私がモタモタしていたら、課員が「こんな風に考えて進めたらどうでしょう?」と中期的な計画の案を出してくれた。頼もしい! 親がふがいないと、それを反面教師として、子供はうまく育つのかも。
というよりも、本質的に優秀な人なのだろう。うまく育てて、いや育って、私を踏み台にして乗り越えて行ってほしい。それも私の役目。うまく踏み台になれるか、そのほうが問題かもしれないが。
2009年10月29日(木) |
飲んだ次の日は・・・ |
昔は「飲んだ次の日は這ってでも出社すべし」と言ったもんだ。職場の人と飲んで、飲みすぎて、翌日休暇なんて、社会人として失格。だから、本当に這うようにして出社したよ。もっとも、出社しても仕事にならなくてトイレでダウン、なんてこともあって、だったら家で休んで寝ていた方が良いよね。
今の職場は、飲んだ翌日に休暇っていうのは珍しくない。上も下も。
無理して出社しても能率が上がらないから、そういうときは休むべし、というのは、その通りだと思うけど・・・。
時代が変わったのか、それともこの組織の風土なのかな。ま、どんな理由であれ、休みやすいのは良いことだ。
前の部署の人に久しぶりに会った。 「異動して仕事は楽しいですか」 「はい、まあまあ楽しくやっておりますよ」 などという会話のあと、 「もう一花咲かせようという感じですか?」 と問われた。
確かに、あれはかなり思い切った異動だったから、勢い込んで次の部署に乗り込んだように見えたのだろう。それに年齢的にも、大きな仕事をしようと思ったら、これがラストチャンスというタイミングなんだなあ。そのことを改めて感じた。
もう一花ねえ‥‥。花を咲かせるなら、まったく別の畑で小さな花を咲かせたいな。
隣の部署から、資料作成の手助けをしてほしいという声がかかった。資料作成といっても、パワーポイントの作成作業というわけじゃないらしい。ある会議で担当テーマについて提案したいので、それに向けて資料のまとめ方をアドバイスして欲しいとのこと。
作った資料の説明を受けて、そのあと、ディスカッションしながらスライドの構成を考える。提案を聴くのはかなりエライ人たちだし、初めて聞くのだから、その人たちがどんなことを知りたいか、それを頭に入れて資料を作りましょう。
まず、このテーマに取り組む必要性について、説明がないよね、そのスライドが欲しい。それから、いきなり細かいところに入るのではなく、最終的に目指す全体像を示したほうがいいのでは? そして・・・・と、スライド追加や修正の提案をした。逆に細かすぎるスライドは参考資料に回す提案も。
結果的に、最初の資料とはかなり違うストーリーとなり、スライドをかなり直したり新たに作ることになった。
その提案は昨日終わったはずなのだけど、うまくいったのかしら? ダメだったという話をチラっと小耳にはさんだ。それは、私のアドバイスがまったく見当違いだったことによるのか、それとも・・・。
2009年10月26日(月) |
レンタルモップの効用 |
リフォームを機に、自宅のお掃除用として、ダス●ンのモップを利用し始めた。レンタルシステムで、一定期間後に新しいモップを代金引換で届けてくれる。なかなか商売がうまいなーと思ったのは、交換周期が1か月ではなく4週間ってところ。1か月でも4週間でも、きっと価格設定は同じ。でも1か月だと1年に12回しか集金できないが、4週間なら、1年に13回集金できるものねえ。なかなかの契約設定だね。
使い捨てのフロアシートに比べて割高なのだが、意外なメリットがあった。使い捨てのシートだと「いつでもいいや〜」と思ってつい掃除を怠ってしまう。でも、このレンタルモップだと、「お金を出してレンタルしてるんだから、モップを使わなきゃ」という意識が働いて、マメに掃除に励むことになる。こんな効果があるとは思わなかった。
2009年10月25日(日) |
定年祝いに集まったメンバー |
金曜の夜、大昔の職場の先輩の定年祝いに、当時の職場の“若手社員”が集まった。誰かがこういう場をセッティングして、その呼びかけに応えて集まる。こういうつながりが持てるのは定年祝いのご本人だけでなく、まわりの私たちにとっても嬉しいことだ。
