10年くらい前、いやもっと前のことだったか、女性の先輩が定年に5年を残して早期退職した。退職の理由は、趣味で続けていることが膨らんできて、時間が足りなくなった、時間をもっと自分の好きなことに注ぎたい、ということだった。
その頃の私には、退職理由が理解できなかった。彼女の趣味はお茶だった。でもお茶の先生というわけではないという。それでも趣味に自分のリソースを投入したいものなのだろうか。仕事で得られる収入を捨ててまでも。
今の私には、彼女の気持ちがちょっとわかる。豊かに生きること、会社に時間を注ぐこと、収入を得ること。このバランスが少しずつ変わっていって、決断に至ったのだろう。彼女は独身で、子供はいなかった。会社でのポジションも私と同じ。貯蓄や収入に対する感覚も似ているものがあるのかもしれない。
さて、私の場合はどうなることか。
2010年10月30日(土) |
リタイヤおじさま達からラブコール |
リタイヤおじさま4人組から、突然ラブコールあり。ずっと前の大ボスの命日間近なので、墓参りに行って、その流れで飲んでいるんだって。来月のイベントへのお誘いだった。
こうして声がかかるというのは幸せなことだ。それがオジサマであってもね。
それにしても、いいなあ、リタイヤ生活。早く仲間入りしたい。
若年性アルツハイマーのチェック項目に当てはまるんだよね〜 例えば、 『短気になる』とか 『全体の状況を把握できなくなり、細部にこだわる』とか 『最近、頑固になった』とか
と、身近な人に言ったら、
「最近そうなったわけじゃなくて、ずっと昔からでしょ」
と言われた。そうかも。
いくつ当てはまるかな。
・疲れやすい ・根気、集中力が続かない ・頭痛、めまいがする ・不安を感じることが多い ・軽い物忘れをする ・仕事の能率や量が悪くなった ・全体の状況を把握できなくなり、細部にこだわるようになった ・眠れない ・うつ状態になってしまう ・最近、頑固になった、又は自己中心的になってきた ・家族にアルツハイマーの人がいる、又はいた
ほとんど当てはまるぞ。若年性アルツハイマーのチェックリスト。
あれ? 一年前も同じようなことをしている。う〜ん・・・。
健康診断の結果は今年もオールA。もう何年もずっとこの成績だ。
隣の席の人が私に言った。 「いつでも海外赴任OKってことですね!」
海外赴任の必要条件は三つ。 (1)TOEIC600点以上、(2)健康診断で異常なし、(3)VISAがおりること。 若い人はTOEICがクリアできないことがあるし、中堅になると健康診断でひっかかる人が多いらしい。なのに私のように“お呼びでない”人が条件だけはクリアっていうのも皮肉な話。
あ、そう言えば、次の日曜はTOEICテストだ。二年前に受けたときから、たいして勉強していないが、ポッドキャストでのリスニングの効果はいかに。
土日は休み、夏休みも年末年始の休みもある。 有給休暇はたっぷりもらえる。そしてほどほどのペースで取得できる。 いざとなれば介護休暇ももらえる。 自宅から勤務地まで片道1時間程度で行ける。しかも通勤の電車で座れる。 夏の炎天下や冬の寒風にさらされずに仕事ができる。 課員の評価から解放されている。 お客様への価値提供に直接つながる仕事に就いている。 仕事をしくじっても、人の命にかかわることがない。 残業を強いられることがない。 パワハラする上司がいない。 急に雇い止めになることがない。 そしてなにより給料がかなりいただける。
こう書いてみると、私は非常に恵まれている。
なのに、なんで会社にいきたくないんだろ。
明日は朝寒いらしい。いやだなあ、朝寒いとベッドから出られない。ただでさえ、会社行きたくない病で朝起きられないのに。
この冬はちょっと辛い朝になりそうだなあ。せめて、睡眠時間をたっぷり取ろう。
大学の恩師から連絡あり。研究室の学生が、当社への就職を希望しているので、相談に乗ってほしいとのこと。はい、私にできることなら、どんなことでも相談に乗りましょう。
私が就職したころは、女性でこの学科出身というのが珍しかったし、しかも院卒というのも少なかった。私が企業内でどういう仕事をしているのか、社内での扱いはどうなのか、そういうこと一つひとつが、後輩にとっては貴重な情報だったのかもしれない。研究室の先生は、学生に話を聞かせてやってくれと、毎年のように学生を私に紹介した。
