をそらすための、パフォーマンスなのか。

パターンE(屁理屈度がアップ)長くなるので略。

……パターンがEくらいまで出てくるので、しかも全部回答がバラバラ
なのだ、という事に気がついた。話すときはどれかの意見にしなければ
ならないのだろうけど、困ったことに答えの重さは出てきた数だけ
同じなのだ。

呼吸する矛盾、歩くアンビヴァレンツ・二律相反と名乗ってもいいかもなぁ。
うーむ、結構これは問題かもしれない。
何を言い、何を言わないかの取捨選択はみんなしているだろうけど。


2013年08月15日(木) ……。というわけで”探偵はひとりぼっち”を読んでいる

一冊の本を読んでいる間に、他の本の方が面白かったら、そっちが
先に読み終わったりします。

”探偵はひとりぼっち”はそこそこ分厚く、おもしろいんじゃないかな?
しかし、あいかわらず、ZAZAは犯人なんか誰でもいいし、動機も
……うーん、半分くらいで見当がついたようなつかないような。
酒のみっぷりも、猫は忘れないほどではないような……。


永遠の0のような、うおっ!導入うまっ!構成うまっ!ただ転戦した
場所とか名前とか飛行機とか興味の無い人は、そのあたりがネックに
なって読みにくいかもしらんのう。

…というのとは全然違う。一口にミステリといっても、間口広すぎねぇか?
と正直思った。


まーどうでもよろしいが、今読んでいるなんだかやたらと人が死ぬ話が
あって、寝てるときに自分以外全員殺されるってシチュエーションに
ぶっとびました。
いや?それさ、どんだけ自分ぐっすりおやすみになっていたのかと…。

薬でも盛られていたのか、なんだろうなぁ(苦笑)。

死人が大量発生したことより、ぐっすりすぎてへこんじゃうよな〜。
ううむ、これも解決したようなしてないような。

ようするに、最後の巻まで読めばわかるのかもしらない。

でももう、しばらくは本は古本屋でも買わないことにする。

いやぁ、ギンティ小林の”新耳袋殴り込み第一夜”を探していたら、
”第二夜”(角川ホラー文庫で7月25日が初版発行)を古本屋で
ゲットしてしまったのだ。きっと、読んですぐ売ったのね。

潔いが一夜とセットでおいといてくれれば、何も思わずに両方買ったんだろう
けど、新しいほうを先に手に入れてしまうと、なにかしらね、
この無常感というか、一夜だけ探すのがめんどくさくなるというか、
気がそがれるというか……。





2013年08月07日(水) 探偵は泥酔中

東直己の探偵はバーにいるシリーズの”猫は忘れない”を読んだ。

地元の人間なら、地理が頭に浮かび、行ったことのない人でも、ススキノ
へ行きたくなるようなかんじ?

映画では大泉洋が探偵役でしたね。

小説では、50すぎっぽい感じだったので、ちょっと驚いた。


実はZAZA、日記で何度もかいているけど、基本ミステリーは”別に犯人
だれでもいいじゃん”と思うので、読者としてはよくない。

殺人の動機は気にはなるけど、つまんねぇ理由でやったもんだな、おい、
などと読んでから密かに突っ込んでいたりするので、あまり楽しめてないと
思う。

なんで、その本かったんだと突っ込まれると、映画がそこそこ楽しかったのと
安く売っていたからである。最初の巻から買えよといわれると、それもそう
なんだが、……まぁ、おためしで新しめのを買ったと。

そういうことだ。


で、感想なんだけど、探偵、ほとんど待ち合わせだの聞き込みで、
痛飲してばかりなのである。読んでるだけで肝臓が硬くなりそうだ(爆笑)。

たぶん、純粋に謎解きが好きな人には向いてない小説なのかもしれない。

…サウダージとか飲んでみたくなるな。
うまいつまみも作りたくなる。

そうか、飲食文化小説なのか!?

なんか啓蒙された。

お勧め度は5段階評価で3.5くらいかな?


2013年08月02日(金) 喧騒と言う彼の意味するところは?

きっぱり麻生さんネタです。

ワイマール憲法を具体的に骨抜きにしたナチスの手法を、自民党も
やってみたらの件です。

うん、ブラックジョーク的な意味合いで言ったんだろうとは思うけど、
権力や発言力のある人が言うべきことじゃないよなぁ。

全文を読もうが訂正しようが無かったことにしようが、せっかくの
自由主義が、損なわれる感がありありである。


ZAZAがそんなことをいってもかまわない。


だが、彼は別。マスコミも実は大騒ぎしたほうがいいのだ。

ブログが大炎上しても当たり前レベルの発言なんだしなぁ。

いやいや、あれはねぇ、正直、世界中からヒットマンがきてもしょうがない
んじゃないのかと思う。出家して山にこもって死ぬまで山にこもって
しかるべき(苦笑)。

彼は嫌いじゃないが、選挙で勝ってずいぶんと高飛車な気分だったん
だろうなぁと想像する。


ただ、気になることが。

ZAZAの記憶違いかもしれないが、京都のときも喧騒の中で、撤回発言の
時も喧騒とおっしゃっていたようだが。

………、彼にとって喧騒の意味するところは
一部マスコミの暴走といいたいようだが、実は報道や発言の自由、
彼とは見解が違う自由な別の考え方、自分が不利になる報道そのもの
のような気がするのだ。

どーも、ニュアンス的に”余計なことをいうな”なものを、すごく感じる。


法律を変える発信力のある人々が、そんなこといってて、よろしいのか?
いやだなぁ、と思った。

京都発言と、撤回コメントを新聞で何度か読み返したときの印象。


zaza9013

My追加