たりたの日記
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2010年02月26日(金) 100日間

職場近くのレオパレスに100日間住んでいた。
今頃書くけれど。

冬場の通勤は過酷だ、
もうこの年なのだから無理しちゃいけない、
独りで暮らすことも大切じゃないかと
いろいろに理由をくっつけての我儘独り暮し。
スミマセン。

職場から徒歩数分というのは便利だが
最寄駅から17分というのは不便で
まるごとのフリータイムを
ほとんどどこにも出かけずに篭って過ごした。
冬眠の熊のようだった。

ロフトの上に寝るしくみの部屋は
ハイジの寝床のようで好きではあったが
やわらな干草があるわけでもなく
固い板に布団を敷いただけの
言ってみればヘルシーな寝床だった。
しかし
今まで寝たどの場所よりもなぜか爆睡した。

持ち込んだ本もそれほどは読まず、
パソコンのスキルアップもならず、
英語の勉強も
朗読のアップも
この日記を書くことだって
できるだろうと考えたことは
どれもできなかったのは
どういうわけだろう。
きっとそういうものなのだと言ってみる。

無給の残業はよくやった。
部屋に戻ってもやっていた。
まるでそのことの予想がついていたように
頭はおおよそ仕事のことで埋まっていた。
きっとそういう時だったのだとまた言う。

さて春風が吹き始めた。
冬眠終了!
この居心地の良い閉ざされた独りの空間から出てゆくぞ。
また人波の中で電車に揺られる生活が始まる

ふうっ・・・

暮に手に入れたiPhoneがあるから
通勤の時間は楽しいものであるかもしれない。
往復4時間の通勤時間で
本が読める、
朗読の勉強ができる、
英語の勉強ができる、
昼眠もできる、

リストアップしてみる。

明日引越し。


2010年02月13日(土) 雪の日山へ行く (アクロスティック)



雪の山道

昨日降った純白の上に

野の生き物たちの足跡が残され

ひっそりとあたたかな雪野原の下には

やがて起き出す春が眠り

まだ冷たい風に春の息が混ざる

平安と厳しさがそこにはあって

行く者を空っぽにし、また満たす

靴底は今日の命のあじわいを踏みしめていた


      久々に遊山倶楽部の仲間との山行
      小雪の降る浅間嶺を歩く。
      とびっきりの寒さと雪景色が良かった。


たりたくみ |MAILHomePage

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