たりたの日記
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2010年03月01日(月) 三月のはじめの日

冬の終わりの春のはじめ
レント(受難節)
一番好きな季節なのかもしれない

帰りの電車の中で
ずっとグレゴリアンチャントを聴いていた
何かが戻ってきたような感覚があった。

独りの空間から出て
人中に入っていくのだが
人の中にある独りを心地よいと感じた。

空間の広さ
移動距離の長さ
すれ違う人の多さ

そうしたところに身を置くことは
けっして悪くないと
冬眠から目覚めた熊にとっては新鮮だった。


たりたくみ |MAILHomePage

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