ゆうべは久しぶりに力いっぱい飲んじゃった。ゆうべ気持ち良かった分だけ、今日は気持ち悪い・・・二日酔いで。
なんか眼が回るのは、二日酔いだからか、二日酔いで薬を飲み飛ばしたからか。
この数カ月、ひとりでテーマを抱えて仕事をしているような状態だった。だから、職場最後の日と言っても、昨日まで一緒に仕事をしてきた仲間が、暖かく送り出してくれるという感じではない。
それに、私としても、最後の日なのだから飲もうかというのも、なんだか義理で付き合ってもらうみたいで嫌だ。風の又三郎のように、さりげなく風のように去りたい。では、さようなら〜〜
と思っていたら、以前同じ部署だった人で、このところお互いにずっと「近々飲もうね」と言っていた人が、声をかけてくれた。そこで、今夜はじっくりと飲むことに。仕事のこと、恋愛のことなど、かなり深い飲みになった。こういう関係で付き合える人を得たというのは、この会社での生活の大きな財産だ。
飲み終わって、終電での帰り道、携帯にメールが入った。去年、一緒に苦しんで仕事をした課員から。さりげなく私を送り出しながらも、こうして心を寄せてくれている。メールを読んで思わず涙がでちゃう。
こうして別れを惜しむ人こそ、たぶんこの先も長く付き合える人なのだ。別れはお付き合いの始まり。
今度の部署は、非常に男性比率が高い。管理職の女性は私一人だ。こういう状態は久しぶりだなあ。開発部門に近くなれば近くなるほど、男性比率が高くなる。
前の部署に異動したときも、やっぱりどこにいっても男性だらけ。会議などでも、オンナの私は特異な存在で、なんとなくジロジロ見られるような、あるいは相手がこちらをうかがっているような、そんな雰囲気で、最初は居心地が悪かった。
でも、ここでは不思議と居心地の悪さを感じない。この居心地の良さは何だろう。ここでは私自身が緊張していないから、相手がリラックスするのかな。
先週までは職住接近だったし9時始業だったので、朝寝坊ができた。それが、今週から勤務地がちょっと遠くなり、始業時刻も30分早くなった。しかも管理職はオフピーク出勤のために更に30分早く出社することになっている。なので、今までより一時間以上早く起きなきゃいけない。
今までが恵まれ過ぎていたのよね。このくらいの早起きはたぶん早起きのうちにはいらないだろうが、朝弱い身としては、早起きができるか心配だった。眠くて辛いなんてことはないだろうか、と。
でも、起きれるから不思議。今までは朝早く起きて仕事をしようと思っても、起きれた試しがないのに。必要に迫られれば起きるものなのね。
まだまだ右も左もわからない。トイレの場所と、コーヒーの飲み方と、ゴミの捨て方と、お昼の食べ方はわかった。でも、トイレの帰りに道に迷って、違う居室に入りそうになった。方向音痴なもので。
まだ正式異動前なので、ネットワークにログインできない。当然、メールも不通。社会から隔絶された孤島で暮らしているような気分だ。でも、仕方ない。あと1週間くらいは我慢しないとね。
今度の部署の課長はたぶんすごく若い。年下の上司は初めてだが、まったく抵抗がないなあ。コッチの領域では私は経験がないから、しごく自然に受け入れられる。
これが、ずっと同じ領域で仕事をしていて、部下に追い越されたということだと、ちょっとやりにくいかもしれない。
アチラはどう思っているかしら。やっぱり年上はやりにくいと思うだろうなあ。できるだけやりにくさを感じないようにふるまおう。
明日のことに思いをはせる。
私のいなくなった職場はどんな雰囲気だろうか。金曜にいなかった何人かが、異動を知って驚くだろうな。特に一緒に仕事をした彼・彼女。それでも何かが大きく変わるということはないだろう。私がいなくてもそれぞれの業務は確実に遂行される。それが当然だし、それが良い。
新しい職場。どんな雰囲気の職場なのだろうか。私はそこで役に立てるのか。私という存在が、どう受け止められるのか。不安だなあ。ああ、挨拶をきちんと考えておかなきゃ。それよりも、明日はちゃんと早起きしなきゃね。初日早々、遅刻なんていうことにならないように。
6月1日付というのは異例のタイミングなので、異動の挨拶に回ると、みなに驚かれた。 「もう一度一緒に仕事がしたかった」と言ってくれた人もいた。 「今日まで黙っているなんてみずくさい」と怒った人もいた。 「考えようによっちゃ、移るのが良いかもしれないよ」と慰めてくれた人もいた。
反応はいろいろ。たぶん、私に裏切り感を感じている人もいるだろう。ずっとコッチの会社にいると思っていたのに、やっぱりアッチに移るのね、と。私だってそうはしたくなかった。でも、他の選択肢がうまく見つからなかった。
私が壊れかかるほど困っていたことなんて誰にもわからないからなあ。私はことの顛末を封印しておくべきか、それとも・・・・。
