朝から社外のイベントに参加した。この領域の方々が年に一度大集合する会合だ。
参加者はやはり男性が多いのだが、社内のイベントに比べれば女性も少なくない。ざっとみた感じ、女性比率5%かな。
パネルディスカッションの一つは、女性のパネリストだけで構成されていた。担当者によるディスカッションという位置付けだし、会合に華を添えると言う意図があったのだろう。
でも華を添えるなんていうレベルを超えて、視点の高い発言の連続だった。よい意味で期待を裏切るセッションだった。これでコーディネーターも女性ならますますグッド。
もっとも、女性だけのパネリストのセッションがあること自体、まだ女性が特別扱いされていることの表れ。しかもコーディネーターが冗談めかして男性だけのセッションを「むさくるしいセッション」と呼び、女性パネリストのセッションを「爽やかなセッション」と紹介する。その程度のことで目くじら立てるつもりはないが、性別によってそういうステロタイプな決めつけをするのは、いただけない。
どんなセッションにも女性パネリストが自然に存在する、性別によって余計な形容詞をつけない、そういう時代が早く来るといいなあ。
寝ているときの姿勢が悪いってことに、最近気がついた。寝入りばなや夜中にちょっと目覚めたとき、気がつくと必ず同じ姿勢で左にえびぞっている。
これだ。朝起きると首が回らなかったり妙に肩がこっている原因はこれだろう。
体がゆがんでいるから、無意識のうちに変な姿勢をとるのか。それとも変な姿勢で寝ているから、体がゆがむのか。
どちらかわからないけど、困るのは無意識だと言うこと。昼間なら、自分で意識して姿勢を正せるのだけど、寝ている間じゃ、自分で制御できない。どうしたらいいのかな。
ちょっと寝不足するとたちまち体がしんどくなる。ちょっと夜遊びすると次の日はグロッキー。いつの間にそんなになっちゃったんだろう。
ついこの間までは、9時まで仕事して、そのあと職場の若い男の子と11時過ぎまで飲んで、12時近くに家に着いて、次の朝は8時頃に会社にいる、なんて生活していてもヘイチャラだった。
・・・と思い出していて気付く。“ついこの間”と思っていたのは、もう7、8年も前のことだったよ! 嗚呼!
つまり、あの頃はまだ若かったってこと。そして、あっという間に歳を取ったってこと。
今週はなぜか飲み会が3つもあるのだけど、乗り切れるだろうか。
アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされたそうだが、「菊地凛子って誰」って感じで、人となりを良く知らない。たまたまTVで、授賞式出席のために米国へ出発する前のインタビューを見た。
受賞時のスピーチを用意していると話しているのを聞いて、好感を持った。賞のためにいろんな人が集まって晴れの場を作っているのだから、受賞した人はそれに応えなきゃ失礼だよねえ。ノミネートされた時点で、スピーチを用意するのがプロってもんだ。
それに比べて、日本アカデミー賞の表彰式はひどかった。最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞の二人はきちんとスピーチしたのだが、女優の二人は、ただ「信じられない」「なんて言っていいかわからない」と言うだけ。
自分の受賞を期待しないことを美徳とし、そのことを強調するためにスピーチを用意しないということなのだろうか。それとも、言葉にならないほど感激したということなのだろうか。本心だとしたら、人前に出る職業人としては失格じゃないかな。もしそれが演出だとしたら、大きな間違い。
菊地凛子さんには、是非受賞のスピーチをして欲しい。
2007年02月24日(土) |
通称姓使用を考える(3) |
今の会社は前の会社に比べて女性の活用率の低さ、地位の低さを感じる。そのことと通称姓への配慮不足とは関係があると思う。女性が社内のいろいろな部署でそれなりのポジションで働いていれば、社内のいろいろな場面で通称姓への配慮が増すのではないか。
