徒然ハトニッキ
(映画編)

はとの不定期映画鑑賞日記。

2001年08月12日(日) RED SHADOW 赤影


監督 中野裕之
出演 安藤政信/村上淳/麻生久美子/奥菜恵/竹中直人

AMC舞浜にて

楽しかった。
娯楽作品として成功してると思う。
ヒーロー物の王道です。
格好いいけどちょっと3枚目なところもあり
女の子にモテモテで、でも哀しみも秘めてたりもするヒーロー像。
安藤君ピッタンコでした。

そんで女忍者・飛鳥の麻生久美子もとってもかわいくて良かった。
キレンジャーポジションのムラジュンも良かった。

でもオイシイ所は白影・竹中直人がさらっていってた。

私が納得いかんのはオキメグでーす。
あの娘は喋り方にクセがあるので気持ち悪いです。
だまってればいーんですけど。
正統派美人だからスクリーン向きだとは思うけど。

前半活躍の麻生が魅力的なだけに後半のオキメグはちょっと辟易。

脇でいろーんな人が出てて面白かったよ。
でも越前屋俵太気が付かなかった。

フミヤの手裏剣投げは往年のチェッカーズでのパフォーマンスを思い出させました。

映像美しかったです。

内容については敢えて触れません。



2001年08月07日(火) 焼け石に水


監督・脚本 フランソワ・オゾン
原作 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
出演 ベルナール・ジロドー/マリック・ジディ/リュディヴィーヌ・サニエ/アンナ・トムソン

ユーロスペースにて

登場人物たちは度々窓の外を見る。
いや、見てはいないのかもしれない。
ただ窓に向かって立っているだけなのかもしれない。
ラストシーンは私が今までに観た映画の中で最も印象的だった。
気が付けば私自信も自分の想いについて煩悶する時には、よく窓の外を眺めている。

この作品については4人が揃ってサンバを踊りだす場面だとか
バイセクシャルな登場人物の性的嗜好が話題になっているけれども
感想としてはそんなことは大して問題にすべき事柄ではなかったと思う。
この作品は恋愛についてごく普遍的なテーマを扱っている。
極めて純粋な恋愛映画といえるのではないか。

パンフレットに記述されていた原作者ファスビンダーの言葉
「恋愛においては、相手への愛が少ない者が常に主導権を握る」

はぁ~

それにしても人は何故こんなにも恋愛に翻弄されるのか?

それでもラインは静かに流れるのであった・・・。



2001年08月06日(月) チェブラーシカ


監督 ロマン・カチャーノフ

ユーロスペースにて

かわいい・・・かわいすぎる・・・。
なんなんだ!!この生き物は??

学問上不明の生物。
ロシアの国民的キャラクター。
ぱったりたおれやさん。

今まで数々のプリキャラにやられてきた私だが
チェブサイコー!チェブナンバーワン!!
チェブ欲しい。生きてる本物チェブ飼いたい。
どこに居るんだ?やっぱロシアか?

上目遣いで困った顔のチェブ、電話BOXの隅っこで哀しげにコマを廻すチェブ
目の下にクマのできたチェブ、ゲーナの演奏でステップを踏むチェブ
挨拶するチェブ、プレゼントするチェブ、ゲーナにおぶさるチェブ
「スパシーバ」っていうチェブ、ピオネールに憧れるチェブ
ああ愛しいチェブラーシカ!!

ゲーナ!あんたアホ過ぎ。
公園作れるのになんで鳥小屋作れないんじゃー!
この作品最大の謎。
でもイイ歌うたうから許す。

それにしてもロシア独特のあのメロは何故にあんなに哀愁を漂わせているのだろうか?
チェブの魅力も日本のキティちゃんやらアメリカのミッキーと違って
ただかわいいだけじゃなくて、なんかその哀愁にあるのである。

人形アニメとしても凄く丁寧に細部にまでこだわっていて素晴らしい出来の作品だと思う。


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