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2007年05月18日(金) |
霊長類学会大会プレ企画、公開講座開催のお知らせ |
滋賀県立大学にて7月14日から16日にかけておこなわれる 第23回日本霊長類学会大会のプレ企画として、全6回の公開講座を彦根で開催いたします。
参加費は無料、ご予約も不要ですので、当日会場に直接お越しください。多くのみなさまのご参加をお待ち申し上げます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 公開講座 サルと暮らした自然の森 ― わたしの霊長類野外研究
■日時:2007年5月25日、6月8日、6月15日、6月22日、6月29日、7月6日 各金曜日午後6時〜7時半(7月6日は午後6時半〜8時) ■会場:大学サテライト・プラザ彦根 (JR彦根駅前、アル・プラザ彦根6階) ■参加費:無料
■ 概要:野生のサルの生態・社会や人類の進化について探求するため、日本や東南アジア、アフリカなど、世界各地で霊長類の野外研究がおこなわれています。本講座では毎回、第一線で活躍する研究者を講師に迎え、森の中での研究生活の様子を交えながら野生のサルの暮らしをわかりやすく紹介していただきます。
第1回 5月25日 久世濃子 (京都大学理学研究科研究員) 「最後の楽園に暮らすオランウータン達との日々」
第2回 6月8日 黒田末寿 (滋賀県立大学人間文化学部教授) 「ボノボ:どうぶつの心への接近法を教えてくれた類人猿」
第3回 6月15日 半谷吾郎 (京都大学霊長類研究所准教授) 「屋久島のニホンザルの長期研究」
第4回 6月22日 座馬耕一郎 ((財)日本モンキーセンター・リサーチフェロー) 「チンパンジーと暮らす」
第5回 6月29日 井上陽一 (京都府立西舞鶴高等学校教諭) 「野生テナガザルの歌の意味を探る」
第6回 7月6日 山極寿一 (京都大学理学研究科教授) 「野生ゴリラとのつきあいから学んだこと」
主催:第23回日本霊長類学会大会実行委員会 協賛:日本霊長類学会 後援:滋賀県立大学 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ●問い合わせ先● 〒522-8533 滋賀県彦根市八坂町2500 滋賀県立大学人間文化学部竹下秀子 電話:0749-28-8444 FAX:0749-28-8559
2007年05月08日(火) |
事例から学ぶ、はじめての質的研究法(臨床・社会編) |
が、でました。 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4489020104/503-5310844-8280712?SubscriptionId=1Y150EEM5WFVQ65FWHG2
秋田喜代美、能智正博(監修)、能智正博 川野健治(編)。東京図書から。このシリーズは上記の監修で、全4巻でる予定だそうで、現在のところ今回のこの本と、医療・看護編が出版にこぎつけたということのようです。
内容としては、編者の先生方が1、2章で総論を書き、3章以降では各論に入るというものです。執筆依頼では、ひとつ文献(自分のもの)をとりあげて、問題意識からデータ収集、分析などなど、初心者でもとりくみやすいように書いてくださいというものでした。私は4章を担当しています。簡単なようで、書き始めるとあれもこれも書きたくなって苦労しました。
著者のみなさん(知っている人が多いんですが)の文章は、それぞれに味があり、しかも、通常の論文にはでない著者の心模様(?)がでていたりして、興味をそそられます。
なかでも僕としてはあとがきが面白かった。対談形式のあとがきってなかなかないでしょう。なんだか質的研究っぽくていいなあと思いました。社会構成主義、構築主義といった思想がまじめにとりあげられているというのも、なかなかに新鮮でした。
わかりやすいと思うし、何冊かあつめてリーダーとして、ゼミでとりあげてもいいかなーと思っています。みなさま、ご関心あればゼヒ。
‥‥しかし、東京図書といえば、SPSS関係でうちの研究室にも何冊も本がありますが、その出版社がこんなものを出すようになったというのはちょっと驚きです。
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hideaki
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