例えば女性が社内システムの企画に関わっていれば、システムへの通称姓への配慮を要望できる。男性だけで開発していたのでは、気がつかないかもしれないからねえ。実際、前の会社で社内電話帳に名前をもう一つ登録できるようになったのは、あの部署に通称姓使用の女性がいたからじゃないか。彼女が要望を出したか、あるいは周りの男性が彼女の通称姓使用の状態を知って要望したか。
女性が要望を出したとしても、要望に対して「通称姓使用可」の意思決定をするのは、今のところほとんどが男性だ。女性管理職は非常に少ない。男性管理職が女性の働きやすさの改善に理解がないと、いくら要望を出しても結局は実現できない。どうせ女性はすぐやめる、とか、たいした仕事をしてないんだから女性の要望は聞く必要がない、とか、そのような取り扱いをされかねない。
残念ながらこの会社の男性管理職の中には、女性に対する差別意識を持っている人が少なくない。女性だからといって補助職に押し込めない。女性の仕事の成果をきちんと評価する。このあたりの意識を変えて欲しいところ。そして女性がいろいろな部署できちんと成果を出して、一歩ずつ地位を高めること。その両方が必要。だけど、どちらも急には実現できない。
だとしたら、まず女性が要望を出しやすい仕組み、それに対して理解ある意思決定をしてもらえる仕組み、その両方が特別な仕組みとしてあると良いと思う。それを提案するのが私の役目かも。
うーん。自分の宿題にするにはちょっと荷が重い。
2007年02月22日(木) |
通称姓使用を考える(2) |
シングルアゲインになってから今の会社に移ったので、この会社での通称姓の使いにくさにはちょっと鈍感になっていた。それでも、社内電話帳にもう一つの苗字を登録できないなど、前の会社に比べて後退感はあった。更に、社内続きのシステム化が少し進んでいるため、社員コードをキーに自動的に戸籍名が適用されてしまうことが多いと感じた。
その後、システム化が進んで、ますます通称姓が使いにくい状況になっている。
例えば、来社されるお客様の名前と来社時間とを入力しておくシステムがある。お客様が受付にいらしたとき、受付係はそのシステムを見て、私に連絡をくれる。そのシステムにログインするのに社員コードを使うため、自動的に戸籍名で登録されてしまう。もしお客様が私の通称姓を告げて訪ねて来たら、受付の社員は困ってしまうだろう。
ことほどさように、通称姓は暮らしにくくなっている。幸か不幸か、私はその苦労から解放された。けど、通称姓の使いにくさをこのまま見過ごしていてはいけないのだろうなあ。先輩としては。
2007年02月21日(水) |
通称姓使用を考える(1) |
社内の集会で、通称名の使用が話題になった。
私が通称姓を使い始めたのは1996年だから、もう10年も前のこと。まだ、前の会社である親会社にいて、3年ほど通称姓を使っていた。
会社が公に通称姓を認めていたわけではなく、かといって禁止しているわけではなく“黙認”しているような状態だった。使う側としても、アレコレと強く要望するとかえって禁止されるので、ころあいを見計らいながら既成事実を積み上げるようなスタイルで通称姓を使っていた。当時は社内の各種の手続きがまたシステム化されていなかった。それが通用していた。例えば、依頼書に手で記入して印鑑を押して出すと言うようなスタイルがまだ残っていた。だから通称姓が通りやすいというような事情もあった。
あるとき、イントラネット上の社内電話帳のバージョンアップがあり、デフォルトの戸籍名の他に、もう一つ苗字を登録できるようになった。ある人は旧姓を登録したり、あるいは齋藤さんが「斉藤」という名前を登録して検索性を高める目的で使ったりした。もちろん、通称名使用者は通称名を登録した。
その後、メールアドレスが統一されて、姓.名@社名.co.jpというネーミングルールが作られたときに、本籍名で作るか通称姓で作るかという選択を問われた。つまり、ある一定の「通称姓」の権利が認められたわけで、今考えるとエポックメイキングな出来事だった。
もっとも、そのときは私自身はシングルアゲインになっていたんだっけ。 【続きは明日】
2007年02月20日(火) |
肩のケアも焼け石に水・・・ |
その後も継続的に、夕方は整形外科に行っている。まず肩を近赤外線ランプで温め、筋肉のこりを和らげる。これが10分。そのあと、肩にホットパックを当てながら、首を上に10キロで引っ張る。これが10分。
