今日も荷物整理。押入れからモノを出す。いるものは収納しなおし。いらないもののうち、商品価値のありそうなものは、道端の「ご自由にどうぞ」BOXへ置く。商品価値がないものは不用品仮置き場へ・・・ただし、母に見つからないようにこっそりと。
そんなこんなで、荷物をあっちへ持っていたりこっちへ持っていたり。それだけなのに、肉体疲労だあ。腰や腕、手の指まで筋肉疲労。軟弱な肉体だなあ。準備段階でこれでは、引っ越し当日はどうなることか。
この2週間くらい、肉体疲労・精神疲労がたまっていた。毎朝、休みたい休みたいと思いながら会社に行っていたのだが、昨日の朝あたりは「もうダメだー」という感じだった。それで今日は有給休暇。
事前に休暇を申請してあったので、朝はゆっくり眠れた。観たいものを観て、おいしいものをいただいて、のんびりもできて、用事も済ませられて、充実した一日だった。寒かったけど・・・。
今月いっぱいで定年退職される方の送別会。こういう会に行くと、つくづく思う。いいなあ、うらやましいなあ、来週からもう会社に来なくていいんだよねえ、私も早くそういう身分になりたい、と。
この言葉を、何度この日記に書いたことか。
そうなる日を夢見て、今からしっかり準備しておこう。
2009年02月25日(水) |
データとの格闘が続く |
このところ、データとの格闘が続いている。大量のデータを読んでいる割には、華々しい成果物が出せない。でも一歩ずつ階段を上れている。うっかり一足飛びに山に登ると、登ったつもりで、別の山だったってこともある。あと戻りしないように正しい山を登るのも大切だと感じている。
周りで「本当にそっちでいいの?」と言われたとき、「大丈夫です。なぜなら」と答えられるようにしたいし、「どう登ってもいいから、最後はこういうことを達成したいんだよね」と言われたときに、「わかりました。この山を登れば、それも達成できます」と胸を張りたい。
そのためにも、今は時間がかかってもデータと格闘しながら方向を見定めることが大切。ただし、データの森の中をさまよいすぎて、迷子にならないようにしなきゃ。
午後からGMクラスの緊急会議が開かれ、そのあとにマネージャー会議が。どうやら経費節減のお達しらしい。経費節減なら、既に年初からやっている。私のテーマは停止状態だしね。それなのに、また経費節減? GM会議も意外に長引いていたし、この慌ただしさはもしかすると、管理職の給与カットか?!
マネージャー会議で、財務状態の厳しさが伝えられた。あのT社でさえ赤字という環境。T社がそうなってしまったのは、設備投資の大きさと固定費の高さだと。
固定費ねえ‥‥。人件費も固定費の一要素。この話はやっぱり給与カットの前ふりかな‥‥。
緊急対応として皆に2つのことを求めたい、と。一つは、向こう半年の経費●%節減。
そうか、この間の経費節減通達は、四半期だったっけ。期間が延びたのね。たぶんこの先、更に年末まで延びるだろう。まあ、これは仕方ない。で、もう一つはやっぱり給与カットかな‥‥。
と思ったら、設備予算●%削減だって。なあんだ。幸か不幸か、なにしろこの部署は設備予算そのものがないので、影響なし。
考えてみたら、経営層の報酬をカットしないうちに、管理職の給与カットなんて、あり得ないよね。心配して損した。
自宅も片付かず、週末が明けて出社すると、会社でも仕事が片付かず。なんだかもやもやした日々が続くなあ。気が晴れない。こういうときはどうしたらいいのかな。
さっさと寝る。 あるいは、映画でもみて帰る。 あるいは、飲んだくれる。
さて、どれにしようかな。
2009年02月22日(日) |
役にたたないもの、美しいと思わないもの |
「役に立たないもの、美しいと思わないものを家に置いてはならない。」
「アーツ&クラフツ展」の広告に載っていたウィリアム・モリスの言葉。印象的だったので、切り取って冷蔵庫に貼った。観にいかなきゃ。
それにしても、この家には役に立たないもの、美しくないものばかりだよ。闘ってもゾンビのように湧き出てくる不用品。いやになっちゃうな。この週末も不用品との戦いでぐったりだ。
その合間に、リフォームの打ち合わせが3つ。この先も毎週末、用事が詰まっている。ああ、早く楽になりたいなあ。
2009年02月20日(金) |
飲みたかったが・・・ |
今週はなんだか疲れた。ようやく週末に辿り着いた感じ。そんなこともあって、今日はなんとなく一杯飲んで帰りたかった。
誰か「ちょこっと飲んで帰ろう」と声をかけてくれないかな。グズグズと片づけをしながら、あたりの様子をうかがう。誰も飲みに行きそうな雰囲気じゃない。だったら、そこのオジサンとあそこのオジサンにちょっと声をかけてみようかな・・・。