今朝、朝礼で異動の紹介があり、挨拶した。ちゃんとボスの言いつけを守り誰にも洩らさなかったので、誰もが初耳のようで、驚いていた。
部署内に挨拶のお菓子を配っていたら、私より少し年下の女性にポロポロと涙をこぼされた。去年一年、同じ部で向かい合わせに座っていた人。でも特に面倒を見た覚えもないし、今年になって部署も変わっている。なのに私の異動ごときで涙を流してくれるとは。
なんにもしてあげていないのに、と言うと、「tamaさんがいるだけでいい。頼りにしていた」と言う。歳を取るとそういう存在価値もあるのだね。
一人でも泣いて下さる人がいるのは、幸せなことだ。彼女は相当にショックを受けたようなので、申し訳ないのだが。
さてさて、明日は挨拶の一日。ようやくこの日が来た。まあ、明日はなんとかなるとして。この先、いったいどういうことになるか。アチラの部署でつとまるんだろうか、ワタシ。今更こんなこと言っている場合じゃないのだが。
今回の異動、細かいスペックチェックなしに話が決まった。こんな簡単に決まっていいのかなあと思いつつ、でも出たかったからなあ。もう後にはひけない。前進あるのみ。
2008年05月21日(水) |
案ずるより産むがやすし |
異動の挨拶用に職場に配るお菓子を買った。会社を辞めるわけじゃないから、気張る必要はないのだけど、一応ケジメだからちゃんとしたものを。出る準備は整った。あとは宣告を待つのみ。
ところで、正式異動前にアチラへ出社しても、メールはおろか、PCもないだろうし、することがあるのだろうか。第一、IDカードが発行されていないから、オフィスの出入りからして不自由だろうな。
まあ最初は多少不便でもしかたない。案ずるより産むがやすし。
2008年05月20日(火) |
小学校時代の同級生と |
昔から仲がいいというわけではないのだけど、ここ十年くらい再開して、集まっている仲間と宴会。
プレーヤーからマネジメントへの移行に居心地の悪さを感じている人が多いみたい。あるいは、20年以上続けてきた仕事に対するちょっとした立ち止まり感を抱えている人も。気持ちはわかる。今の私にとって、そういう話はとっても共感できる。
そういう話を聞いていると、今の私のように、いろいろな不満をグループ企業内の異動で解消できるのは、とってもラッキーなのかもしれない。そう大きく労働条件を変えずに、ある程度の連続性を保ちながらも、環境を変えられるからね。
もっとも、どこに移っても本質的には変わらないということでもあるのだが。部分が悪いだけであって、本質が悪いわけじゃないと思っている限りは、なんとか意義を感じながら仕事できそう。
資料を思い切って捨てている。引出しにしまっておける量は限られているから仕方ない。
それに、どちみち、アンチョコで対応できる領域は限られていて、ごくごく狭い。結局最後は、知識やスキルとしてどれだけ自分の中に吸収できているか、そして知見や知恵としてどれだけ吐き出せるか、生身の勝負なのだ。
裸一貫で飛び込むって感じだね。
セーターのホームクリーニング終了。衣装ケースから夏ものを出してセーター類をしまう。革のコートの汚れを拭いてクロゼットにしまい、ブーツも磨いて片づけた。
ようやく衣替えが終わった。今年は自分の心身の心配でバタバタしていて、ちょっと出遅れ気味だったけど、なんとか間に合ったかな。
昨日に引き続き、頭が痛いんですけど。もしやと思って血圧を測ったら高かった。これも薬が原因なのか。
早く薬とサヨナラしたいけど、急にやめるわけにはいかない。時間をかけて減らさなきゃならないから、まだまだかかりそうだな。
今通っている病院は、耳鼻科も心療内科も、どちらもオフィスの近くだ。今までは便利だったけど、異動後はここまで通えるかしら。別の医者を見つけなきゃいけないかな。それもまた面倒だな。
まったく頭が痛い問題だ。
そりゃそうだよね。いくらなんでも異動予定の人間を2ヶ月も抱えておかないよね。しかも自分にとってリスクの高い人間を。出す側だけでなく、受ける側も動く私も早い方が良い。
そういうわけで6.1に動くことが決まった。しかもそれを待たずにアチラへ出社することに。七年前と同じだ。早いほうが良いとは言え、そこまで前倒しされると、顔を見るのもいやなのかと勘繰ってしまう。
もっとも仕事にストップがかかったので、確かにすることがない。仕方なく目立たないように書類の処分にいそしむ。まだオープンにできないから、身辺整理もひそかにしなきゃ。
2008年05月15日(木) |
手続き進んでいるかしら |
日に日に眠さが増してくる感じ。薬は増やしていないんだけどねえ。頭も痛くなってきた。寒気もする。あれ? もしかすると風邪ひいたかしら。風邪ひくなんて、気が緩んでいる証拠。
明日はステージ2の一コマがある。私の出番はないけど、休むのは失礼なので行っとかないと。