だけど、それからもう●十年。均等法も定着(?)し、当社に限らず、女性の技術者も増えたし、女性管理職も増えた。女性だからと言って特別扱いされることも少なくなった。今更、私の話なんて、役に立たないと思うんだけどね。
会社とは全く無縁のプライベートの集まりで、世代の違う人たちと飲み会。 上は社会人10年目から(あ、もちろん私がその上にいるけど)、下は就活開始間近の大学生まで。
中に理工系大学院生がいて、就職先も決まった、と。ほ〜良かったね〜、なんて話の流れから・・・。
「tamaさんはどんな業種なんですか?」
あ〜やっぱりきたか、この質問。メーカー、と答えると次の質問は、
「どんなもの作ってる会社です?」
それをいうとほとんどわかってしまうのよね。社名をいう必要もないけど、変に隠すのももったいぶっているみたいで感じ悪いだろうし。えーい、面倒だ。言っちゃえ。
ということで、言っちゃったんだけどね。そうなると次の質問はこれ。
「技術系ですか?」 「総合職ですか?」
そうきたか。若者らしい質問だなあ。総合職なんていう概念、いまだにあるのね。死語かと思っていた。それに、技術系と言えば技術系だけど、まあ、この年齢になるとそういうのはあまり関係なくなっちゃうのよね〜
でもまあ、若者の概念からすると、私の職業分類(?)は、メーカー勤務の技術系総合職ってことになるみたい。
2010年10月20日(水) |
自分のことを棚に上げ |
参加していた活動の報告会。成果を報告した後に、エラい方々が一人ずつコメントを述べる。
コメントを聴いていると、その人の価値観や基軸が良くわかる。みんな異口同音に「お客様視点」を口にするが、それは枕詞。話の中身は、それそれ自分の業務でいかに成果を出すか、ということに終始している。
・・・なあんだ、この方もその方も、そんな程度のことしか言わないのか・・・。ちょっとがっかり。
ああ、疲れた。結局、話はぐるぐる回って、もとに戻った。その間に議論したことも作った資料も、全部無駄に。
いや、無駄にはならなかったと思いたい。少なくとも私自身は、現状理解が進んだ。それに、いつかきっとココに逆戻りしてくる。その時にこの資料が生かされるだろう。
それにしても、なんだか、某検察庁みたいだな。もともと描いているストーリーにあうチャンピオンデータだけをつまみとって、都合の悪いデータには目をつぶる。本質的なところには興味がなく、わかりやすい成果・説明しやすい成果のみを取り上げる。
あの部署の人がそうなってしまうのは、本人の資質ではなくて、たぶん大ボスの影響なんだろうな。みんな、上みて仕事しているものねえ。
2010年10月18日(月) |
泳がせておいて・・・ |
今はどうも前には動けない。動けないというよりも動かない方が良い。
こういうときは、ちょっと立ち止まって、あたりを探索しよう。そしてあちこち試し掘りを。
こういうときもあるさ。
ストレス耐性がないなあ。2年半ほど前の大騒動のときには、心だけが痛んでいたけど、今回は身体にきている。
仕事がメチャメチャに重かった時は、心身が痛んだ感じはなかったけど、体重がかなり減った。
仕事のストレスって、いろいろな形で心身に現れるんだね。
ちょっと違うかもしれないけど「憎まれっ子 世にはばかる」というよね。あれは、ストレス耐性という角度から見ると、人に嫌われたりぶつかったり憎まれたりしてもなんとも思わないタフな人が、その場を支配していくし、長生きもするっていう意味かな。そういう形は望まない。そんなに強くない。
できれば「柳に風」といきたいのだけど、それがなかなかできなくてね。
2010年10月16日(土) |
このままではいけない |
この状態のままでは、私のほうがつぶれてしまう。それではあまりに馬鹿馬鹿しい。なんとかしないと。
で、『怒らない技術』という本を買ってみた。まだ読んでいない。効果はいかに。
ノーマルなコミュニケーションが取れない。どう動けば、波が立たずに過ごせるか、いちいち気を使っている。まいったね。こういう事態は初めてだ。乗り切れるんだろうか
昔きいた話。