などと思いながら、おとなしくまっすぐ帰った。飲めなかったのはちょっと残念だけど、飲まずに帰ったおかげで、確定申告の計算も終わったから、ま、よしとしよう。
モノが売れない、在庫が膨らむ、だからモノが作れない。それで困っている企業がたくさんあるのに、売れているモノもあるようだ。
リフォームに合わせて収納家具を探していて、コレ!と思うものが二つあった。一つはスライド書棚。大型だし、しっかりした作りみたいだし、買うならこれにしよう。そう思って、取り扱っているお店を探すと「ただいま、メーカーの都合で一時販売を停止します」というお店もあるみたい。売れすぎて困っているのかしら。
もう一つは、回転ハンガー。収納力バツグンで、使いやすそう。でもどこのサイトでも「売り切れ」「完売」になっている。あらら。定価でいいから、誰か売ってくれないかしら。
どちらも目新しい商品じゃないし、しかも決して安くない。だけど売れ続けていて、ほしい人が多いみたいね。機能が優れていてしっかりした良いものを作れば、確実に売れるってことだね。
2009年02月18日(水) |
引き継いだ調査の仕事・・・ |
人から引き継いだ社内調査の仕事。引き継ぎのミーティングを持った。
うーん・・・・・。このまま流して続けるのは簡単だ。だけど、本当にこのまま調査を続けていいのかしら。
そもそも調査って、「これを知りたい」というものがあって、「こういう状態かもしれない」「こういう原因かもしれない」という仮説があって、「その状態を明らかにするためにはこういう項目を調べよう」となる。この時点で、すでに調査報告の9割は決まったようなものだ。
そして、調査結果から状態を確認して、それがわかるようにグラフを作ってコメントをする。
でもこの調査はどうも、「とにかくデータを集めよう」から始まっているみたいだし、そこから何を見出すかを考えずに、意思なくグラフを作っている。何を伝えたいということがはっきりしていないから、グラフの体裁にも並び順にも意思がない。
私だったら、こんな調査はしないし、こんな報告書は出さない。でも、引き継いでしまった。
半期ごとの調査をこのまま続けて、棒グラフの棒を一本足し、円グラフを最新の状態にメンテするのは簡単だ。でもその調査依頼を私の名前で出し、報告書を私の名前で出すのよねえ。「今度来たtamaさんという人は、こういう調査依頼をして、こういう報告をする人なのね」と思われるわけだよねえ。うーん・・・・。
改善するには時間が欲しい。でも前期の状況調査依頼のタイミングから、すでにかなり遅れている。さて、どうしたものか。うーん・・・・。
仕事が気分転換になるってこともあるのね。仕事をしていて良かった。今日は久しぶりにまとまって時間が取れたので、分析に熱中できた。その割には仕事があまり進展しないのはなぜだろう・・・? 新しい領域の勘どころがまだつかめなくて、ちょっと苦しいなあ。
誰でも歳をとると判断力が鈍り、非論理的になってくるのだ。でも本人は自分のロジックが正しいと思っているし、しかも自分は“親”だから尊重されて当然だと思っている。
たぶん、こちらがどれだけ我慢強く話を聴いたり、同じことを何度も説明したり、わかりやすくかみくだいて伝えたりしているかってことなんて、気付いていないだろう。「親の心、子知らず」は若いうちだけ。歳を取ってからは「子の心、親知らず」なんじゃないかなあ。
このところの不用品との戦いは、実はモノとの戦いではない。実は、モノを捨てられない人との戦いだったのだね。今、それに気づいたよ。
この戦いに、いささか疲れてきた。そのせいか、今日は一日、体のだるさが抜けない。今日はさっさと寝るべし。
今日も不用品との格闘が続く。
それにしても、今まで「もったいないから取っておこう」としまいこんでいたものがいかに多いか。「もったいないから捨てない」という選択肢は、いかにもモノを大切にしているようだが、実はモノに対して失礼な行動だね。だって、しまいこんで時が経ていくと、どんどんと価値が下がって、単なるガラクタになってしまう。それよりも、そのモノを今すぐ必要な人の手に渡した方が、モノの価値が下がらないしモノは活躍できる。
そうは言っても、寄付したり、バザーに出したり、あるいはフリマやオークションで売るのは、手間がかかって面倒だ。だったら、というわけで段ボールに入れて「ご自由にお持ちください」と書いて道路端に置いた。
そうしたら、あらあら、次から次へとモノが引き取られていく。これは嬉しいことだ。あまり履かなかったスニーカー、バトミントン、使いかけのクレヨン、スタンプセット、使いにくかったハンガー、年賀状用のハンコ、野良猫用のエサの余り・・・。
