21世紀猫の手日記
DiaryINDEX|past|will
2001年05月31日(木) |
いやー今日は風邪引いて辛いね |
風邪である。職員も患者もなぜだか風邪を引いている。 朝夕寒くて昼暑い。この温度差がかぜのもと(笑) ZAZAも今日は鼻水たらして仕事した。
鼻水が止まらない。何ccでたか、測ってみたい。ティッシュをはかりに載せてみていればよかった。 ・・・しかし、いくらなんでも仕事中それはまずい。
ZAZAのみがつかうティッシュを用意して、最初の重量をはかっておいて、あとは鼻かんだ分を全部測ってそれに残りティッシュの重さを足して、最初との差が鼻水量です・・・とね。 やりたかったんだけどガマンした。
・・・・正直な所、我慢して失敗だねえ。 もう、今日は凄くて、目の回りも痒いし鼻の周りも荒れるしのどは痛いし身体はだるいし、食べのものの味もわからない。おまけに、涙もでなくて目がいずく、顔は全体的にはれたかんじで、粘土を貼り付けたようないやーな感覚だ。
こんなに具合悪くなるなら・・・測っとけば良かったあー。 ひんしゅくを買ってもいい。今日は超後悔している。
「夕暮れに 小路で猫と にらみあい」 ここ2−3日赤い首輪の三毛猫と、家へ帰る途中で出会う。 何でにらみ合いになってしまうかというと、私の家の前にいるのだ。 むこうは、逃げようかどうしようか迷っている様子。 ZAZAは、猫がかわいいのでもっと見てようと、たちどまる。 で、にらみ合いが起こってしまう。 この猫、ZAZAの隣の家で飼っている猫で、ZAZAの奥の部屋の窓の下を通って自宅へ帰るときがある。 この前窓を開けて隠れタバコ(笑)をしていたら、窓の下をとおりたそうにじーっとみている。ちょっと身を引いてやったら、ささっと通って猫宅の塀の上からじーっとZAZAの顔をみている。 しかも、10分あまり。 ・・・そんなに、自分でもみたことないぞ。 今日も出会う。 猫、命名してやる。 おまえの名は 「ニャンコ先生」だー。 なつけよ。
あと、今日バイクで家に帰ってくると近所のガキ共が(3−4歳) 「あー、バイクだー」よしよし、わかってるからあんたらどきな。 「おじさん・・・」ZAZAのことかい! 子供たちには、バイク=新聞配達のおじさんなのか? いや・・・黒いヘルメットで、シールドはスモークだし、おまけにジャージ姿だからおじさんっていったんだよなあ。(冷汗) 顔見ておじさん呼ばわりなら、あんたら、・・・ひくよ。
2001年05月28日(月) |
夢でよかった、ど田舎の恐怖 |
じつはZAZA、都会がすきなのだ。 今朝は、罪悪感が吹き出ているような(笑)夢を見た。 ZAZAは、非常な山奥から、2時間以上かけて通勤している設定で、 今日は風邪で病院を休もう、地元の診療所でみて貰おう、と、 タクシーに乗った。診療所は休みで、公衆電話を探して、ナントカ村へ。 ナントカ村では、公衆電話が1台しかなく、それを運ちゃんと共に さがす、さがす、さがす! 探している間に、村民のおばちゃんが、タクシーは相乗りするもんだ、と、 5人も乗ってくる。狭いが、ここらの習慣なのでしょうがない。 うるさいおばちゃんを5人も乗せて、電話発見!職場に電話する。 そうして、自分の村へ帰ってくるのだが、日本海に面した小さな村で、 自分の家に帰るまで、ロッククライミング(注:フリースタイル)を しないと、帰れない・・・路がないから。とほほ。 やっとの思いで、家の前にたどりつくと、地中から手が生えている(1本) しかも、ピンクの毛糸の束を握っている。女の手だ。ホラーだ。 近所のおばちゃんに聞いてみる。そしたら、「にいぼとけ様は腐りきってから墓に納めないとのう」・・・・私んちの前で腐らすのかい!やめてくれー。 と、言った所で目が醒めました。よかった。 ・・・実家へ帰るのは敷居が高い(笑)と、いう夢と解釈しましたが。 ストーリ性のあるようなないような、フルカラーの夢なんですが。 寝てるときくらい、こうね、ロッククライミングとかしないで、 南洋の海に揺られているような、安らかな夢をみたいものでございます。 ほんとにもう。