回りでは、どうやら7月1日付の組織・人事の手続きに動き出しているようだ。たぶん、この手続きに間に合っているだろう。あとは粛々と手続きが進むのを待つだけ。手続きが終わって内示が出るまで、もう私がすべきことはない。
内示はたぶん6月16日だろう。早ければ13日か。いずれにしても、まだ1か月くらい先の話。
少しずつ身辺整理をしとかないとね。
医者に行って、現状を伝えた。環境が変わることがほぼ決まりそうなので、気分すっきりだ、と。そしたら、薬は増やさずこのままということに。本当は今日から更に薬を増やす予定だったんだけどね。このまま減らすプログラムに移って断薬できればラッキーだなあ。
仕事中に睡魔に襲われることが、今までだってなかったわけじゃない。それにしても睡眠たっぷりなのに、この眠さはなんだ。やっぱり薬の副作用かな。
もう少しクリアな頭でサクサクっとこなして、早く終わらせたいのに。ぼうっと霞がかかったみたいに、考えがまとまらない。
あ、それは薬のせいじゃなく、もともとの頭の出来かな。それともテーマそのもののピントが甘いのか。
昨日のあの眠さのままだったら、今日は仕事にならないんじゃないかと心配していたけど、ほぼ通常ペースで仕事ができた。よかったよ。「出ていくと思って、気が抜けて、手を抜いて働いている」なんて思われたらシャクだからね。
昨日眠かったのはピリオド直前だったからみたい。うつの薬は、月経前緊張症にも効果があるらしい。眠いのは治らなかったけど、いつものような頭痛・肩こりは今回はなかったなあ。思いがけない副次効果でちょっと得したような気分。
天気が良ければこの週末にセーターのホームクリーニングをしようと思っていたのだけど。あいにく、というか、ラッキーなことに天気が悪かったので、先延ばし。
何もしたくない。何もする気になれない。だから何もしない、ひたすらまったりな一日。こういう一日があってもいいか。
なに、この眠さ・・・・。居間で横になったら、畳から手が出てきて、私をつかんで離さない・・・。
飲んでいる薬のせいかな。それとも安心感からだろうか。それだけストレスと不安を抱えていたのかもしれない。
こんなに眠いなら、寝る前の睡眠導入剤は飲まなくていいよねえ?
まずは、今関わっている仕事を片付けなきゃ。でももともとのスケジュールから考えて、全部は終わらない。
後を引き継ぐ方が受け取りやすいように、なんとかあのあたりまで終えておきたい。
‥‥かなり頑張らないと難しいかも。
それとももしかすると、この仕事そのものが、消えてなくなるのかな。だとしたら、頑張るのは無駄だなあ‥‥。
今日はなんだか弛緩の一日だった。もちろん、朝から夕方までお仕事はちゃんとやったつもりだけど。
昨日が激動の一日だったからか、昨日ちょっと飲みすぎたせいか、それとも昨日から薬を増やしたからか。
本当は、気が引き締まる想い。暖かい職場、でも自立と能力を求められる厳しさがある。今とはまったく逆の環境だ。不安がないわけではないが、裸で飛び込むしかない。
それにしても薬飲んでいるのにアルコールはよくないよねえ。わかっている。わかっているが、昨日は仕方ない。
2008年05月07日(水) |
あっとびっくり!な展開 |
連休明けのスゴロクゲーム。ステージ2の心配をあれこれしていたが、あっとびっくり!な展開で、このステージは一挙に駒が進んだ。劇的な一日だった。
勝手に動いたことにお叱りを受け、お小言もちょうだいした。自分の部下が、自分以外の別の人との信頼関係が強くて、そっちに相談すること自体、おもしろくない気持ちは良くわかる。しかも、今の部署から出たいという相談なんだからねえ。
上司として「あなたのキャリアにとって最適な選択」を提示するつもりが、部下のほうが自立的に考えて行き先を選んでいたのだから、拍子抜けしただろう。ありがたく思われる機会も失って、そりゃあ、気分良くないよねえ。すみません。でも、なんだかんだ言って、やっぱり、私を出したかったのね。
行き先の部署の人と会った。私を受け入れていただけると。ありがたいことだ。「出たい−出したい−欲しい」の状態。ステージ2は、唯一のリスクの大物への仁義を残すのみ。
こういうのをなんと表現すればよいのだろうか。「ラッキー」という言葉では足りない。「人事を尽くして天命を待つ」というほど努力していない。人間の力を超えた“何か”が作用したと思いたくなるような出来事だった。
遠足の旅から帰って体重を計ると、必ず増えている。ほら、まただ。新記録達成。
遠足に行くと、早起きして、朝からお米をたくさん食べて、遠足のお菓子も食べて、夜もたくさんおかずを食べて。運動量より摂取量のほうが多いのだろうね。だから体重が増えるのだろう。
あるいは、うつの薬の副作用? いや、それにはまだ時期が早すぎるか。あ、もしかすると、旅に出ると便秘がちになるから、それで体重が増えているのかもしれない・・・・?