こんなに引き取り手があるとは思わなかった。このあいだ捨ててしまったアレやコレも、もしかすると「ご自由にどうぞ」方式で引き取ってもらえたかもしれなかったなあ。これからはしばらくこの方式で行こう。
GDPにまったく寄与しないモノの流れだけど、それでも世の中の役に立っているし、少なくともゴミ処理費用の削減にはなるからね。
13日の夜、中高の同級生と4人で食事。11月の同窓会の後、こうやって同級生で集まるのはこれが4回目だ。
今日は6時半から11時半までノンストップトーキング。会話の流れがとても心地よい。なんでだろう。
話が飛びっぱなしにならないからかな。時代をまたいであっちこっちに話が飛ぶのだけど、戻るべきところにはちゃんと戻ってくる。だから、安心して流れに身を任せられる。誰か一人が話しているってことがないし、お互いの話に関心を持って聞いている感じで、突っ込んだり突っ込まれたりのリズムがよい。
理由をうまく解きほぐせないけど、とにかく心地よい会話空間だった。それにしても、どうしてこんなに話が尽きないのかしら。
プレゼン資料のヘルプが入ったので、ちょこっと手直し。
内容は全く変えずに、箇条書きになっているものをマトリクス型に整理した。あら不思議。たったそれだけで内容を構造的に理解しやすくなるし、視覚的にも美しくなる。ちょっとしたことなんだけどねえ。
縦横が整理されると、内容のつじつまが合わないところも目立ってしまう。内容に入り込んでしまうと、仕事が増えるので、とりあえず、ここまでで踏みとどまっておこう。
このところ、休日には、引っ越しに備えて家の中の片づけをしている。今日も朝からずっと片づけ。ああ疲れた。
押入れの中は、ほんとうに不用品だらけ。えーい、この際だ。思い切って、あれもこれも、みんな捨てることにした。
若いころに買ったLPレコード(古い!)。レコード棚に入る分だけは取っておいて、あとは処分。懐かしいアーティストの名前が。ブレッド&バターは今も健在。佐々木幸男、上田正樹、小林泉美など。
ロードレーサー用のウエアやサイクリングシューズ。30代の頃にこれを着て、あちこち走ったなあ。いつかまた乗るかもしれないと思って、自転車も取ってあったけど、もう無理。自転車も処分、ウエアも処分。
自転車の後はクロカンスキーを楽しんだ。ウエアは、スキー以外のウインターアウトドアできるかもしれないと思って取ってあったけど、ウエストやそで口のゴムが劣化して、のびきっている。もう着られない。もうスキーを楽しむ体力もないので、板も靴も処分。
ベランダ園芸用の便利グッズ。マンションに住んでいた頃に熱中していた。夏の旅行の間の水やりが大問題で、そのためにいろいろ道具を仕込んだ。でももういらない。処分。
着ないけど痛んでいないから捨てられない服。この歳でIVYのスーツは着られない。処分。
買って少し使ってしまいこんでいるバッグ。しまいこむと、持っている事さえ忘れて出番がない。そうこうしているうちに、デザインが古くなって・・・。処分。
あー、結婚式の祝電や祝儀袋もあるぞー。これも、もうしみじみ見ることもない。処分処分。
2009年02月10日(火) |
育児のための時差出勤 |
この間、同じフロアの男性管理職に用があって、朝一に席に行ったらいない。同じ職場の人に「●●課長は、今日は外出ですか?出張ですか?」とたずねたら、「時差出勤なのでもう少ししたら出社します」とのこと。
時差出勤? それなに? と思ったが、その時は聞き流していた。でも、どうやら毎日30分遅れで出勤してくる。最近になって理由を知った。育児のための時差出勤なんだって。
へええ。女性だけでなく男性も、しかも管理職でもこういう制度をきちんと活用できるって、すごく良い職場だなあ。もっとも、管理職だから使いやすいのかしら。
そうしたら、今日、同じ職場の若い男性が、やっぱり時差出勤を利用していることを知った。そして、彼は○曜日と○曜日はお迎えの当番だから残業しないとのこと。
ますます良い職場だなあ。最近はどの職場でも、こうやって男性が育児に関する各種の制度を利用しているのかしら。この前までいたアチラの会社とはずいぶん違うなあ。
身の回りで、詐欺まがいの出来事があった。持って生まれた“みた目”と、知識や頭脳と、そして人の善意と弱みをうまく操って、利を得ようとする知恵者。こういう人物が世の中を渡っていくのを、手をこまねいて見ていなければならないのは、悔しいし、とっても残念だ。
そうやって人を騙して、心が痛まないのかしら。それとも、もうそんなことには構っていられないほどの地獄に住んでいるのかしら。誠実であること、善良であることを捨てて、人間であることをやめて生きているように見える。哀しい人たちだなあ。いえ、負け惜しみではなく、本当にそう思う。
