退屈を凌ぐ為 図書館にも顔を出す 彼女はありとあらゆる本を借りていく
淡々とページをめくり 待つこと覚えたのは 春のひとつ後
退屈を凌ぐ為 覚えることも山ほどある 紅茶の入れ方ひとつでさえ悩むのだ
簡単は足踏み止めて 待っててくれるから 抜け道教えて
ああ 何故だか分からないけれど ああ 濁るよ ふわふわ心地良く 柔らかな悟り
たまに現われては 僕を揺らす 無駄と言われても ここに無くても
ほんの1つの間違いでも 言い訳できないときは来るよね たった1つの繋がりでも 元を辿ればあっさりバレるよね
いつも儚げでは 解決できない 無駄なメロディーさえ 届かなくなる
問いかけた台詞は 言いかけにして 言えたらどんなに楽になれるだろう 憧れるけれど
問いかけたあなたに 「いい加減にして」 言えたらどんなに楽になれるだろう 嘘もあるけれど
追いかけた月日に さよならをして 消えたら相当後ろめたいだろう あと少し待つよ 優等生
違うよな 前はもっとカラフルで 無駄な理由も知らなかった
鮮やかな白を深く塗りつぶして 切り裂いたまま 途切れてく
放り投げても終わりたくはないよ 大きな木にもたれて いつか引き抜くんだ
外は見ない 鏡見ない 後ろめたい ドア開けない
感情は熱すぎるのに 現実では 当たり障りのない日を好む
明日はない 起きたままで朝になるから いつが明日なのか今日なのか
どこへ行けばそれが分かる ああ楽になりたい
揺れながら落ちるネクタイ これに代わるものがないから 今日は外せないけどごめん
ゆっくりと曲がるハンガー 全ては支えられないから 今日で終わりにするよ ごめん
ひととおり過ぎたあとから 巻き戻す 君のいない日へ 最後も勝手だけどごめん
ひとりじゃ支えられなくなる だから捨てるんだよ どうせ 君もいなくなるよ この言葉を聞いたら
1回「本当?」って聞き直してから 2回目の前に姿を消す 分かるよ 誰だってこんなの見たら避けるだろう
毎週同じ悲しみ流す テレビ でもそれは悪いことだったのかな
寂しいから と涙を流すあの娘 でもそれは別の意味があったみたい
もう無理だよ もう伝えられない 打ち上げられて 戻ってはこれない ねえ何か意味があったの 言いたくない文字が頭をかすめるんだよ
とても不思議で とても幸せでした 本気で信じる人はきっと居ない
毎秒君を味方につけた世界 でもそれは悪いことだったのかな
嫌いだったよ とても苦しかった ごめんなさい
起きたらまた手紙が破られてたよ 誰の仕業 窓辺から突き抜ける
そうやって慣れていく
そうやって離れていく
眠気もほら 手紙で吹き飛んでくよ 誰が? せめて 挨拶はしてほしい
急いで ほら シャーペン握り締めて あいつに届く 夢かもな でもいいや
嗚呼
そうやって慣れていく
そうやって離れていく
すぐに僕を探してくれるけど それはもう 実は最後の方 ドラマだったら沈んでいるかも でも優しい
話しやすくて嫌いじゃないよ シールでとめた心変わりも 覚えてたから素通りできた
落ちついた声の日だから もっと真剣に答えてくれるかと思ったし 少しも目立たないのなら それは無意識に隠した
見せたくもないもの 見せても意味ないし
期待したら霞んでしまうけど その手前 タイミング綺麗に 幸せくれて その逆も くれる 君が悪い
けど すぐ返事
せっかく指が触れても 文字になって少しも楽しくないよ
途中で髪ほどけても 微熱より全然苦しくないよ
夢中になって踏み外しても 音になって少しも変じゃないよ
せっかくイメージしても ゴミになって流れて 失敗してる
何でここまできたの 勘で 探りにきたの
帰りなよ あの娘が心配してる
もういないね 大丈夫
黒は使わないで塗りつぶしたらいい
すれ違いで最上階
僕を見つけないで鍵を落とせばいい
もし彼がさ 青を見て
ここは止まらなくていいって邪魔をして
揺らしてもさ やめないで
今更何言うのって彼を笑えばいい
それが出来るのなら離れてあげてもいい
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