2008年05月05日(月) |
健康的なんだか不健康なんだか |
一日中雨の中を歩いた。そう言えば、昔、どこぞのアナウンサーが、旧中山道を「一日中、山道」と読んだことがあったっけ。
今回は新しい雨具を仕込んでいたので、一日中雨でも濡れずにバッチリだった。新しい雨具を持って行ったから、神様が雨具を使わせてあげようと雨を降らせたのかな。週間天気予報では、今日は最高気温が25度を越す夏日のはずだったのに。
それにしても、めまいやうつの薬を飲みながら歩くなんて、健康的なんだか不健康なんだか。
こういうタイミングで連休がくるなんて、なんてラッキーなんだろう。
私自身がこういう時期に長めの休みで気分転換できることがラッキー。
でもそれ以上に、ありがたいのはあの人の状態。連休を前にして、あの人もだいぶ安定していたようだ。あの人の状態そのものが私のストレスの原因でもあるから、ホント、助かったよ。ありがたや。
さて、私も思いきり遊んで、リフレッシュしよう。今日は薬師寺展の日光菩薩・月光菩薩を拝んできた。明日からちょっと遠足。
めまいがしたり、集中力が低下したり、眠れなかったり、ちょっと壊れかかっているけど、まあ、こうやって遊ぶ気になれるのだから、故障は軽微なのだろう。
スゴロクのあがりを目指してサイコロを振ったのは2週間前。ゲームは1回の休みもなく、非常に順調にコマを進めている。GW明けにはいよいよステージ1の最終ステップ。これをクリアすれば、正念場のステージ2に突入だ。
ステージ2の第一ステップはこう動いて、そこでOKが出れば、第二ステップはあっちに仁義を切る。この2箇所への勝負は私の言い方で決まるかもしれない。いかに、相手がYESを言いやすいストーリーを作るか。一人ロープレでもやって、準備をしておこう。
第三ステップは私にはどうにもならないこと、人事を尽くして天命を待つ。それから第四ステップでこっちに仁義を切って、おしまい。
ステージ2でNGが出たときの対応を考えておこう。奥の手をどう使うか、もう少し戦略を練っておかないと。
それから、万が一、変な所から情報が漏れないように、タイミングをみてあそこに手を打っておいたほうがいいな。
わー、ドキドキしてきた。なんとしても脱出ゲームに勝ちたいから。まずはとにかくステージ1をクリアするぞ。
ドキ1 コピーを取って席に戻って椅子に座った瞬間、ジャジャッと妙な音が。あっとびっくり、パンツのファスナーが開いている。金具部分は上に上がっているのに!?きゃ〜ファスナーが壊れた! 直らなかったら帰るまで全開ってこと? 慌ててファスナーの金具を下に戻して、上げてみたらすぐに原状復帰したので、事なきを得た。お腹か腰回りにオニクがついたのね。
ドキ2 GWの資金をおろそうと、いつもの口座から引き出そうとしたら「残高不足のためおろせません」だって?! ああ今月はクレジットカードの引き落とし額が大きかったんだっけ。忘れていたよ。
ドキ3 仕方なく別の銀行の隠し口座(誰に隠してるんだ?)から引き出すことに。ここのカードは手のひら認証を登録してある。その認証がNG、何度やってもダメ出しされて、ついに「カードを持って窓口へ」だって?! もう窓口は開いてないよ。仕方なく別のATMでリトライ。それでもNGが続いたが、なんとか受け付けてもらえた。良かった。危うく文無し連休になるところだった。
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