2001年05月25日(金) |
出勤したくない日もあるのさあ。 |
・・・というわけで、悲嘆に暮れる人々の顔を見にゆくのが辛い日もある。 自分が辛いのに、ZAZAが行くと、「大丈夫だよ、はやくよくならなきゃね」などと、精一杯の笑顔を浮かべてくれるのだ。 もう、それみただけで、ああ、元気になる日がくるといいな、と思う。 しかし、そういうときは・・・ 「そうだね、」と、うなずくべきか、「まあ、ここにすむつもりでゆっくりやすんでいくといいよ」と、ゆうべきか。とほほ。 ま、住むのは・・・いくらなんでも嫌だろうから、「いやーもう、ぼけぼけして、退屈してうんざりして、外へ出たくなるまで休むといいよ」などと言っている。 どーも、ZAZAは、暗い話や辛い話を聞くとその世界に引きずり込まれてしまうらしい(笑)もう、自分もそんな気持ちになって、泣いてしまう時もある。まあ、それじゃいかんだろうと思うけど、「バルジ大作戦」みて、なく人間だからなあ・・・(どんなやつだ)。 で、泣かんけど苦手な話ベスト3。 1延々と恨み言・・しかも事件の時期は10年以上前。その上一晩中。 (言いたい気持ちはわかるが・・・仕事にならんぞ、ずっとじゃ) 2延々と泥酔者からの電話・・・ナースコールで席をはずすと怒る。 (しかもそれを本人は忘れている・・・体裁が悪いので忘れたふりをしてるのかなあ?) 3暴力団事務所からかかってくる電話 (暴力団に在籍しつつ精神科にかかるのはどうかと思うんだけど・・・。 組の若いものに電話かけさせて、ZAZAがでてから本人出るのだよ。うーむ、ま、殴りこみの予告じゃなかったから良かったけどね。) あ、でもこれって一般的に誰もが苦手か(笑)
病院に勤める人や、食品関係、いや、全人類の悩みと言えば、手あれではないのだろうか。 冬場になれば、お休み手袋や靴下。 がさがさしない入浴剤。 保湿。・・・それは婦人の永遠の課題。 ・・・かどうかはしらないが。(笑) ZAZAはとにかく手を洗う。勤め先では、1処置ごとに手洗い。 ま、1時間に2回以上は洗ってるとおもわれる。 家に帰ってからも、パソコンに向かう前には手洗い。 パソコンやってても、30分に1回は手を洗う。 正直な所、学校の図書館の本なんかは触った瞬間べたっとするから嫌だ。だからといって、調べ物をしない理由にはならないが、かなり嫌だ。 それはさておき、そんなに洗うとがさがさになるからまずくないかとおもうんだけど・・ならない。 職場で手あれの話になった。 つい、「ああ、ZAZAね。ハンドクリームは自分の油」「え?」 「いや、顔とか、おでことか」 「きたないー(笑)」 汚いかー?一応自分からでてるものだからアレルギーにはならないし、合わなくてあれるってことはないとおもうんだけど・・・。 そのあと、ZAZAが、水鳥の鴨とか白鳥とか自分の尾っぽの方に皮脂腺があってそれを全身に塗っているから沈まないんだよう、生物共通の知恵じゃないかあ・・・と、主張してもやはりそれは汚いといわれてしまったのであった。
どうも、採血の調子が悪い。 悪いと言っても取れないわけじゃない。 今日は2回やって取れたのだが・・・。 というわけで、採りにくい人ZAZA的ベストランキング。
1暴れる人 2騒ぐ人 3具合の悪い人
1と2は・・・ZAZAの平常心を奪いやりずらい。(笑) 3は・・・ねえ。ZAZAの修行不足も原因としてある。 具合悪いから入院しているんだけど。 具合の悪い人と言うのは活きが悪くて、血管も出てこない。 くけつたいで縛ってもでない。 血管に針が入ったとしても、注射器で引いてもでてこない。 そして・・・血管が破れて内出血する。 点滴のときもそう。 入れなきゃならないのに・・・腫れる。うう、ごめんよう・・。 他の科で修行と言う事も考えるけど・・・ それすると、そこの病院つぶれても困るし・・。 点滴失敗しやがって訴えるぞ、と、いわれるやもしらん。 しかし、なぜか・・上手い人がやると、入る。くっそー。 ・・・患者さん、ごめんよう。