このリハビリ治療で何がどのくらい良くなるのか、とも思うが、しないよりはした方が良いのだろう。
でも、その後オフィスに戻って、4時間もPCに向かって仕事しちゃ、せっかくの治療も焼け石に水かも。
家でもケアをしている。低周波治療器で肩をピコピコと。それから、濡れタオルをビニール袋に入れてレンジで温めて肩に当てる。
でも、そんなことしながらPCで遊んでちゃ、これも焼け石に水かも。
この後、お風呂に入ってお湯で浸したタオルで肩を温める。お風呂のあとに、ストレッチ体操をすればいいのだけど、その時刻には、体操より睡眠時間を優先したい気持ちになってしまう。
こんな生活じゃ、あまり治りそうにないなあ。
今のボスの東山氏に対して、2ヶ月前には「悔しいけど認めざるを得ない」という思いだったが、この3ヶ月ちょっと、コンビで仕事をしてきて、ありがたいと思うようになってきた。仕事の進め方や“型”について指導をしてもらっていると感じるから。
今まだってボスに仕事のスタイルを学ばなかったわけじゃない。でも、具体的なスキルや作法を教えられたと思ったことがあまりなかった。ただ一人を除いて。
以前の私はレベルが低くて、教えてくれているのにどう学べば良いのかわからなかったのかもしれない。今は私のレベル(?)が上がっていて、学べる状態になっているのかな・・・というのは、今までの上司に気を使いすぎかも。
それとも、私は忘れっぽくて、教えてもらって自分の中に同化してしまうと、教えてもらったという事実を忘れてしまって、自分で学んだみたいな気になってしまうのかな。
ともあれ、この環境にいるうちに、貪欲に学ぼう。
好きで休日にお仕事しているわけじゃない。行きたくないなと思いつつ、いやいやながら出ている。
明日からの1週間は、朝から晩まで検討のミーティングや来客対応、代理の会議出席などでスケジュールが詰まっている。自分で考えたり作業したりする時間はない。
仕事の期限は無常に迫ってくる。仕方なく、本日、作業のために出た。そうしなければ時間が取れないから。
効率を上げろ、会議を減らせ、仕事を計画的に。そうなんだけど、なんでこうなっちゃうんだろう。やっぱり仕事のやり方が下手なんだろうか。
朝起きたら、ひどい頭痛。肩こりから来ているようだ。お風呂に入ったり、低周波でぴこぴこしたり、それでも治らず。結局、不貞寝することに。
一日ごろごろ寝ていたけど、やっぱり治らない。頭痛薬は飲みたくないんだけどなあ。
今週は、終日予定びっしりの日々を過ごしている。朝から晩まで、あれこれ考え続けているので、ちょっと疲れ気味。だけど、今週は4日間働けばよいから、あと1日頑張ろう。
でも、今日中にしようと思っていたことが着手できなかった。しかも2件。明日も時間がとれない。このままでは来週の締め切りに間に合わない。ということは、週末のどちらか、出社しなきゃいけないってことかな。
つまりは、今週もやっぱり5日間働くってことか。やれやれ。
昨夜は一晩中、仕事していた・・・ような感じ。実際に仕事をしていたわけではない。夢うつつで仕事のことを考え続けていたような感じで、熟睡できなかった。
特に仕事に悩んでいるわけではない。追い詰められているわけでもない。ただ、このところ、いろんなテーマがいっせいに企画フェーズに突入していて、一日中、あれこれといろいろなテーマを考えて続けている。会社を出たら仕事のことは考えないようにしているのだが、頭の回転が急には止まれなくて、慣性モーメントで回転しているみたい。
おまけの回転からすばらしいアイディアが出れば儲けもんなんだけどねえ。寝不足になるだけなので、くたびれもうけって感じ。
健康診断の前は、一週間お酒を飲まずに我慢する、という人がいる。二週間は野菜中心のヘルシーな食事にするという人もいる。一ヶ月前からその日に向けて減量するという人もいる。
そうやって瞬間風速を測って基準をクリアしても、健康であるという保証にはならないことを、みんなわかっていて、やっているのよね。そうすれば少なくとも来年の健康診断までは好きなように飲み食いできるからね。
