sasakiの日記
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2013年04月19日(金) Mr Kの告白

実を言うと 今でも 僕は 僕の奥さんを 愛してる
一緒になって 五年も経つのに

一人身で居た時みたいに 思いがつのる
同じ屋根の下の恋というのは難しい

困ってることがある
彼女を口説く 動機がない
一緒になってしまっているし 毎晩 ベッドも一緒で
子供までいる

愛してるるというのが 上手く 彼女に伝わらない

そりゃそうだ もっとクールになりなよ
気持ちはわかるけど 言いたいが
あんたはただのバカだ
馬鹿を世間に広めるのは やめた方がいい

いいことを教えてあげよう 君たちはもう 終わった方がいい
別れるんだよ
別れてもう一度最初から始めるべきだ
きっと彼女は、君とは一緒にならないはずだから

書いた動機がわからない。
いつか歌にしようと思ったのか、誰からか似たような話を聞いて感心したのか、それとも完全に阿呆だと思ったのか、この中には詳しいことはこれ以上書いていない。

隣のページには
「僕らの同窓会」というタイトルの雑書きがある。
それも途中までで力尽きている。

夜中の2時過ぎ 僕らは同窓会を開く
ストーンサークルの真ん中で 火を焚いた
何年ぶりだろう みんなに会うのは
これが夢の中なのは 承知済み

虫の鳴く音がする

「あなたが まだ一人の訳を 教えてあげようか?」
コーヒーポットを持つ サキがいう
「最初の女が悪かったんだよ。」

そして、最初の女のエツが言う
「私のポイントはそんなに 高くない。」
僕らは千年も二千年も生きるわけじゃない

32頁を開いてごらん Aの5という場所がある

季節の上に季節を 貼り合わせ
今日はお祭りみたいなもんか?
君は何人の人に「愛してる」 と言った?

何だかよくわからないけど、一応書いてある。
歌にならないにはならないだけの理由がある。気分だけでも辿り着けることはあるけれど、その後を押す何かを見失うと、もう何処にも行けなくなる。

木の屋石巻水産の鯖缶が二年ぶりに復活した。
震災の後工場も流れ、全部流れてしまったけど、本当にいろんな人が後ろを押し、工場を新たに建てて操業開始した。
台所のテーブルにピラミッドみたいに積み上げてある。
まだまだ立ち上がれないところが沢山ある、わずか二年でよく立ち上がったと思う。

それにしても寒い。シャレにならんなあ。
何かぶっ壊れてるか?

これからのライブ日程

5月10日 (金)東京 新宿 バックインタウン
5月14日 (火) 伊達 KANJI
6月1日(土) 旭川 アーリータイムス(with ロケット姉妹)
6月22日(土)紋別 市民会館
6月29日(土) 赤平 ABホール

カントリーを一曲書いている。というよりカントリーになればいいなあという希望のような曲。このところ相当真面目に音楽に向かっている。それも、基本を。

おわり


2013年04月14日(日) 良い勝ち方だった

前半はひどい試合運びで、パスは遅いし、ボールの出しどころを探してるうちに取られるし、空いてるスペースは見えてないし、何がやりたいのかわからないし、ずーっと向こう側で試合が進み、あれ?と思う間もなく一点が入り、サポーターの気合、威勢だけが目立つ。
それでも後半コーナーのセットプレーで2点取って勝った。
見違える程とは言わないけど、ボールが持てるようになり最後迄何とか走った。
今日は良い試合運びで、勝ち、地下鉄一駅歩く。
雨はもう冷たいものから4月14日の雨になっていた。

久しぶりに選手がドームをぐるっと回ってサポーターに挨拶するところまで見たけど、サポーターの応援する密度が一段と上がっていた。一気の掛け声は聞いているだけで気持ちのいいレベルにまで進化している。サポーターを裏切ることが徐々に怖いレベルにまでなってきているのを選手は身に染みて感じてるんだろうな〜?大変だ。

もう少しエネルギーが最後まで持つように頑張ろう。

今日の勝ちは結構大きいような気がする。

おわり


2013年04月12日(金) いつの原稿だ?

毎日漫画ばかり読んでいる。
ギャグものばかり。
その間に落語を聞いて、唄とギターのレッスンやる。
このシリーズが終わったら本当に久しぶりにP・Kディックを開いてみよう。
SFになってるだろう今の時代、全然びっくりするほど変わっているわけじゃない、もう少し何とかうまく展開しているんじゃないかと思いきや、日本のすぐ近くでミサイル打つぞおって騒いでいるし、もっと北の国では俺の島俺の島とうるさいし、景気が良くなるぞって誰かはっきりしない人が嘘言ってるし、何か未来に住んでる実感がない。詰まらん。
考えるに、どこまで行っても未来は人のもので「ああ、これだよな〜想像していた未来は。」と思えるものなんかないだべな〜ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
唐突な絵文字。未来といえば未来っぽい。
新しい文字、文明か?

