たりたの日記
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日本ではクリスマスは25日ともなれば、クリスマスの飾りは街角から一掃され、お正月モードへと切り替わる。
しかし教会ではアドベントクランツにろうそくが4本灯る日曜日(今年は19日)から降誕節、クリスマスを祝う時期に入り、1月6日の顕現節(エピファニー)までがクリスマス。お正月はクリスマスの中の一部ということになる。
世の中のお祭り騒ぎが終わったところからクリスマスが始まる。 静かなクリスマスの礼拝堂の朝だった。
クリスマスの夜、友人のA&Mのお宅にお招きをいただき、念願の初蕎麦打ちに兆戦させていただいた。
蕎麦粉と小麦粉と水を混ぜ合わせ、よくこね、伸ばし、切って、茹でる。 その作業のひとつひとつが味わい深く、充実感があった。 みんなでわいわい蕎麦打ちをする楽しさもまた。 出来上がった蕎麦の何と美味しかったこと。 思い出深いクリスマス。 A&Mに感謝!
2010年12月24日(金) |
今年はスノーマンも加わって |
年ごとに、アドベントに入ったと思うとすぐにクリスマスが来てしまい、クリスマスの飾りの入っている箱を開けるのが遅くなる。 クリスマスツリーを最後に飾ったのは7、8年前になるだろうか。出すのも」億劫なら片付けるのはさらに面倒。これって年のせい?
今年はリースもかけないまま。いっそのことクリスマスの飾りはなしにしようと決め込んでいたのだが、クリスマスの1週間前に、大きな陶器のスノーマンをいただいたのだ。中にキャンドルを入れてランタンのようになるものだった。
贈り主の心遣いを思えば、そのスノーマンを箱に入れたままにしておいて良いはずがない。我が家のリビングルームに飾り、キャンドルも灯さなければと、その夜、やおらクリスマスグッズの箱を引っ張り出し、友人から贈られたナティビティーのセットやキャンドル、オルゴールやベルを取り出して、スノーマンといっしょに飾ったことだった。
さて、今年の仕事は24日まで。 1時間休みをいただいて、6時には教会へ。 昨年のキャンドルサービスでは風邪を引いて声が出なかったが、今年はしっかり歌うことができた。 礼拝の中では祈祷を担当した。
12月19日、今年最後の英語教室。
毎年子ども達のクリスマスプレゼントに頭を悩ませる。 教師としてあげたいものと、子どもがもらって嬉しいものとが違うような気がして、何にしようかと迷う。 今年は、思い切って英語の絵本にした。キャンディーケインやクリスマスの飾りではなく。 わたしの好きな本、子どもたちに声に出して読ませたい絵本、つまりは1月のクラスの教材なのだ。 それぞれの学年に合わせて4種類の絵本。 自分では気に入ったものの、包みを開いた子ども達の反応はどんなものだろう。 せめてラッピングだけでもクリスマスらしくと、手作りのカードも添えて。
2010年12月01日(水) |
待降節 (アドベント) |
待降節 (アドベント)
人々は待っていた
ひとりの赤ん坊の誕生を
そこから始まる方向を
今が永遠とつながる
地が天とつながる
罪が許しの中に抱きかかえられる
その終わりと始まりを
イエスというできごとを
赤ん坊は生まれ
愛は貫かれ
人の罪と苦悩は負われ
あがないの死が死なれた
イエスというできごと
今年もアドベント
そうして待っている
暗い馬小屋に灯る明かりを
天の軍勢の歌声を
羊飼いたちの足音を
イエスというできごとが
わたしに突きつけてくるものを
この命の先に灯されるものを
わたしの誕生と死の間を紡ぐ
ひとつの物語の行方を
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