当時は入社したばかりの若手社員で、もちろんみんな平社員だったのだが、今になると、所長・部長・課長・一般職と、差が付いてくる。私は当時も今もすべての人を“さん付け”で呼んでいるので、相手のポジションがどう変わろうと差しさわりがない。でも男性社員同士の場合、当時、呼びつけしていた年下の後輩が、今はポジションが上になったとき、どうやって呼べばよいのか、困らないのかしら。などと、心配していたのだが、アルコールが入ったからか、皆、当時の上下関係のまま、呼び合っていた。プライベートの場だから、それはそれでよいのだろうね。
さて、私の定年のときには、どんなメンバーが集まってくれるのだろうか。いや、その前に、定年まで勤められるのだろうか・・・。
2009年10月22日(木) |
押さえ加減、出し加減 |
組織で抱えているあるテーマ。担当者である課員が分析して、報告物を作り、組織の責任者であるライン管理職A氏が報告物の検印をして発行する。仮にA氏としよう。A氏はもちろん、判を押すだけじゃなくて、方向性も出して、内容も把握して、意見や指示も出しているんだけどね。
そこに私も加わっている。私はラインの管理職ではないので、報告物の表面にはまったく名前は出ない。でも、担当者に対する実質的なサポート役を担っているし、そのために机の下でかなりの規模の分析もしている。それがないと、このテーマの方向性は打ち出せないと思うから。
このテーマの分析ミーティングに出ると、さて、どういうスタンスに立とうかと迷う。管理職クラスのA氏と私とが、ピッタリシンクロしていれば問題ないのだが、ビミョーに意見が違ったりする。二人が違う方針を出したり、違う方向性に引っ張っては、課員は困ってしまうだろう。だから、できるだけ自分の意見を抑えたり、ミーティングをリードしないように、控えている。
このテーマについて、担当者の信頼を得ながら、その力を引き出しつつ、A氏の意見も反映しつつ、自分が埋没しないように、テーマを適切な方向に進めていくのは、結構難しいな。いや、埋没うんぬんは私個人としては本当どうでもいい。テーマさえうまく進めば。
でも、このテーマは、担当者のモチベーションから論理構築の面まで、私がかなりの部分を支えているつもり。その状態が外から見えければ、私は“いなくてよい人”として、来年、このテーマから外されるだろう。テーマをこのあともうまく進めるためには、存在意義をもっと主張しなければいけないなろうね。
主張し過ぎると、組織内に頭が二つという状態になってしまうし、主張しないと透明人間になってしまう。このジレンマが苦しい。
2009年10月21日(水) |
会議の設定が面倒で・・・ |
ある事柄を関係者に検討してもらうのに、会議を設定しなきゃいけない。日程の目星をつけて、会議室を押さえて、関係者に日程の都合を聞いて、日時を確定して、開催案内を出す。そして取りすぎた会議室をキャンセルする。
ま、仕事の基本なので、このくらいのことはサクサクやらなきゃいけないのだろうけど。関係者が多くて、都合を合わせるのが困難で、しかも会議室の予約がとりにくくて。あ〜面倒だ〜 誰かやってほしい〜
小中高生の間で新型インフルエンザが流行っているらしい今日この頃。身近に子供がいないので、あまりピンと来ないのだけど、確かに通勤途中にすれ違う通学の子どもたちのマスク率がすごく高い。会社と違って、子供同士は常に“濃厚接触”しているから、うつりやすいんだろうね。
子供が新型インフルエンザにかかったら、その親は“濃厚接触者”となる。ついこの間までは、濃厚接触者は出社できず、潜伏期間の1週間は自宅待機だった。
でも、どうやら社内のルールが変わったようだ。濃厚接触者は、1週間はマスクを必ず着用して仕事すること。それが新しいルールらしい。そうでないと、休む人が多くて仕事が回らなくなるからだろうね。
会社でマスクしていると、「この人、濃厚接触者かしら」と思われて、距離を置かれてしまいそうだね。人に近寄ってほしくないときはマスクして仕事すると良いかも。そうすれば、話しかけられることも少なくて、仕事が効率よく進みそう。
どこの職場に移っても、たいてい、職場内でのゴルフコンペがある。