あれから更にこの間の4曲を聞いてみた。
「?」は順調に解決、解消の方向に向かい、グリグリやると凄くいいものになる。
僕の未来に向けて放たれるCDになるだろうね。
未来は自分のものという実感はないと書いたけど、殊自分の音楽だけは先に進むものであればいいと応援する。

死ぬほど本を読んでた頃に、FMラジオで毎週手紙形式で本の紹介をしていたことがあって、中田さんが僕の原稿を読んでいた。
整理の間にその原稿が出て来た。僕が多分まだ、41、2歳の頃。
どうも酒をやめていた頃らしい。
一年以上やっていたのかなあ。
相当いい加減な紹介で、よくこれを続けていたなあと思うくらいなんだけど、おおらかといえばおおらかで、かと言ってもう一度やるかといえばやらない。
その原稿です。
ただ、書き写しただけだす。

おげんきですか?ウィスキー、ブランデー、ウオッカ等という強い酒を止めてはや二ヶ月が経とうとしています。
あまりいいことはありません。
何か願掛けをしているというわけでもないし、酒で体の調子を崩したと言ったようなこともないまま、ただ、「変わったことをしてみて、ダレ始めた生活のタガを少し閉めてみっかな?」と言った程度の禁酒生活だったのですが、これがいけません、夜眠れず、
そのまま一日をぼーっと幕が掛かったように送り、二日起きて一日寝るという、酒飲んで頭を机の角にぶつけて気絶する生活よりも不健康なものに成り果てています。
ある意味では、生活を改善するというのは20歳の頃程上手くは決まらないことを教わりました。
酒を飲みすぎて体の調子の悪い人も、働き過ぎでストレスが溜まっている人も、
浮気グセが治らない、痴漢が止まらないのも(このまま書いてあった、多分放送には乗らないと思う。)ある年代になると全てがリズムになっているので、
それを辞めてしまうというのは圧倒的に悪いことなのです。
純情や純真を追い求めるというのには何処か無理があるし、図々しい誹りを免れることは出来ません。
私は禁酒をやめます。どんどん飲みます。机の角が頭突き攻撃で擦り減るほど飲みます。意思がどうのこうのというのはやめましょう。まだ始めて二ヶ月も経っていないのに、もう禁酒やめます。誰も何も言わないように。
私は決心した。眠れない日々は辛い。眠られない人なんかいない、必ず眠られるものだなどという言葉は今の私には肯首出来ない。もう、酒とバラの日々だ。
情けないな〜。
今週は本の紹介には何もなっていない。A・Wマイケル「超人口頭脳・センティネル」
これでも読んで寝てください。

ね?何だか無茶苦茶でしょう?
書き写すだけで楽かと思ったら全然そんなことはなく、恥も晒すし、人間性までさらす。もうやらん、かもしれない。

おわり


2013年04月09日(火) 4曲届いた

アレンジのフォーマットになる打ち込みの音源が昨日やって来た。
ようやく。
「?」が最初についた。
とりあえず付いた「?」を大事にとっておく事にする。
出来るだけ音源に慣れないようにまだ、二度しか聞いていない。
一回目は聞く事に専念して、二回目はその音源に唄を乗せてみて流れだけを確認する。
あとは腑に落ちない所を考える。
アイディアの深追いを始める。
近々ミーティングで最終確認しよう。

ロマンとセンチメンタルをシェイクしてふりかけてもらおう。
それでおおよそが見えるかなあ?
もう少しで逐一報告がここせ出来る。

一日中、コンバースのラック作りに専念する。
箱に入ったままだったコンバースをラックに並べ、部屋の中に色が沢山状態にする事にした。
いざやってみると、相当カラフルになってしまった。
ギターがあってコミックスが並び、SFとCD、DVD、まるで大学生か働き始めた男の部屋みたいだ。
ついでに長い事寝かせていたギターを取り出して弾いてみたら、ネックのそりが少し治っていて、相変わらず弦のテンションはものすごく強いんだけど、素晴らしい音が出てくる。
ギターにも色は関係があるのかなあ?
これから暫く色の研究でもしてみよう。
なんかねえ、気分が浮き上がる事請け合いだよ。

みなさん、何か気分が浮き上がる事してますか。
札幌の雪解けはめちゃくちゃなスピードで進んでいます。
この雪を無くす労力をお金に変えたらいくらかかるんだろうと思うくらい感動的に雪がなくなって行きます。
マンホールから雪解け水が吹き出して消防車や道路に関係する人が、あっちこっちで監視している光景が見られます。
山の麓にある斎場に雪が雪崩れていました。
何だかとても春です。

みんな元気に生きてるかい?