2001年05月22日(火) |
何年で仕事に飽きてしまうか(笑) |
不肖、ZAZA9013。本店の精神病院から支店の精神病院に転勤してはや1年と少し。ぎえーもーいやじゃあああっ。飽きたアッ!毎日毎日同じことばかりさせやがっってええ!たまには、畑を耕させろ!救急車にも乗せてくれー。閉鎖病棟に職員も閉じ込めやがって!。患者と一緒に外散歩させろー!。 もっと楽しく、レクリエーションさせろー!。 と、・・・1年で、飽きてしまいましたよ。 本店は、仕事内容にバリエーションがあってよかったなあ。患者引取りから、断酒会参加まで。窓磨きから、便所掃除まで。←この人使いの荒さで黒字をキープしてたのか(笑) ところが、支店ときたら赤字の癖に助手さんに何でもやらせすぎ。 ポータブル便器ぐらい、看護婦が拭いたっていいじゃん。 ま、ここでの仕事は、病棟で患者さんを看ること。に、集中している。 盆踊りで櫓を組んだり、夏祭りでござを引いたり・・・。と言う仕事は、生活療法部の人たちだけでやっている。ま、こういう仕事はめんどくさくて、嫌と言う人もいるかも知らんが、ZAZAは好き。自分のストレス解消になるし、患者さんと一緒に作業して意外な一面を知る機会になるし、それよりも皆で準備するっていいよね。 夏祭りなんかやっても、純粋に引率するだけ。ま、患者さんの窒息に気をつけつつ、イカ焼きなんか食べるのをみてるていどだ。l ・・・楽だ。でも、なんかつまらねえぜ!。 ちなみに、前のバリエーション豊かな本店は3年半は飽きずに楽しかったな。 (笑)
2001年05月21日(月) |
つらくて、かなしくて、苦しんでいる人に |
辛くて、悲しくて、苦しんでいる人に、 「あなたよりもっと苦しんでる人がいる」と言える勇気を私は持たない。 かつては、そんなことも自分も言ったろう。
もっともっと、あなたより大変な人がいますよ。 でも、それを表に出さず、きちんと働いていますよ、と。 でも、それは、自分が悲しくないからいえるのだ。 自分が辛くないから言えるのだ。 自分が苦しくないから言えるのだ。
生まれてこなければ良かった。 とても、悲しくて辛い。 とても、苦しくて辛い。 そんな人に、「もっと辛い人がいますよ」 ・・・それが一体何の意味があるだろう。 その悲しみに耳をかたむけるのが精一杯のできること。
だから・・・余計なことは、いわないよ。
夜勤が入っている日は、大概昼まで寝ているんだけど、今日は違う。 朝の3時半に起きて、バイクでその辺を回ってみた。 海まで行こうと思ったけれど、めんどくさいのでその案は却下。 高台の高級住宅地のほうから、夜明けの町を見下ろす。 朝もやがかかっていて、ビル街が美しい。 エンジンの音やエアコンの音がざーっと低い音を立ててひびいている。 街の音だ。 ああ、本店のある田舎町から、引っ越してきてよかった。 この町の風景で、ZAZAはやる気が湧くのだよ。 ホームポジション、という感じ。 高台を下り、川沿いまで行ってみる。 4車線の広い橋は、大して車も走っていなくて、川に沿って空が広がっている。鼻歌的には、「川の流れは誰も―」BOOMである。 降りて川を眺める。 川沿いの遊歩道に、犬を連れて散歩している人々を見る。 この川沿いのビル群の感じがちょっと大阪に似ていて好きだ。 川の音を聞く。 たぶん、山々からの雪解け水が流れ込んでいるのだろう。 夏よりずっと水量が多い。濁流だ。 橋の手すりのところにタバコを消した痕がある。・・・ここは、眺めのいい立ち位置だったのか。どっかの誰かもここから、川を見ていたのだろう。 滝だの川だの、水場に霊はひきよせられると、TVで言っているけど、 人も引き寄せられるのだろう。 こころやすらぐ(笑)マイナスイオンな音がする。 繁華街を掠めて通る。 朝まで飲んでいたらしい、元気のいい人々の顔はまだ酔いを残して、一様に赤黒い。涼しい朝の風にあたって、本人たちは爽やかに見えるが、汚い色だ。 間抜けにみえるから、ZAZA、機会があっても、朝まで飲まないことにしよう。 などと思いながら帰ってきた。
