たりたの日記
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幼馴染のさとみちゃんが上京しているので会いに行った。 さとみちゃんとその友達はお互いの息子たちの通う大学の学園祭を見る目的での上京。 そこでわたしも、久々に筑波大へと出向く。 雨の中の学園祭だったが、若者たちのエネルギーが溢れていて心地よかった。ふるさとの言葉で近況などおしゃべりしながら、あちらこちらの店をひやかして歩いた。
そうしながら、我が家の次男が在籍していた時に一度行った学園祭を思い出していた。キャンパスの雰囲気も、学生の雰囲気も4年前と少しも変わらない感じがあった。
このキャンパスで彼はどんな日々を送っていたのだろう。 それほど遠くはなかったのだから、もう少し頻繁に訪ねても良かっただろうに、息子の生活についてはほとんど何も知らない。過ぎた子育て(でもないか)時代の事を思い出すと、いつも後悔のようなものを感じる。
それなら今だって、電車で40分ほどのところに暮らしているのに、引っ越しの手伝いに行ったきり、訪ねていない。本人も訪ねて欲しくはないのだからそれでいいのだろう。そのうち、彼が世帯を持ち、父親にでもなれば、また近く行き来するようになるのだろうから。
仕事帰り、四谷駅そばの、ニコラバレ修道会で行われる、黙想と祈りの集いに参加する。 この日は長年バングラデシュで貧しい人々やハンディを持つ人々を支える活動を続けてこられたブラザー・フランクが来日されており、メッセージをいただくことができた。 たくさんの祈りの歌が次次に歌われていったが、その中でも、バングラデシュの旋律で歌われる歌は美しく印象的だった。
♪ 主は世の光、闇を照らす世の光(バジャン:先唱に続いて繰り返される)
初めに光があり、すべてのものが生まれた
どんな闇でさえ、真昼のようにかがやく
・・・・・・・・・
夏の九州以来、2か月振りに小さいレオに会いにゆく。 この日持っていったものは絵本。 レオのパパが小さい頃に夢中になった絵本たちを。 「しょうぼうじどうしゃじぷた」「おさじさん」「めっきらもっきらどおんどん」や英語の乗り物図鑑、飛び出す絵本。
レオのパパの小さい時とおんなじ様子で絵本に顔をくっつけて一生懸命に見入る。 ふと時間が27年間前とスイッチする。 不思議な感覚。
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