sasakiの日記
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2000年も超えたというのに、札幌の山ではドングリが不作で熊が里におりてきたので、滝野公園が開園途中で閉め、そこにいた6000人の人が避難。 夕方のテレビでやってた。 この時代に里にクマが降りてくるニュースは、何だか微笑ましいといえば微笑ましいし、毎年この時期になりニュースに晒される熊も気の毒だな〜、と去年も書いた。 山には食べ物がある程度、秋になると成るんだろうけど、自分で餌を捜す生き物は本当に大変だなあ。小学生の感想みたいだけど、とりあえず明日の米くらいはあるのと、四六時中食べ物のことを考えている生活というのも荒むなあ。 食料不足がやって来ると密かに言われてる。 人が飢えていない時代というのはなかった。 熊を気の毒がってるのも今のうちかもなあ。 今日は嘆息の日じゃ。
レコーディングも明日で二日目。昼から夕方くらいまでか? ジリジリと前に進む。 今の所まだまだ目処はたたない。 10月5日の境長生とやるかやの茶屋ライブの譜面完成する。 最終決定するまで半日かかった。途中何度か深い海の底に沈みそうになったけど、何とか溺れることなく平和なところに落ち着いた。 もういじらない。 「誰かが誰かに恋してる こんな簡単なことに気付かないなんて どうかしてる 誰かが誰かに恋してる どうするかも決めず財布のお守りみたいに どうかしてる 火星人 サントスは とてもとても 不真面目で それで それで 大元のネジは キリキリと キリキリと 締め上げておきました ・・・・・・・・ 」 人は通りすがりの人にさえ恋をするんだーーーsong 長生がどうせ一緒にやるんだったら、新曲を持ち寄りましょうということで、5日はこれをやるので、かやの茶屋に来てください。
オータムフェスタにF君がトラで札幌に来てたので観に行く。 途中でH町のPちゃんに遭遇。 一年に一回会わないくらいなのに、公園に入ろうとした入り口の所でばったり。 何か普通にベンチでビール飲んで、普通に佇んでいて、普通に話してすごく嬉しかった。本当は「えーっ。」とか「いやー」とかいうんだけど、いい大人っぷりだったわしら。 F君は楽しそうにベース弾いていて、泰然とこっちもいい大人っぷりだった。 いくつになっても大人にはなかなかなれないけど、立派な人は沢山いるよ。
髪も伸び放題伸びてきて、なすびみたいになってきた。
おわり
9月 19日。 やっとレコーディング始まる。 朝10時から。 一番早かったのが映像記録をお頼みした邦さん、西岡くん、古舘くんそして自分。 今日の段取りは、アコースティックギターから取り込んで行く。 スタジオオーナーの富井くんと西岡くんがお互いに何時カツラを外すか言い争いをしている(普段からしてる話なんだろうけど、それぞれがシャレに見えない位髪が多い)間にマイクのセッティングが終わり、ガイドヴォーカル用のガイドギターを録る。 本番じゃないのでラフに入れ込む。 録音のプラニング、アレンジの最終確認などをその間に話していると、本当にシンプルな録音になる、これでおわり?というくらいかなあ、今のところ。 去年から今年にかけてトールと深川君と三人でやってたデモテープとそんなに変わらないくらいかもしれない。 ガイドボーカルの番が回ってきた。 一応、この歌を柱にそれぞれメンバーが楽器を演奏して、力のいれ場所、気持ちの収斂ポイント、その他いろいろの要素が入ったものを感じ取る歌なので重要といえば重要なんだけど、いかんせん朝すぎる。 昼前は基本的に歌歌わないし、歌わないようにさえしてるし、そこでそんな重要な歌が果たして入るのか?といえば、まあ、無理。 かと言ってガイドになるほど正確に、同じように歌う男でもないので、波乱万丈のの先行きといえば先行きなのだ。 3時くらいからピアノの安西君がくるというので、それ迄はアコースティックギター入るところまで録音に邁進する。 古舘君のアレンジなので自分のパートはやることがわかっているので、だいたいが早い、それと、こっちが思いついたアイディアなどを速攻でぶち込んでもらう。 1時昼食。 隣の中華屋から出前を取る。 僕以外は皆中華丼4人。 甘酢あんかけ天津丼、甘酢あんかけに弱い。世の中大体甘酢あんかけにしてもらえば大体なんでもいけるかもしれないくらい甘酢あんかけが好きだ。酢の消費量は異常に早い。酢は糖分に変化するからそんなに体には良くないんだと、昔ある人に言われたことを今持って覚えているけれど、酢が好きだとあいだみつおみたいに言いたい。 前も書いたけど、東京尾山台の中華食堂で一人のおっさんが焼きそばを頼み、テーブルの酢を丸まるひと瓶焼きそばにかけ、食べ始めてからものすごい勢いで酢にむせるというのを見て以来から、酢が好きになった。あれだけかけるんだからすごく美味いはずだと。それから、焼きそば訪ねて三千里が始まった。 天津丼でこんなにスペースを使うはずではなかった。