2001年05月19日(土) |
早起きは3文の得かな |
昨日は、実はたくさん抑制について思うことを日記に書いたら・・・どうもオーバーしたらしく・・送れない(笑)・・・削ってあんな感じになりました。 今日は休みにも関わらず、間違って出勤してしまい、ちらっと仕事して帰りました。いや、これが休みなら昼まで寝ているところだから、まあ、ちょっと時間的には得をしたのかもしれない。ちょっとくやしいけれど。 そして、朝、日記書いちゃうところが小学生だね。今日は何をしよう。
2001年05月18日(金) |
患者さんを縛る(!)抑制について |
なんでも、旭川の何とかという病院では、80過ぎたじい様が、車椅子にすわってて、抑制から逃れるために看護しだか婦だかが、そのへんにおいたライターで抑制帯に火をつけて逃れようとしたらしい。・・・で、その車椅子ごともえてしまって、火傷をしたそうな。
だんだん(笑)日記じゃなくなってきているが。 その辺で思ったことなど1つ。
本店にいたときは、抑制は年寄りがいなくて、あまりやったことがなかった。
というか・・・。
アルコール依存症で、幻覚が出た人や、覚せい剤で、あっちがわにひどくいっている人ならある。
・・・ま、そういう感じで、自傷他害の思いっきりしそうな人を抑制・・つまり手足を保護室(ま、暴れても壊れないように物が置いてない個室)のベットにしばる。ということはあった。 そういう状態の人は、ご飯食べられないし、点滴もまず抜いてしまう。 それに、幻覚妄想状態で「うおおおおっ!UFOに乗って宇宙人が攻めてきたから戦ってるんだ!」などと言い張る人に、「まあ、いいからご飯たべなさんせ」といっても難しいじゃありませんか。 ここは、1つ地球の平和のためにたたかってもらいましょう、と思うのが人情だ(笑)けれども、不眠不休で戦う彼にも脱水症状とか、壁をたたいて手を骨折、とか、それも気の毒である。 「おまえがエイリアンだな!」などといわれて殴られるのも嫌だしね。 ・・・・そういう事態での抑制ならある。 年寄りを抑制するのはいやだなあ。
2001年05月17日(木) |
バイオハザード商店街 |
今日は仕事は楽でした。しかし、どきどきしながら出勤した。 夢見が異常に悪かったのだ。
近来まれに見るくらい、夢で疲れた。 ZAZAの実家は電車の線路沿いに、いくつも商店街があって、うなぎの寝床のように長くなっている。
夢のなかでは、その商店街端っこから1丁ずつゾンビの群れから開放してゆくのだ。 そう、バイオハザードのように。(笑)←カプコンのゲームだよーん知らないヒトは借りて1度やってみるといいのだ。
・・・武器は、懐中電灯。サブマシンガンのように、光の球が連射する(笑) けど、マグライトのような高級品じゃなくて、昔ながらの民宿の壁にくっついていそうなやつである。 それをもって、商店街をふらふらしている、ゾンビを撃つのだ。囲まれるとヤバイ。戸も、ゾンビがぶち破れる戸と、そうでないドアがある。
つかれたら、セーブもできる。セーブポイントは(電話だったらマトリックスみたいでかっこいいのだが)郵便ポスト。
1丁目を、解放して2丁目に入って、あれ?敵が少ない・・・と、思って振り返ると、小型バスが背後からやってきて、ゾンビの群れが商店街に乱入。(今思うと・・・ゾンビ満載の小型バスって・・・(笑)・・・なにもの?) 囲まれるとまずいので、とりあえず美容院へ入って戸を閉める。ゾンビはあほなので開けられないドアも多いのだ。美容院の中へ入ってきた奴を、1匹づつしとめる。 なんとなく、懐中電灯の球の勢いが悪い。・・・電池切れか!。室内を物色して、替えの電球と電池を発見。部屋の外には、ゾンビが多数ふらふらしているけはいがする。よし、これで一気にかたづけてやろうじゃないかっ!・・・と、思ったところでめがさめた。
・・・はああ、疲れたよう。
これって夢判断するとどーなんでしょうね?