おわり


2013年04月05日(金) 開かずのトランク二つ

ダンボール二つとプラスティックのトランクが二つずつ、開けられないまま引越しの荷物になって移動。

引越しの住所変更便りはおいおい出しますので暫くご容赦下さい。未だ転居通知も出さずに済みません。

で、その開かずの荷物にはダンボールに丸に「放」の字が書かれていて、中身は文庫本。「放」は「放り投げる。」だった。
これが重い。
前回の引越しでは果たして、重いと思わずヒョイと持ち上げたのだろうか?
それしても本とレコードCDは重い。
売ったり捨てたり、人にあげたりで重い物は大体処理した。
何時の間にか足し算引き算ができなくなり、家の中は足し算だけになってしまい、窮屈この上なくなる。買ったら何かを捨てない限りひたすら増える。
それにしても今回は捨てた。
もう少し整理して、読めそうな本を持って行ってあげると約束したんだけど、残ったのはSFと映画と漫画の本だけになってしまったので、いい本出ないかもしれない。暫く約束は反古になりそうです。
のんびり待っていて下さい。

もう二つの開かずのトランク。
こっちは何が入ってるか知っていて、1970年の週刊誌が山盛り。
伊坂良太郎が表紙を書いていた「ビックコミック」、週間漫画アクション、ヤングマガジン、ガロ、ぴあ、宝島、山盛り。
昭和の漫画家が花と咲き誇っている頃の週間漫画誌。
変色はしているけど中はまだ絢爛。
一旦空気を吸わせてやりまた押入れの中に入れて寝させてやる。
42年もの。
ワインじゃなんだから。
コレクションと言うには中途半端な量。
こんなに長い事押入れに入れとくつもりはなかったんだけど。
本当は「放」マークがついていたのかもしれない。

円山がまた大きくなってきた。
葉が出て、花が咲く頃になると山は一回り太る。
自転車もそろそろ出す頃かもしれないね。

おわり



2013年04月02日(火) 通常営業

ようやく普通に毎日が流れていく。
物の整理の途中に初期の日記のコピーがあって、一年間丸々コピーをとってもらった物がのこっていた。
2001年のこの日記を読んでたら、なんと、コピー用紙に5枚分も書いていた。
よく書く事がある物だと思う程僕は熱心にパソコンに向かっている。
「a fridge」が出た頃で、丁寧にライナーノーツまで書いていて、僕はつくづく熱心な奴だったのだ。文章は年齢のよく分からない文体で、なんか変だ。
物を整理していて、まだまだ、捨ててもいい物がどっさり出てきて、だんだん自分のこの、捨てる基準の境界線が曖昧になってきて、「要らないっちゃ、要らないなあ?捨てちゃおうかなあ?」状態。

僕のうちは、書いて物を残すという家系みたいで、何かと細々いろいろな事を書いている。
母親なんだけど。
父親は多分何も書かない人だった。
田舎からもってきた物の中に、母親の書いた短歌のノートと、家計簿、があって、久しぶりにその短歌と家計簿を読んでみた。
ずっと書いていた人で、改めて読んでみるとまた別の感想がいてくる、母親が作った物というより、母親から離れた人として読めてくると、習作が沢山あって、こういう人だったんだと不思議な人が浮かんでくる。
僕がデビューした頃の事を読んでいる物があって、母さんだった。
面白いのは家計簿の方で、毎日の田舎での生活が良くわかる。
日々のイベント、人の付き合い、季節の移り変わりがノートや新聞のチラシの裏側などにまとめて書きつけてある。
書き残すって結構すごい事なのかもね。

いしいひさいちに「B型平次捕物帳」というのがあり、「親分テーへんだ、」、「どうした八?」「山形屋で一家皆殺しがありました。」と言うのが一齣目,二駒目で三コマ目がオシズが火打石でカチカチというパターンを延々と繰り返す4齣。ものすごいギャグセンス。4齣でギャグが落ちなくて波のようにやってくるというのを始めて気がついた。20年くらい前の本かな。
ピーナッツブックスみたいに相当点数が出ていた。残念な事に最初の頃の物をもっていない。
物を、本を持たないと思っていても、この欠けている所が欲しいなあ。