私はそんな無意味なことはしない。普段どおりの食生活で、ありのままの体の状態を検査してもらう。それでこそ、健康診断の意味があるというもの。
唯一、注意していることといえば、前日飲みすぎて二日酔いにならないこと。え?! それじゃ“ありのままの姿”じゃないって? 失礼な。いくら酒飲みでも、毎日二日酔いになるほど飲んじゃいない。
知人から子供の大学合格の知らせが届いた。おめでとう。私は子供がいないので、最近の大学入試のシステムに疎いのだが、センター試験の成績によってはそれだけで私立大学に合格できるんだってねえ。早々と合格を決めると気分的に楽で良いね。
私もそうだった。最初に受けた大学に合格できて、ほっとした記憶がある。もっとも、ほっとしすぎたせいか、そのあとに受けた学校はすべて不合格だったけどね。
もしあの時の合否が違って別の大学に入学していたら。知り合う人が変わり、入る会社が変わり、付き合う男性が変わっていただろう。それによって、どのくらい人生が違っていただろうか。
大学生くらいになると、多少のことでは、価値観、人生観、仕事観は変わらないようにも思う。価値観が変わらなければ、その後の人生は本質的には変わらないのではないか。
でも、強烈な影響を与える人に出会って、価値観が大きく変わることもある。これは大学の良し悪しによって決まるものじゃなく、運命みたいなものだろうね。
そういう意味で、大学だけじゃなく、高校も中学も、合否は運命の別れ道なんだね。
11月以来のお散歩。久しぶりに10キロほど歩いてちょっと疲れた。でも心地よい肉体疲労だ。明日はゆっくり休もう。休みが3日あると、たっぷり楽しめてうれしい。
遊ぶにしても仕事するにしても、もう少し基礎体力をつけたい。プールにでも行こうかな。プールで肉体披露。
2007年02月10日(土) |
週末はいつもヨレヨレ |
待望の週末、しかも三連休。だけど、どうも土曜は調子が悪い。今朝も起きたら、首は回らないし、耳は痛いし、頭の表面はこっているし。
整体に行って首はだいぶ良くなったけど、整体の効果か、だるくて眠くて。ここで家に帰ったら寝てしまうだろう。休日を寝て終わるのはつまらないので、無理に街に出て映画をみる。映画がイマイチだったのは、眠気の中でボーッと観ていたからかも。
映画の待ち時間に本屋で住宅関係の本を買って、コーヒーショップで目を通す。家の手直しをそろそろ真面目に考えなきゃねえ。本格的に始めると、たぶん週末はとっても忙しくなるだろう。
週末にヨレヨレになっている暇はない。体力作りもしとかなきゃねえ。
週明けの提案向けて、部内の管理職でミーティングを。資料の最終直しを私がすることになった。
「じゃあ、この部分は私が適当に作って、あとで皆さんに最終確認してもらいます。」 「tamaさん、あんまり手間をかけなくていいからね。週末だから、遅くまで仕事しないでさっさ帰ろう。 「ご心配ありがとうございます。今日は早く帰りますよ、デートなので。」
すると間髪を入れず「えっ!?」と声が。 そんなに意外ですか?
肩と首がひどい。耳が詰まるくらいに首肩に何かが滞っている。
今日はそんなにPCに向かっていたわけじゃないんだけどなあ。ってことは、精神的なものなのか。
韓流スターには全く興味がない。そもそもいいオトナが芸能人に夢中になるというのが、理解できない。まあ誰を好きになろうとその人の自由なのだが。
たまたま職場でヨン様の話題になった。この手の話題では、いつもファンをからかうようなシニカルな話しぶりになる。
「たまたま、街角ですごい人だかりに出くわして。それがみんなちょっと年齢の高いオバサマたちで。いったい何事かと思ったら、それがヨン様の来日騒ぎだったのよ。」
いつもこんな調子でファンの年齢の高さをからかっている。
でも今日、ふと気が付いた。ヨン様ファンって同年代なんだよね‥‥。自らの年齢を笑いのタネにしていたことになる。そのことに今まで気付かなかったとは、情けない。
隣の課長と四方山話をしていたら、たまたま彼が自分の出身大学を口にした。話の流れの中では大学名を口にする必要はなかったと思うのだが、何故か彼はそれを言った。それを私は聞き流した。