しかしまあ、なんですね。 今日は注射を1回売って1回成功したから、成功率100%と、いばっていいのかなあ。前のとこだと、最低でも朝、点滴を6人はする羽目になっていたというのに・・・。点滴、採血、尿の管を入れる等、技術は落ちてゆくばっかりだ(笑)いいのかZAZA。 反対に上手くなったのは・・・なんだろう。あ、例の薬つくりか。 1時から4時までかかる、薬のセット(笑)こんなの、早くなってもちっとも嬉しくないぞ。 あとは・・・。ああ、人間が丸くなったかもしれない。ストレスの少ないところへ来て。 今日は30分くらい1人の患者さんの話を聞いた。こういうとき、精神科はいいなーとおもう。聞く時間があるから。・・・いや、忙しい病院もあるだろうけど。普段は、聞けないだろう。30分は。 面談とかゆうことになるんじゃないのだろうか。きょう、担当の患者さんは5人いたのだけど、その、楽しくない作業で午後一杯かかって、1人と30分話して後の4人はおのおの10分くらいしか話を聞いていない。 まあ、向こう様がいやじゃなかったら、最低でも1日20分くらいは話したり、聞いたりした方がいいだろうなあと思う。 時間じゃない、会話の質だ。と、いう説もあるけど(笑)
そういやあ、学校へ通うようになってから、気がついたことがある。 ZAZAの仕事には、論理と根拠がかけている。(笑) 常に経験と直感といきあたりばったりであった。 それはそれで、たのしくていいのだが。 どうやら、そればかりだと、行き詰まってしまうらしい。
でも、天気のいい日は 「ひなたぼっこしようか」って、いっしょにぼーっとするのもいいじゃないか。・・・やっぱ、給料泥棒だなー。ま、いっか。
うちのばあちゃんはじじいの 死後、一人で住んでいる。・・・寂しいのかもしらん。 そんな婆の楽しみは、法事である。今日も行ったよ。客として(笑) ちょっと身内が集まって、ちょっと皆でものをたべて、婆も徳を積むらしい法事は、なかなかいい娯楽だ。 ただ、最近婆も衰えてきて、先月私が来た事をお忘れになっている。 来たようなこないような・・・。カレンダーにつけているんだけど、次の月になると捨てちゃうから解らなくなるようだ。 婆はいい。恵まれている。いや昔の舅婆は意地悪だったという話ばかり、最近は私にするのだが。・・・けどいいよな。娘が近くに住んできてくれるもんねー。1日1回は様子見に。孫は月1しかこないけどさ。身内が来て、一緒にご飯を食べるのが嬉しいといってくれると、つい掃除機かけたり、その辺ふいたりするよ。(笑) ただ・・・。持病が高血圧で、なんだかしらないけど、ペースメーカー入ってる婆が、チャーシュー麺食べたいといいはるんだよ。やっぱり止めた方がいいんだろうか?。人生最後のラーメンになってもいい。っていうから、一緒に食べるんだけどね。こういうときは、汁は飲まないで麺だけね・・・とかいうらしいのだが、自分も母親と汁を飲む飲まないで喧嘩した事があるから(身体に悪いから飲むな、というレベルでのあらそいである、ちなみに私は月見だから飲むと言い張りののしりあいになった(笑))、最初から絶対汁は飲むな・・とはいえない。汁はしょっぱいからちょっとにしようね。が、言えてせいぜいか。
法事のあと、バイクで海岸までいった。 波の音がした。いいかんじ。 寒いからサーファーは1人しかいなかった。 海の水は手をつけるとまだ冷たかった。 薄手のウエットスーツでつめたいだろうよ、 サーファーのにいちゃんは。 空は、遠くまで晴れていて、このまま砂浜で横になりたかった。 ああ、街まで戻って学校行くのがめんどうだ。 でも、もどってきちゃうんだなー。まじめだね。
日記を書くには時間が早いけどもう今日は後学校行って、復習やったらおわりなのでかくぜ。 今日は実家に帰ってきた。 実家は、山より。バイクで1時間くらいの快適な距離にある。
