かわいい いちまさん hoge 2008年10月12日(日)

いやはや、すっかり涼しくなってきましたね。

というわけで、衣替えです。

お人形の。


人間のさえ、ちゃんとすませていないんですけどね。
というわけで、本日はお人形さんネタです。






我が家には、2体のいちまさんがいます。
左が私のお人形、たみちゃん。
右がブーのお人形でりかさんです。
(もちろん、ネタ元は梨木香歩さんの「りかさん」です)


たみちゃんは、オークションでであいました。
本当に運命の出会いというか、ビビビときたんです。
ページを開いた瞬間、たみちゃんの写真が私に
「お宅にいくわよぉ〜」といったんです。マジで。
またまた、人形オタクがアホなことを〜と思うかもしれないけど、本当なんです。
今でも、ネットでいちまさんをいろいろ観回って、
他にもすごくかわいくて、きれいで、欲しいなぁ〜〜と思うお人形さんはいるのですが、
「お宅にいくわよ」というお人形さんはいまだにたみちゃんの他にはいません。






たみちゃんはかわいいあどけないお顔なので、気軽にちゃん付けですが、
昭和初期のお人形で、私より全然年上です。
「光得斎」の銘が入っていて、他の光得斎のお人形たちは結構高値で落札されています。





たみちゃんも、他の入札者に、
気に入ったお人形さんはかなり値が上がっても入札、落札される方がいて
「もう駄目かも・・・・落札する前から名前つけちゃってるけど、トホホ〜」
とか思っていたら
終了2,3時間前からだれもつけなくなってしまったのです。
「???よくわからないけど、ラッキ!!やっぱ運命ね!!」
と思っていたら、終了3時間くらい前に、瞳に怪我があることがわかり、
更新情報(ページの下の方に掲載される)で、
アナウンスされていたみたいなんです。
出品者の方はしかも、入札の取り消しを何度も
アナウンスしてくれていたみたいなんですが、
私は全然気がつかず、嬉々として落札してしまいました。


結局、出品者様がいろいろ取りはからってくださり、
我が家にきたわけですが、
やはり手にしてみると、本当にあどけないかわいいお人形さんでした。
値が上がり始める前に痛みがわかり、
皆が入札しなくなったのでどうにか私にも購入できたわけで、
やはりうちにくる運命だったのではないかと、妄想するのです。



届いてみると
目以外はこれといって、大きな痛みはみられないものの
やはり昭和初期のお人形さんです。
頭はぐらぐら、髪の毛は抜ける、顔は幾分すすけて、お着物は埃だらけ。
これはどうにかしたいと思いながら、
自分に出来そうなことは、「着物を洗うこと」くらいしか思い浮かびません。

で、着物知識ゼロの私はさっそくあらってしまいました。
結果、着物はボーロボロに。
もちろん、洗濯機で洗ったわけではありまっせんよ。
エマールで、そ〜っと押し洗いしたんですが、
あらってる先から、色が落ち始め、縫い目がはだけはじめて、修復不能に。


ネットでいちまさんのお着物をいろいろみてまわったのですが
お着物、とっても高いのです(手間を思えば適正な価格なのかも)。
なので、自分で縫い始めたのですが、
(腐っても、洋裁科)
まだ単衣のお着物しか縫えないうえ、私の持っている本では
「長襦袢」「かさね」「着物」の3枚を重ね着させるのですが、
現在「かさね」が2枚しか縫えていません。
(所詮、洋裁科・・・和裁難しい)
どうしても「長襦袢」を縫う気になれず、ストップしていたのです。

そんなときまたネットでとても良心的な価格でとてもかわいいお襦袢が出品されていました。
これです。たみちゃんに似合いそうなかわいいお襦袢。


以前は素敵な生地をお分けいただきました。今回はお襦袢を。


 
自分で縫ったかさねです。単衣ですが・・・



着たとこ〜〜。




うまく着せられない〜。
しかも、かさねは、少し大きいようなので、肩あげで調整しないとがぼがぼ。




次は下の生地で着物を縫う予定〜。




こんな事なら和裁の授業とっておけばよかった〜と思う今日この頃です。



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