4時すぎに安西くんがやってきて「エレピは自分のを使いたいので今日はスルーして後日スタートでしたいのですが。」と謎のコメントを残して挨拶方々帰って行ったけど、なるほど世の中色々なことがある。 そんなわけで、ギターの取り込みを休み休みやるが、ワンノートというのも集中力が続かないので、早めに上がることにした。 初日としては結構な分量は稼げたし、思うところには行き着いているのでめでたし。
途中トールに電話して笛の登場を要請。来週。
iOS に変更になったというので、アップデート。いろいろな不思議が過るんだけど、これを大きな声で人に聞くと馬鹿にされるんだろうから、聞かない。 それにしても、みんなの所に同じ情報が同じだけ間違いないトラブルなしに入って行く仕組みがわからん。何かやろうとすればなんでも出来る。こわいなあ。ばかにされてんだろうなあ?いたたまれないなあ。スマホ捨てようかなあ、こわいしなあ。
さっき目黒さんに電話したら、来週の水曜日落語聴きにきませんかと招待された。 演目によるな〜。 明日はオータムフェスタに藤岡君のベース観に行く。 今の気温は25度、湿度60パーセント、気圧は普通、天気、雨。ちょっと雨はよくない。 村谷さんと電話で話す。お互いに早口なんだなあ、何だかものすごい勢いで話し、もう少しゆっくりと話さないと、切ったあとでもっと丁寧にお礼や色々を述べたかったなあ。今度落ち着いた人になりますのでご容赦ください。
腹減った。 甘酢あんかけかき揚げ天丼でも作るか?やんないけど。
おわり
10分押しでスタートの合図。 「出」方というのは思いの外難しいもので、大抵はギターを持って出て行き、一応挨拶のため頭を下げるんだけど、軽くても重くてもダメなような気がする。大抵は何だか中途半端な挨拶になってしまい後悔する。 椅子に座るまで言葉を発するか、無言でいくかさえ決まっていないことが多い。 今回は途中まで、ライブハウスのノリで行こうと思っていたのでデレッとギターを弾き始める。 昔みたいに緊張で体が横から押し付けられ、身動きが取れない状態になり、アルペジオやストロークが不安定になるということは最近ない。 喉が縦の力で押しつぶされ、唾の嚥下と呼吸がかぶるということもないからスタートでいきなり躓くというのもない。 横をみるとトールが居て、こっちの出方を探っている。 「and September 」の二番からアルペジオで入ってくる。 先ずはリズムとテンポの安定を作って行く。 今回はアコースティックギターとエレキギターの2本だけで9曲目まで行く。 このセットは本番リハーサル含めてかなりの回数やっているのでそんなに調整はいらないはずなんだけど、それそれが毎回違うことをやるので油断はできない。 リハーサルでアンプの故障に見舞われ、交換というアクシデントがあり、少し落ち着かない状況だったが流石に強者だ。 夏の終わりの暑い盛りから事務所の三階で、向かいの小学校の合唱の声を聞きながら練習をして、9月14日は日本の遠くで台風がゴーゴーいい始めた秋の入り口。 そんな景色なんてどこにもサンピアザの舞台にはないけど、兎に角練習してやってきた。 替えたアンプは調子が良く、リハーサルよりも全然いい。 好きな音が出ている。 もう大丈夫だ。どこに行っても何とでもなる。二人でもバンド。 「賑やかに未来へ」のイントロから歌に入って行くリフの格好いいこと。 頭から突っ込んでくる感じじゃなくクールにギターが動く。 さて、どこに行こうか?っつう感じ。 少しモニターが遠い。鼓膜が圧力で内側に押されている。 いづみちゃんに今回の四重奏のアレンジを頼んだのが八月過ぎ。 2年前お茶を飲んでた時に、「弦のアレンジを勉強したい。」と言ってたのを何かしらふと覚えていて、ふと、いづみちゃんに弦のアレンジを頼んでみようと思った。 いづみちゃんが弦のアレンジをしたというのも聞いたことないし、勉強しているというのもその後聞いたことはなかったけど、兎に角頼んでみよう。 そもそも、 今回の構成は目黒さんが「今回なにやります?この間小樽でやった三人のライブがたいした良かったと三上さんが言ってたので。それに、前回がロックンロールだぜーだったので」 「ロックンロールだぜーじゃねえよ。」