家に行ったら、まず母親が、「これ、このまえ山行って撮って来たの」と、春の花々の写真を見せてくれた。 なんか、凄く鮮明で、いい写真なのだ。 ・・・ちなみに、私のカメラはキャノンオートボーイ2。母からもらったものだが、軽く10年は経過している代物で、「古い、重い、ものすげーシャッター音」と、3拍子そろった古物だ。 それでも、レンズ付きカメラよりは数倍鮮明でましな写真が撮れると重宝していたのだが・・・。 「・・・これって、接写レンズ・・・かなんかでとったの?凄いきれいじゃない」春の花のテレホンカードにしたくなるようなアップの写真であった。 「このカメラで撮ったの。お父さんが、これ私にくれるから、もっと言いの買う、っていうんだよねえ」 と、出てきたカメラは・・アサヒペンタックスMZ10.マクロレンズと望遠レンズと、なんかしらんが、変えのレンズが3つもついてる。 かしてもらうと、おーとぼーい2より、断然軽い。焦点もあわせてくれる。 マクロレンズで、いい写真が摂れそうじゃないかあ。
ZAZAはすかさず、自分のリュックから無用に重いオートボーイ2を出す。 ZAZAも、写真好きなので、夜勤の日の朝焼けの町の写真とか、仕事中にとったりしている(笑)・・・カメラは常に持ち歩き。重いけど。 母「これじゃねえ・・・。シャッターの音が凄いもねえ。ばしゃって。」 「いや、音はいいけど・・・おもくってね」 母「カメラは、今は安いけど下取りしてくれるからねー。あそうだ、お父さん、カタログもらってきてたわ。みるかい」 そこにはキャノンやらニコンやら本体と、レンズ3本くらいつけると20万くらいしそうなカタログがあった。 そこそこいいのを買うつもりだな、親父よう。 しかし、たまに実家に帰ったらよそのうちはどんな話題で盛り上がるんだろう。 ・・・カメラの話で盛り上がるうちはおたくな家族ではないだろうか。 (笑)
夜勤へいってもどってきましたー。今日は雷波少年にまにあった(笑) ビデオ取れよ・・と言う感じなのだが、11時までに帰るのがいいんだよねー。うれしい。早く帰れて。 精神発達遅滞とか精神薄弱とか・・・わかりやすくいうと知恵遅れとかいう人が、2割くらい患者さんのなかにいる。 不思議なのは・・・。発達遅滞の人の存在なのだ。・・・それでは、つたわらないね。この表現では。 一言でいってしまうと「年取らない?」のだ。 ふつー・・・、並みの人は、子供から大きくなって、まあ、男ならチンポに毛が生えて顔にひげも生えて大人になってしまう。 背も伸びて、筋骨たくましくなり・・・ってところなのだが・・・。 学校では何とかトリソミーとか、染色体がちょっとちがうから、とか習ったようなきがするけど、そういう人を目の前にすると「不思議だなー」と、思ってしまう。 私より年が上なのに、体格は子供のまま、お肌もつやつや。けの方は生えている人も生えていない人もいる。もちろん背が大きい人もいる。 心臓に障害がある人もいる。あまり、長生きしない人が多い・・・というような話も聞くけど。 思春期てまえで、体の発達は止まっているようだ。 心のほうは、やっぱりそんな感じの人が多い。 病院に入院するより、事情がゆるせば、お母さんのそばで生活した方がいいのかなあ・・・と思ったりする。
しかし!なぜ手にうんこつけて、看護婦さんのところへくる! 「これ」じゃない!おこるぞこらー!つうかおこっっちまったぞ! しかも、ひとのうんこだ!かまってほしいのはわかるがうんこはやめれー!
2001年05月10日(木) |
誰だろう・・・・誰だったんだ |
学校へ行く途中、1台のでかいジープが・・・。 女だ。「やあ!ZAZAちゃんこの辺すんでんのー」 誰だ誰だ誰だ!わからん! 「うん、今学校行くところ」(遅刻するところだった) 「・・・・!」なんかいっていたが。赤信号。 「じゃあっ!」と、すたすたといってしまったのだ。私。 誰だ誰だ誰だ!職場の人じゃない。 前の職場の人じゃない。 前の前の職場の人は私がいたことさえ忘れているはず。 ・・・・・誰だろう。あの髪あの顔あの化粧・・・はしてなかったからよけいわからない。 授業2時間目にして思い出す。 前の前の前の職場の人だった。 年賀状のやり取りはしていたが、今年で途切れた。 そーか・・・冷たかったかもしれない。 すまねえ・・。 前の前の前の職場ってのは、異常に人間関係が良くて、宴会のとき座る場所なんかを考える必要がなかったんだよ。いい思い出ばかりだった。 彼女はそこを経て、いくつかパートをして、主婦状態なので、ZAZAの印象もいいままなんだろうなあ。 いまじゃあ・・・・すれちまって、合わす顔ないねえ。 短期間で10年分以上の、くそばばあ化がすすんじまったからなあ。 大人になったってことかねえ。 ふう・・・。
2001年05月09日(水) |
婦長に似ている・・・・てぇ? |