出身大学を自慢する気持ちは更々なく、かといって卑下する気持ちもない。でも、同じ技術系単科大学だとお互いに差を意識してしまうのではないかと思って、言いにくかった。学歴や出身大学なんて関係ない、差別しない、と言いつつ、心のどこかで気にしている。
彼が口に出したということは、知りたい気持ちの表れなのだろう。だから私も言ってあげるべきだったのかもしれない。
首の縮みを治すために、オフィスのそばの整形外科で受診しなおすことにした。先週、最初の受診に行った。五時半の終業後に一旦離席して病院に行き、終わったらまたオフィスに戻る予定。
「すみません、ちょっと整形に行ってきます。」
離席の前に周りに一言だけ声をかけて、そそくさと病院へ行く。オフィスに戻ると、まだ仕事をしているメンバーがいる。
「ただいまー」 「tamaさん、お帰りなさい。今日は整形でどこを治したの?」 「ええ、ちょっと鼻を高くしてもらいに・・・」
しばらく、首の牽引に通うことになるので、オフィスのメンバーに説明。今日からこまめに通院だ。オフィスを出るときに周りに声をかける。
「すみません、仕事がつらいので、ちょっと首をつってきます。」
2007年02月04日(日) |
伯母の心配よりも‥‥ |
伯母を訪ねたら、伯母の古い女友達がきていた。その二人の話の聞役として半日過ごした。
伯母は八十代、友達は七十代。二人とも話のテンポが早く、しっかりした声で次から次へとよく話す。その流れに乗りながら話を受けとめて、あいの手を入れる。
聞いているだけなのに、ぐったり疲れてしまった。聞役がこんなに疲れてしまうのだから、話を繰り出す側も疲れるはずなのだが、二人ともエネルギッシュに話し続ける。元気ねえ。
この調子なら二人とも長生きしそうだ。安心安心。むしろ自分のエネルギー不足を心配すべきかも。
管理職が集められ、人事制度変更などについて説明を受けた。会場内は例によってほとんどが男性社員だ。
メインの説明が終わって、最後に育児休業関連制度の説明。 「育児休業の期間は今まではコレコレでしたが、四月から長くなってコレコレまで取れるようになります。」 途端に会場の一角で「え‥‥」と声があがり、会場全体がなんとなくざわめいたように感じた。驚きとも困惑ともつかぬ雰囲気。
育児休業についての変更内容は、事前に管理職あてに送られていた労使交渉の議事録で知っていた。読んでいれば驚かないだろうが、関心が薄い人は読まなかっただろうから今ココで初めて知ったのだろう。
それにしても、あの“ざわめき”はなんだったのだろうか。「そんなに休まれちゃ困るんだよな」という思いなのか。女性社員の活躍への期待の高かさの表れならよいのだけど。
よい制度があっても、休暇を取りにくい雰囲気があると活用されない。そこのところがまだ足りないのかな。
男性が男性の相手を呼ぶとき、苗字の呼び捨てで呼ぶことが多い。同期同士の場合には、たいてい苗字を呼び捨てにするようだ。小学校の低学年の男の子が、生意気にも苗字を呼び合ったりしてるのを見ると、ほほえましく感じる。
会社でもそうだ。親しみを込めて呼び合っているのだから、まあ良いのだが。
でも、同じ部署内で、課長が直属の部長を呼び捨てにするのを聞くと、どうしたって違和感を感じる。前の会社では、そういうことはなかった。職場は公式の場であって、そこでは、同期だろうと年下だろうと、上司であれば敬語で接する。それが社会人の基本的なマナー。
それが、どうもこの会社では、年齢の上下の序列のほうが重要視されるみたい。どうも、本人のいないところで、その人を指して呼ぶときに呼び捨てにする傾向が強い。プライドが邪魔して、さん付けで呼べないのだろうか。
うわっ! はやいなあ。今日から2月だ。1ヶ月経ったのに、今年のスケジュールが確定していない。こんなの初めてだなあ。
考えてみたら、今まで私の会社員生活で、ある領域の中期的な方向性を自ら考えたのは初めてかもしれない。今までは、上から何らかの方向性が示されていて、それにしたがって詳細計画を立案していただけだったように思う。あるいは、新しい取り組みを考えたにしても短期的な視点でしか、とらえていなかった。
初めてだから時間がかかるのか。私の育成の過程として時間をかけてくれているのか。それとも、そもそもこの仕事がやっかいなのか。
|