とわたし。「いやあ、そうすっか?じゃ、賑やかなバンド形式だったので。」,「何だよ、その形式というのは。」「つまり、秋だから、シンプルな編成で、3人で地味に。」「いくらなんでも地味だべ。ベース入れたいし、鳴り物もいいなあ。」,「そうなると秋じゃないですから。そうだ、ストリングスはどうでしょうか?」,「太っ腹だね、目黒さん。」 太っ腹な目黒さん提案の弦投入。 それで、いづみちゃん登場。 「いづみちゃん、お願いがあるんだけど?弦のアレンジを頼めないかなあ?」 廣瀬いづみは太っ腹な女だった。 「何曲ですか?」 時間的に見て5曲が一杯一杯だろうと思ってた。 「7曲位かな〜。」取り敢えず言ってみる。 「良いですよ。」 太っ腹な人二人。同じ太っ腹でもこの二人は太っ腹の種類が違う。 それについての言及は今度。 残るのはメンバー集め。 弦で懇意にしている人といえば、杉田さん。知子さん。 目黒さんが電話したら「メンバーは私が集ます。」という力強く、太っ腹な答え。 3人の太っ腹が集まった。杉田さんといづみちゃんの太っ腹カテゴリーは一緒なんだけど、目黒さんはこの中には入らない。これも今度。 最初のリハーサルで不安が飛んだ。 歌の中も出来れば微妙に動いて欲しいという要望も叶えてくれていて、白玉でゆったりと動く弦というよりも、歌をうねって行く4本の弦だった。 最初はトールと二人でギチギチのライブ仕様から、途中で弦カルの乱入。 すごく楽しかった。 もう少し書きたいけど、体力が尽きた。 扇柳トール君、広瀬いづみさん、杉田知子さん、小林るいさん、後藤美和子さん、宇田梓君、本田君、鳥海さん、お疲れ様でした。 皆さん本当にありがとうございました。 また精進します。
2012年、09・14 新札幌サンピアザ劇場 セプテンバー バレンタイン コンサート 打ち上がりました。
おわり
誕生日迎えて,63歳になってリハーサルやって、歌作って、時々人のことや自分のことや、世の中のことや、あれやこれやを心配したり、楽しくなったり、まだ先にやらなければならないことを考えたりでなんだか落ち着かない日々だ。 リハーサルは今回2セット分があり、二つの練習を並行にやって行くので、結構その重量が体力にのしかかってきて、今日はそのピークを振っている。 昼過ぎに軽く数曲さらってあとは、一日中横になっている。 出来るだけ札幌の春と冬の二回は、いつもとちょっと違う趣向でと思っている。 舞台を広く使えるので、あんまり制約がない。そう言ったことで、目黒さんとアイディアを出しながら毎回の方向を決めて行く。 だいたい啓明のロィヤルホストで打ち合わせをする。 ハンバーグとジャワカレーを頼み、ぼんやりと始まる。 長いことそうやって二人で何をするかアイディアを出し合うんだけど、正対する目黒くんをしみじみ見ると、やっぱり年取ってきていて、なんだか可哀想になる。お互いにそう思っているんだろうけど、大きなお世話だよ。それにしても僕らは可哀想なんだ。このところリハーサルでも目黒さんの顔を見てないけど、トラックを転がして東京方面に行ってるらしい。中々元気で、そんなに可哀想でもないかもしれない。 で、今回はいつもとは大分違うかもね。 道を見失うわけにはいかないという、相当シビアな中身で、まあ、バンドでもそうなんだけど、緊張感は満載。いづみちゃんアレンジ相当頑張ったし。 で、あんまり中身は明らかにしない方が「あら!」と思ってもらえるんじゃないかということでゆるーい秘密にしておくことにした。 楽しんでもらえるとうれしい。😃
昨日、2020年に東京でオリンピックが開催決定。 テレビはここぞと盛り上がっいてもうはやゲップ状態。 無事に2020年まで辿り着けるといいなと思うばかりで、汚染水が躓きにならなければとそればかりを思う。おおごとにしたい国はたくさんあるだろうから、日本はこれから先、神経戦も含めての勝負、大変だ。
10月の境長生とのかやの茶屋でやる曲も出来た。 いい歌だ。 間違いない。
何はともかく、14日の新札幌サンピアザ劇場での新趣向のライブに向かう。 今日はおやすみだから、もう帰る。
おわり
今年も無事に誕生日を迎えました。
毎年思うことは、まずは、一年。
存分にどのみち闇雲の道だったら進軍あるだけ。
14日、新札幌サンピアザのリハーサル中。
一度、きちんとやりたかったこと。
音の霧で包まれる感覚。快感といえば相当の快。
ありがとう。
また一年がスタートします。
sasaki
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