「tamaさんはゴルフしないの?」 必ずそうきかれて、しないんです、と答える。 「一度もしたことがないの?」 と問われることもある。打ちっぱなしには言ったことがあるけど、うんぬんかんぬんと、ゴルフをしない理由を面白おかしく、当たり障りなく伝える。それでも、ずっと前のボスは、かなり執拗にゴルフを勧めたっけ。断リ続けるのがホント面倒だった。
会社のお付き合いのためにゴルフをした方が良いのかと思った時期もある。飲み会に付き合った方が、仕事がスムーズになるような気がするし、それと同じように、ゴルフも付き合った方が仕事のために良いのかも、と。
でも冷静に周りを見回すと、ゴルフしなくても周りとコミュニケーションをとって仕事をきちんとしている人は結構いるのよね。当たり前だけど、ゴルフは必須要件じゃないのよね。
そんなこんなで、ここまで来た。たぶん、この先もゴルフはしないだろう。でもお昼ごはんの話題はゴルフが多いからなあ。話くらいは付き合うとするか。
毎週思う。どうして週末だけ時間が早く過ぎるんだろう。
第一に朝寝坊しているから。なぜなら夜更かししているから。
第二にやりたいことがたくさんあるから。平日にはできない家事もある。それに、習い事のおさらい、観劇、買い物、旅行・・・。遊びすぎだよね。
第三に楽しい時間だから。仕事の時間とは気分が違うのは仕方ないこと。
さ、気持ちを入れ替えて、また明日からオシゴト。
健康診断の結果の話。血液も肝機能も体重もコレステロールも尿酸値も、とにかくすべてに渡って数値に変化がなく、まったくの異常なし。いつも冗談で言うのだが、健康診断の結果に「飲み放題、食べ放題してOK!と書いてある」ってね。
こういう健康診断の結果って、本当にアテになるのかしらねえ。
エライ人が出張で不在がちで、なんとなくフロアが静かな雰囲気だ。いつもはもっとがちゃがちゃしているのにね。
この静けさの裏では、来年の組織の話が進んでいるのだろうなあ。嵐の前の静けさ・・・。
2009年10月14日(水) |
顧客志向の会社・・・ |
「本当に顧客志向だと思う会社は?」と問われて、考えこんでしまった。
顧客の声をよく聴いているという取り組みで有名な会社はすぐ思いつく。でもねえ、実際には消費者にとって安全とは言えないモノを世に送り出し続けているのを知っている。
最近、しょっちゅう買っているあのブランド、私のニーズにあった商品を出しているのだから顧客志向のモノ作りをしているのだろう。業績もいいみたいだし、広くお客様に受け入れられているのだから、やっぱり顧客志向と言っていいのかな。でも、売り方がうまいだけなのかも?
ここの会社のモノはやっぱりいいよね、って思ってモノを買っていない。買いたいものがあったら、スペックを調べて、自分が必要な機能と性能を確認して、余計な機能がないかも確認して、そのつど、選んで買っている。
だいたい、そもそも、ブランドものや流行りものを買うってことがなくて、我が道を行くタイプなので、こういう人間を顧客としてつなぎとめるのは大変だろうな。だから私には「顧客志向の会社」っていうがピンと来ないのかもしれない。
予定の時間に予定の会議室に行ったら、あれ?誰もいない。おかしいな、部屋を間違えたかな? おっちょこちょいな私。
主催者の内線にかければ、どこで会議をしているかわかるかもしれない。ノートに控えてあった内線にかけてみた。どうやら、アッチの会議室にいるらしい。
慌ててソッチの会議室にかけつけた。でもコッチの会議室にも誰もいない・・・。
おかしいな。席に戻って、開催案内メールで場所を確認しなきゃ。
で、メールを見たら、時間を間違えていた・・・。仕方なく、そのメールに「申し訳ございません」の返事を出したけど。全く情けないことだねえ。おっちょこちょいなのか、たるんでいるのか・・・。
三連休はたっぷり遊んだ。
初日は、何かの拍子に仕事のことが頭の中に入ってきて、そのたびにそれを追い返した。何度かそんなことがあった。相変わらずon/offのスイッチの切り替えが下手な私。
でも、そのうちに仕事のことは忘れていたし、旅先で仕事の夢も見なかったし。リフレッシュできた。
最近は「遊ぶために仕事をする」というサイクルがすっかり定着した。良いことだ。
さあて、次の遊びの予定は、と・・・。
朝起きたら台風で停電? 周りをみたら停電は我が家だけみたい。早朝から配電盤開けたり、東京電力に電話をかけたりでバタバタ。どうやらどこかが漏電しているらしい。