大瀧詠一の『恋するカレン』の歌詞を思い出す。
「OH! KAREN 振られたぼくより哀しい そうさ哀しい女だね 君は」
うーん。ソレとコレとはちょっと違うか。
リフォームに向けて荷物整理中。ついでに、ひな人形を久しぶりに出した。私とほぼ同じ歳のお人形。きちんとしまってあるので、シミも汚れもなくて、きれいなお顔だ。うらやましい・・・。
雑然とした部屋の片隅にひな人形を飾ったら、ずいぶん華やかな雰囲気になった。ハレの空気とでもいうのか。
長い間ひな人形を大事に保管しておいたり、こうして出してきて愛でたり。こういうことができるのは、生活にゆとりがあるからだろう。ありがたさと幸せを感じながら、今日の生活にも困っている人たちのことを思う。
リタイヤ間近のオジサマ達と飲み会@ローカルな私鉄のローカルな店。メンバーのうち一人の元気がない。先週、別のメンバーと飲んだときは、もうちょっと元気だった。
この方、3年くらい前にガンの手術をしている。確か2週間くらい前に検査をしているはず。もしかすると結果が良くなかったのかなあ。
心配だけど、こういうときは何事もなかったように見守るのみ。楽しく飲めば少しは免疫力が上がって、プラスに作用するかもしれないから。
歳を重ねるとみんな大なり小なり体の不調を抱えている。だからこそ、楽しく飲まなきゃね。
この半年間、悩みながら関わってきた全社プロジェクトのワーキンググループ。先に“器”ありきの取り組みで、しかも全社共通。どうも自分の事業では当てはめにくくて、困っていた。この領域について目指している方向が、このワーキンググループと自分の事業とでだいぶ異なるみたい。
部署の大ボスに相談して方針を確認したら、当面は様子見ということになった。さっそく、大ボスからワーキンググループの事務局に伝えてもらって、肩の荷がおりた。
それにしても、この結論、良かったのか悪かったのか。もっとも大ボスが出した結論について、私が悩むことはないし責任を感じる必要もない。大ボスの判断と対応に感謝。
あれー・・・なんだか今日は千鳥足。
干支でいうとちょうど一回り前に解散した部署のメンバーが集まった飲み会。気がつかなかったけど、主役は私らしい。半年前にこちらの会社に異動してきたということで。
この部署は、あるミッションの下に集まった部隊で、でも志半ばにして解散せざるを得なかったこともあって、解散した後もなんとなくつながりが強い。寄せ集め部隊だったので、短い期間しか一緒に仕事をしていないはずなのに、なにかとこうして集まっている。
いいなあ、こういう関係。歳を経るにつれて、会社の中でもこういう利害関係の少ない仲間が増えていく。それはそれで居心地が良い。
もっとも、もっと歳をとって、会社を辞めたとき、この中の人たちとどのくらい関係を維持できるのかというと、心もとないけどね。
今年から同じ組織で仕事をすることになったグループの人たち。今まで、組織変更のたびにあっちにくっついたりこっちにくっついたり、短期間に上司が変わったりという状態だったようだ。しかもこの仕事そのものをトップが重要視していなかった。というよりも、重要視していないから、組織的に不安定な状態に置かれたり、きちんとしたマネジメント環境下になかった。
そんな中でたぶんすごく苦労もしただろうし、挫折もしてきただろう。だから、なんとなく組織の中にオリが溜まっているような感じがする。
今、この仕事に光が当たるようになってきて、新たな組織体制のもとで、この仕事をもっと効果的なものにしよう、だからこそ仕事を見直そう、と働きかけている。今までみたいに短期に上司が変わることはない、腰を据えてこの仕事をとらえてマネジメントするから、と。
それを皆はどう受け止めているのかな。「どうせまた変わるんでしょ」と思っているのか。それとも「あれ?今度の組織は今までとちょっと違うぞ?」と感じているのか。なんとかうまく心に火をつけて、力を発揮してもらって良い仕事をしてもらいたいなあ。
もっとも、組織変更や人事異動は、課長クラスの管理職自身ではコントロールできないからなあ。確約できないのが残念なところ。
リフォームに向けて、やらなきゃいけないことがたくさんある。自分ひとりで決めたり、手配しなきゃいけないので、結構大変だ。
気ばかり焦ってしまいそうになったので、リフォームのWBSを作った。アー気分すっきり。これで、何を先に片付けなきゃいけないか、何は後でよいのか、整理できたぞ。
整理ができたのは良いが、これを見ると毎週のようにしなきゃいけないことがある! さ、とにかく家の中の不用品の整理から。
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