支店に来てからはや1年。 患者さんに最初よく言われたのが、「婦長さんに似てるね」。 ・・・・「ああ、そ、そうなの?」。
実は本店では、いわゆる薬系や、そっちのほうの患者さんが多くて、「や」 から始まる職業の人や、彫り物入っているような人が多い病棟にいた。 ・・・だから、何となく自然と気合が入ってしまって、今いる平和な所ではちょっと浮いているというか、いちいち態度とか目つきが必要以上にきびしかったかもしれない。態度も、えらそうに見えたのかい?などと一瞬の内に思ってしまって、そういわれるたびに「・・・そ、そう?」と返事をするのが精一杯。まだ、態度大きいのね、前いたところの影響を引きずっていたのね・・・。とか、思っていた。婦長は50過ぎだし、顔はにてないからね。
しかし、その謎が!今日解けたのだ! 売店へ患者さんと行ったときに、おばちゃんが「あらーZAZAちゃん。婦長さんに声そっくりだねー、後ろ向いて仕事してたらわかんないわあ」そうか・・・そうだったのか。
だから、電話を取って、「はい、ピー病棟です。」といった瞬間外来の婦長や、ケースワーカーが、何の前置きもなくいきなり難しい話をしだすわけだ。しかも、早口で。 だから去年は、電話とるたびに「あ、ちょっとお待ちください、解りそうな人に代わります」が多くて、 「頭の悪そうな奴にいきなり難しい話をする」という嫌がらせの一種かと思ってあまり電話に出ないようにしていたのだ。(笑) というかー、電話に出る権利を他人に譲る事がおおかったのだ。
・・・役にたたない、やつだなあ。
今日は注射を5回して1人失敗してしまいました。 ・・・なーんにも、いわずにガマンしてくれた患者さんありがとうよう! そうさ、こういう失敗の山を重ねて、医療者というのは、大成するものなんだよう。 いや、ZAZAだから、静脈が腫れるくらいですんだのだよ。 これが、医者なら屍の山を築いて1人前になるのであろう。 あー、・・・医者じゃなくて良かった。 じゃなくて、うまくなるぜ。 一応・・・金取ってるんだからなあ。 ごめんねー。へたくそで。
2001年05月06日(日) |
あちこちからおせわになる |
しかしまあなんですねー。8時頃、レンタルビデオを返しに行こうと思ったら、電話が次々となってなかなかゆけませんでした。 親だったり、知り合いのおばさんだったり。 ・・・やっぱり心配なんだろうなあと思う。 自分的には、経済的に自立できているから、そう心配しなくても・・・。 と、思うんだけど、そうでもないんだろうなあ。 (笑) まあ、学校ではそこそこ不適応だし(笑)、仕事も「ちゃんとやってるかい?」などときかれると、「うーん。まあまあだね」以上の答えはでてこないしねえ・・・。 楽しく働けるよう工夫はしているんだけど・・・。 ちゃんとやってるか・・・いやー。正しい答えは「3−4か月に1回はずるやすみしています」か。(笑) ここ2年ばかし禁煙していたのだけど、連休に入ってから喫煙を開始・・・。カラオケにいったり、だらだら過ごして、ぜーたくを満喫。 今日でタバコもおわりさあBABY・・・貧乏だからね。
2001年05月03日(木) |
心豊かな休日にしたいような・・・ |
しかしまあなんですなー、連休ですね。 もう出勤したくないですね。 今日も休み。 しかし、なんだか4時半に目が醒めて←朝・・・ 8時半までご飯食べたり掃除したり洗濯して活動して・・・、それからまた寝た。6時半には洗濯物を干していましたね。 うちは防音がいいけど・・・はっきり言って迷惑だろうなー。休みの早朝うるさいのは(笑) それから午後1時まで眠ってしまい・・・これといってすることも思いつかないので美術館へ行ってきました。連休だから混んでいた。 あまりストレスの解消にならないトークを友達と電話でして、それとは他の友達と明日遊ぶ計画を立てるのであった。 なんか、酔っ払いが出そうな計画だ。
・・・・ストレスの解消にならないトークでは(笑)本当の自分について(笑)語り合いました。つい、えらそうな表現をしてあまねく人々から尊敬されたいとか、大金持ちになって楽したいというのも、本当の自分なんだよねーとか。そういうふうに、見られるのもいやで、謙虚そうに見せかけるのも本当の自分(笑)とかいう話で、もり下がりました。あとやっぱり、幽霊っているよね、いないとしても「とりつかれてる」としか表現できんものってあるよねっとか。