こういうとき、誰にも頼めないので、会社を休まざるを得ない。東電のサービスマンに漏電チェックしてもらったり、リフォーム会社に電気職人の手配を相談したり。
今日は幸いにも大事な会議はないし、それに風雨の中を出勤したくないので、電気復活の目処が立ってから(というか雨がやんでから)出社しようかな。いや、思いきって休暇だ。
職場に連絡を入れて事情を説明。いえ、台風の中を出社したくなくてさぼる訳じゃありませんから。でもどう言い訳してもそう見えるだろうなあ。
手配がうまくいって今日中に電器店が来てもらえた。午後には週末に向けて準備の買い物もできたし、夜の演奏会にも開場時刻にかけつけられたし、充実の1日だった。
こっちの仕事は空回り。
あっちの仕事は泥沼。
そっちの仕事は手つかず。
昨日書いた仕事、自分のメインの仕事じゃないと思いつつ、でもこれをきちんと仕上げないと、部署の人たちに迷惑をかける。そう思って、取り組んでいる。その分、自分の仕事に手がつかないのだが、こちらは自分が仕事ができないと思われるだけ。被害の大きさから考えて、優先順位をつけて仕事をしているつもり。
「本当はこんな仕事、やりたくないけど、他に引き受ける人がいないから仕方なくやっている」と言いたいところ。でも、そんなこと言ってはいけないのだろうと思って、口に出さずに我慢して引き受けている。
ところが、好きでやっていると思われているみたいで、来年からはこの仕事専任になるという話が浮上している!? ちょっと待ってくださいな。それはないでしょ。なんとか誤解を解かなきゃ。
部署の代表として、ある全社的な取り組みに参画している。といっても、私自身はこの領域は未経験で、ノウハウもない。検討事項があると、宿題を持って帰って部署内で検討してもらうという進め方。
今回も宿題が出たので、持ち帰って、部署内の関係者に検討しやすいように咀嚼し、説明して、検討してもらう。検討のミーティングを持ったが、その場で決まらなかったので、さらに各部署に持ち帰ってもらって、今日までに結果をフィードバックしてもらう・・・予定だったのだが、回答が集まらない。
仕方ないから、ミーティングでの議論を生かして、たたき台を作って、「せめてこのたたき台に対して意見をフィードバックしてほしい」とメールした。これをやっちゃうから、みんな私を頼るのよね、と思いながら。
この宿題だって、提出しないことで、困るのは実は私じゃない。最後の最後に困るのは、この取り組みの実施フェーズになったときに、最前線でかかわることになる各課のみなさまたちなのよね・・・。
だからこそ、こうして間に挟まって、自分の時間を割いて、かみ砕いたりたたき台作ったりしているんだけどね。どうもそのことを理解してもらえないようだ。この仕事、ほんと、貧乏くじだよ。
あれ?もう日曜の夜か。この週末は衣更えで終わってしまった。もっともっとしたいことがあったのに。
学習能力が落ちて新しい事を覚えていられない。 論理的な思考力がなくなる。 物の名前や人の名前が出なくなる。 目標に対してプランを立てたり、スケジュールを立てたりすることが出来なくなる。 仕事の段取りが上手く出来なくなる。 短気になる。些細なことでもすぐに怒るようになる。 物をどこに置いたか忘れることが多くなった。 元気が無く憂鬱な感じになる。 あちこち身体の不調を訴える。
これ、みんなアルツハイマーの症状。なんだか当てはまることが多すぎる。大丈夫かしら、私。病院で見てもらおうかしら。
もっとも「心配になるので自分自身で病院に行く」ような人は良性の物忘れだから心配ないってことらしいけど。
いろいろなことを検討していると、つい眼の前の課題の解決に追われてしまう。そんなとき、常に「ええと、そもそも何のためにこれをするんだっけ?」「本来はコレを作ることが目的じゃなくて、○○を実現しないと意味ないんだよね?」と問いかける人がいて、そうだったそうだった、と我にかえる。
手段を目的化しない。真の目的に立ち返る。簡単なことだけど、意外に難しい。この人みたいに、いつも意識して自問自答できる人はなかなかいない。見習いたいな。
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