たりたの日記
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原宿教会での、コンサート「響きあい」、無事終了。 市川さんの歌と増田さんのオルガンを楽しみながら朗読することができ、沢さんのピアノの弾き語りには力をいただいた。よい時間だった。
今日は一日朗読モードだった。 明後日に公演を控えているのだから当然なのだが、務めのある週日は練習の時間がなかなか取れないので、こうして一日その準備に充てる日があることが有り難い。
ただ何度も繰り返し読んでいても練習にならないので、できるだけ本番と同じシチュエーションで読むめに、いちいち録音し、その中で一番良いと思われるものをボイスブログにアップすることにした。 そうすれば、必然的に何度も読むことになるし、また聴くことになる。 また朗読の師匠や友人も聴いてはコメントを下さるのでこれは良い方法だと思った。
完成したものをアップしようとすれば、億劫になる。自分の練習のため、記録のためと割り切れば、もっと気軽に使えるのかも知れない。
この日記にしても、そう。 つぶやきでも、独りごとでも、とにかく書くようにできるといい。 それも、これも、今が連休中で仕事から離れているから、そういう気持ちになるのかも知れないが。
ボイスブログ「朗読の庭」
2011年05月01日(日) |
「響きあい〜うた・ことば・うつわ〜」 |
「響きあい〜うた・ことば・うつわ〜」というイベントで朗読します。
半年前から計画されていたイベントですが、東日本大震災のためのチャリティーコンサートとなりました。
わたしは 市川恵理さんの歌う、美しい「マリアの7つの歌」と交互に聖書物語(R・シントラー作)の中からキリストの誕生の部分を朗読します。 この歌曲はスコットランドのアイオナ共同体の牧師、ジョン・ベル氏の書き下ろしで、とても美しい歌です。
また、北原白秋の「からたちの花」、西條八十の「かなりや」を朗読します。両方とも、よく知られた同様ですが、歌詞の朗読となると、大変難しいです。 単調にならず、しかも情緒過多にならないように、その情景が目に浮かぶような朗読をしたいのですが、試行錯誤はきっと直前まで続くことになるでしょう。
パフォーマーとして舞台に立つ前の緊張が日々高まってきます。いったいわたしにできるのだろうかという不安、その場になって声が出ないとか、会場に行けないといった ハプニングが起きたらどうしようとか、様々な不安がまとわりついてきます。
そういう不安の中で、一番心を落ち着かせ、自分の位置を見失わないようにするのは祈りだと感じています。 通勤の電車の中で、歩きながら、お風呂の中で、あらゆる場所で様々な方々への祈りと共に、貧しいわたしが神の器として用いられることを祈ります。 器は貧しくても、そこに入るものが、愛と慈しみと希望に満ちたものであれば、そこにいる方々の心に、その良きものが流れ込むはず。 わたしは心を貧しくし、器としての自分を見失わないようにしようと思っています。
「響きあい〜うた・ことば・うつわ〜」
5月6日(金)
18:30 開場 19:00 開演 3,500円(当日4,000円) 全席自由 未就学児の入場はご遠慮ください
日本キリスト教団原宿教会 (銀座線 外苑前より徒歩6分 )
市川恵理(ソプラノ)、たりたくみ(朗読)、増田基子(オルガン)によるパフォーマンス 沢 知恵ピアノ弾き語りコンサート 沢知恵 オフィシャルサイト
このイベントは、5月10日から西麻布ル・ベインで行われる「稲積佳谷陶展」を記念して行われるもので、コンサートの収益は震災のための義援金としてささげられます。
主催・お問い合わせ:080−1217−7848 市川、03−3401−6814 増田 「響きあい」実行委員会
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