ZAZAは楽をしたいんですけどね。 楽は出来ない星の下に生まれているようで、遺産が何億とか、宝くじに大当たりとか・・・ないもんね。
ZAZA大金あったら、マンション買って、ネットやって、画描いて、あんまり外でないで、小さく小さく暮らしたい。別名、積極的引きこもり(笑)。 ほとんど、人とも会わないで、外行くときは、沖縄へ泳ぎに行くときだけ。 それも、年2回位(笑)。大金持ちでも、沖縄どまり。
あー、ほんとは自分のことだけじゃなくて、人のことも考えられるような、理想がもてればいいんだけど・・・。 今はきっと、自分の事だけでいっぱいなんだろうなあ。 もうなんかねー、一人で浜辺で焼きそば食べたいような(笑)感じ。
2001年05月02日(水) |
今日の仕事はつつがなくおわりて(笑) |
今日は普通の勤務でした。
日勤ですね。
連休で売店が休みになるんで、患者さんたちはおやつやタバコの買いだめに走っていました。4日休みはやはり大きいのか。 病棟の方も、連休にかけて、薬を先の分までもらっておいたり、お医者さんから、とりあえずの連休中の指示をもらったりしてちょっと忙しかったです。 しかし、ZAZAは今日という今日はあえて、ばたばたしない仕事をとった。 ・・・連休にはいるのに、あわてて、薬なんか間違っていたらたいへんである。 看護婦さんっつーのは、なんか知らんけどいそがしそうじゃのー。と、入院した経験のある方なら1回くらいは思うのではないでしょうか。(いや、まれにすげーひまそう・・・というところもあるかもしれないけど) ZAZAのいる病棟は「薬を作る」のに時間がかかるところなのだ。 え?薬を作る?それって薬剤師のしごとじゃあ・・・。 いや、そう。看護婦さんの「薬を作る」は、ただしくは「薬をセットする」ということなのだ。 と、書いてもわかりにくいかも。 このプロセスは(笑)赤字病院においては、概ね非常に煩瑣なものになっております。えー、つまりですね、2週間分つながっている薬をばらばらにして、患者さんの名前のはんこを一つ一つ押して、朝、昼、夜、寝る前にわける・・・。 ここで、大病院(笑)にかかったことのある人は「え?」と思うはずだ。 たいがいビニール袋で薬の上のほうが白くなってて印刷で
朝食後薬 柏木三太様
・・・とか入っていたりする。日にちが入っているときもある。 そう、黒字の本店はそうだった。しかし、赤字の支店は違う。 そんな・・・薬の器械も買えないようだ。半透明の破れやすい紙の袋で、シャチハタスタンプで一つ一つ手押しの職人技を磨いてゆくのだ。1日3回の薬2週間分を押すだけで、42はある。それを全部一つずつばらばらにするのだ。 ・・・紙袋のくすりは、破れやすいよ・・・・。
それに寝る前の薬、朝/夕1日2かけの薬など、ばらばらにすべて押すのだ。なぜ全部セットしてはんこ押しの数を少なくしないかというと、微調整ができるように・・・ということらしい。ということで、夕1回だけの薬があっても各食後の薬とはいっしょにせず、それはそれではんこ押すのだ。
これをやっていると、ZAZAの脳裏には、「TVチャンピオン看護婦薬セットはやわざ選手権」とかいうようなフレーズが浮かんできて、他の人の手の早い動きをみると噴き出しそうになってしまうのだ。 笑うな、働けZAZA(笑)。 でも、11時半くらいから初めて3時過ぎまでかかるのはどんなもんでしょう。 時間・・・かかりすぎだよねえ。どう考えても。 やはり、赤字病院はいけない。 ま、つつがなくおわったからいいけど。
今日は休みでした。しかし、昨日仕事明け(4時間くらい眠ってから)にちょっと友達と晩御飯食べてカラオケいって帰ってきたのが5月1日の0時過ぎ。 ・・・・午前様でしたね。 で、それから何時におきたかというと・・・・。今日の午後2時。 起きたら昼すぎ。あー1日がもったいない。 夜勤でまったく寝ていなかったせいか。それとも、こうやって人は老いてゆくのか・・・。(笑) んー、たしかどっかで聞いたんだけど(あとでしらべてみよう)看護婦って、平均寿命短いって話なんだけどほんとかな・・・。 いや、毎朝決まった時間に起きて寝て、週1回くらい遅寝遅起きなんて生活に比べれば・・・不摂生だから当然か。 ・・・お坊さんなんか・・・ながいきだろうなあ。と、思う。 なんかイメージ的に、早ね早おき精進料理みたいな。(笑)
zaza9013
|