暫く真面目に日記を続けよう。
と思う。
ウソだけど。

明日は19度にまで気温が上がるらしい。
最後のスキーにいこうかな?
ウソだけど。

昨日ウソをつき損なったので。

おわふぃ。


2013年04月01日(月) 4月になれば彼女は

佐藤舞は4月になると24歳になる。
「Just Folk」も4年と半年をもって終了した。
ディレクターのK氏から話が来たのが9月頃だった様な気がする。
「フォークの番組を幸男さんの切り口でやって欲しいと思ってのオファーです。自由に話して頂いて構いません。」
「何で自分がそのフォークの番組の進行に選ばれたのか分からないんだけど。あんまり日本の音楽事情に、特にジャンルはこの中にはいるけど、詳しい人のカテゴリーに入らないと思うんだけどねえ?」
「時々ブログを覗いていて、何か変なことを書いている時があって、それを読んでいて、これを番組でいけたらいいなあ?というのが大まかな理由です。」
ブログは、真面目に書くもんだ。
誰が読んでるのかわからない。特に自分のブログはかなり地味にやってる。
「2時間という尺を幸男さんの声でメールまで読み上げるということになると、もしかすると重いものになる危険性があるので、メール読みは女の子にやってもらいます。若い子です。」

佐藤舞、登場。

19歳、当時。
取り付く島もないほど若くて、降って湧いたと言うのが感想。
本人は4年半経った今でもそんなに大きく変わってはいないのだ。
時代の芯をくってる人と、時代の芯を時々空振りする人(自分)とは、そう簡単に共通の言語を見つけられる訳もなく、変なバランスで番組が進行したのだろう。
最初の頃は毎回テーマをもって、その時代に起きたこと、事象、事件、言葉色々を話すと言うコーナーもあり、こっちとしては、中々汗が出てくるものだったが、今、もう一度やる事が出来ればもう少し気の利いた事を言えたし、ようやくその時代の概要が俯瞰で 見られた。時間と労力は必要だね。

もう一人の24歳。
24歳の女の子と言うか、もう普通に女性か?が大学に行く、可なりグチャグチャに遠回りしたけど、結局は勉強しに東京に行く、ついては、札幌で今引越しの準備でダンボールに本を詰めてるんだけど、知り合いの誼でお茶を飲まないか?のメール。こっちに何の異存もない。
文学部哲学科に行くと言う。
渋すぎて、将来がと一瞬思ったけど、それは彼女の人生。
何処かで色々、今までみたいに修正してきちんと落ち着き先に着地するんだろうと、未来の展望をアナーキーに考えない、考えられなくなっている自分にしっかりと活を入れる。
頑張れリリー。

僕は僕で藻岩山が見えるところで引越しの荷物をほどいて、なれない家に興奮しまくっている松茸をヨシヨシしている。
番組は毎回MDで録音を録っていて、毎回放送終了後にアシスタントの子がお土産代わりにくれる。
引越しの時に、この、4年半の同録をどうしよう?と思った。
色々なガラクタと一緒に駒岡の焼却炉一直線。
もう少し片付いてから、考えよう。

トールにも二年間世話になった。宇宙戦艦ヤマトからノスタルジア'70まで、お陰で生放送で生演奏No problemになった。色々な人にたくさん褒めてもらった。
さて、次は何をやるか?先に進むだけだ。
旭川のアーリーにさっき電話して、一月のとケットとの飛んだやつを5月の後半辺りで決着つけようかとオルガナイズしたから。で、店に行ってスケジュールを確認すると言ってた。何だか個人のメールみたいになってまった。

ここまでの分がアップされてしまったような気がする。
登録ボタンに触れてしまったかも?

今日は長いなあ?
まあ、兎に角、お疲れ様でした、そして、皆さん色々ありがごうございました、という日記でした。

スタッフの皆さんも色々とありがとうございました。
残ったボーリング大会と飲み会はいつでも行けるので、それはその時。

4月になれば佐藤舞は24歳になります。
サイモンとガーファンクルの曲みたいだけど、あの歌みたいに一年で人生が完結しないので、これから先頑張って下さい。

お疲れ様でした。

フレー、フレー佐藤。

番組の番外編という事で個人名を表記してしまったけれど、御免。

さて、次に進む。
NSPの中村君から久しぶりに電話があった。
9月に北海道で還暦がらみのツアーをやるという事で、元気いっぱいだった。

おい、僕の録音!その後アレンジはどうなった?
すごく良くなってなかったら暴れるからね

真面目に日記を続けよう。
天気、曇り。あったかいっちゃ暖かい。


sasaki