研究開発部門では、自分の研究テーマにリソースを投入してもらいたいと誰もが望む。そのために、その研究がいかに価値あるものか、将来性があるかをアピールする。データ捏造とまではいかなくても、都合の悪いデータを隠し、チャンピオンデータだけを示す。
うまくアピールできれば、テーマは存続し、リソースも投入される。そして 更なる成果を期待される。またまたうまく成果が出ているというデータを提示。更にスタッフが増える。配下の人が増えれば、出世も早く実現。そして、下の人に、良いデータを出せと求めるようになる。こうなると、科学的なデータ検証や、客観的な判断はできない。
社内の権力争いに勝っても、もともとの技術の素性が悪ければ仕上がるとは限らない。結局、製品化されなかったり、あるいは市場でトラブルを起こしたり。つまりはお客様にも喜んでもらえず、会社にも貢献できない。そういう例が、ほらアレもソレも。
この話は本当はマクラのつもりだったんだ。本当に話したいことは、この先にあったんだけど、ま、いいや。
2010年10月12日(火) |
占いなんて信じないぞ |
今年は大幸運期だって!? もうあと3カ月弱しかないのに、そんな幸運は感じなかったなあ。
10月の仕事運は「前半は好調。前進するきっかけがつかめ気持ちが前向きに」だって!? 前半はどん底だったじゃないか。
そもそも、この星座は、分析的な職業は不向きらしい。直観を大切にしたり、奉仕的な仕事、芸術的な仕事が向いているって・・・今の仕事とまったく逆じゃないか。
占いなんて信じないぞ!
・・・でもこっちのバイオリズムグラフを見ると、今日明日は低迷しているけど、木・金は全ての運が好転するみたい。ちょっと期待。
自信喪失。敗北感。自分の力のなさを認めたくないが、あがけばあがくほど沈んでいく。
ちょっと力を抜いて、ふわふわすれば、浮き上がるかもね。
この三連休でリラックスして、出直そう。
だましだまし9カ月やってきたけど、だまし切れなかったってことかな。間に入ってちょっと修復してもらったので、さてまた頑張るか。あと9カ月、まただましだまし。長い道のりだ・・・。
なんか一気に老けそうだなあ。
昨日からなんとなく怪しかったのだが、今日はいよいよ胃腸にダメージが。身体は正直だね。
明日、朝起きたら頭が真っ白なんてことがなければいいけど。あ、それほどのストレスじゃないか。
ひどい肩凝り。肩全体が重い。首筋も凝ってるし頭も重い。たぶん心因性。
仕事のストレスでこうして自分の心身を痛めるなんて、ホント馬鹿馬鹿しい。心の持ち方を変えたいんだけど、うまくできなくて。
せめて、会社を出たらさっぱり忘れたい。で、気晴らしの寄り道。
職場で、あまり気持ちの良くないことがあった。そういうことは早く忘れて、気持ちを切り替えて次に進みたい。でもつい頭によみがえっちゃうのよね・・・。
2010年10月02日(土) |
逃げるなと言われても・・・ |
旅先のお寺、どこのお寺だったか忘れたけど、仏教の教えをかみ砕いた人生訓みたいなものが、本堂の中に貼ってあった。まあ、確かにそれが正しい生き方なんだろうな〜と思わせる言葉が並んでいる。
でも「苦しみから逃げるな」とか「毎日精いっぱい生きるべし」とかそういうことばかり言われると、息苦しくなる。そりゃそうかもしれないけど、逃げないと壊れてしまうときもあるのよね。
「苦しいときは逃げても良い」とか「一生懸命になりすぎないように、たまには休もう」とか、そういう救いの手を差し伸べてくれると良いのだけど。
2010年10月01日(金) |
できれば見つかりたくない |
某SNSに友達を探す機能がある。「学校から探す」というコーナーで出身校を登録すると、同級生やクラブ活動の先輩・後輩が見つかるという。登録した出身校は一般には公表されないというのも嬉しい配慮。いいね。
更には「会社から探す」という機能もある。名前からの検索はもちろん、部署名や入社年からも探せるという。
ということは、もちろん、登録するときに社名・部署名・入社年を入力するのよねえ。わ〜恐ろしい・・・。そんなこと、私は絶対しませんよ。だって、むしろ、会社の知り合いには探しだされたくないからね。
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