sasakiの日記
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2009年06月30日(火) グキっといったら

 一日じゅう、人の歌を唄って過ごす。
 急に歌を唄いたくなり、書店に行き分厚い歌本を買って来て、一日じゅう唄う。これはこれでたのしい。カラオケ人間ならばきっと、そういう場所に行くのだろうけど、いかんせん経験がまったくないので、システムもわからないし、中に入っても唄い始めるまでに悪戦苦闘することが想像できる。
 不思議なもので、普段、自分の歌を毎日唄ってるのにも関らず、それでもまだ歌おうと言う根性がこれはこれで、なかなか素晴らしいものがある。
 世のなかはそんなわけで、歌で出来ている。
 時々、世界は歌がなくとも流れていくと思うことがあるんだけど、一日じゅう歌っていると、しみじみと空気の成分は歌でできていると言うことがよくわかる。
 政治家とテレビは一日じゅう世のなかの流れからずれていることを無自覚の中に生きている。世のなかは誰か知らないけど、僕らの与り知らないところで運営されていて、基本的に気に入った方向には流れていかないのだ。
 
 油断していると、かっこいいことを忘れ始めていてとても危険な年頃になってきていて、ある意味毎日、とても疲れる。
 一日じゅう歌っている人がどういう範囲にはいるのか判らないけど、多分、とても浮世離れしている人種にはいることは間違いない。
 西の空は一日じゅうどんよりと曇っていて、歌を唄う日にふさわしいかどうかはなかなか判然としない。

 このところ、漢字の書き順と、正しい漢字の書き方に少しはまっている。
 慶応の慶という字を長いこと間違って覚えていて、いろいろチェックしてみるとかなりいい加減な漢字を書いているということに気がついた。今書いた加減の減という字も長いこと間違って覚えていた。カタカナのンとソの区別も曖昧なまま暮らしてきた奴なのだ。当然、シとツも同じで、これは今まで秘密にしてきたことで、もう随分時間が経ったのでとりあえず、白状しておこうと思っただけで。
 
 ロールケーキの誘惑に負けて、1本買ってしまった。
 もうじき本番も近いというのにどうするつもりなんだろう?
 ケーキにストイックに生きすぎると、こうやって衝動が起きる。
 これが倒れそうにおいしいのだ。
 タバコも吸わないし、酒も飲まない、夜も早く寝る。生物だって食わないし、肉もそんなに行かないのに、何で卵に体が反応するのだろう。
 今度はスポンジのおいしいショートケーキにいってみたい。
 本当のことを言えば、かに玉が一番食いたい。
 ストイックに生きたいわけではないのに、なぜか体がそっちに行こうとしている。面倒くさい奴だ。

 今週の金曜日、琴似のアミカでトールとユキちゃん、3人でライブやるから見に来てください。正しくは佐々木幸男 WITH ロケット姉妹@アミカです。トールはあんなに長かった髪を切り落とし、ちょっといかした小太りなゲイ、みたいで素敵になっているので、是非見に来てください。昨日、打ち合わせと称して、プー横丁で夜中の1時までやらしい話をしてきた。
 ロケットシスターズはちょっと見は真面目なデユオに感じるけど、中身はなかなかタフなグループです。
 トールに言わせると僕は髪が伸びるのが早いそうです。髪が伸びるのが早い人はヤラシい人だそうですよ、とトールに褒められた。そういうものかもしれない。どっちにしてもたいしたことではないのです。
 アミカの住所、西区琴似2条3丁目共栄ビル4F
       フリースペース&カフェAMICA
      19;00 OPEN 19;30 START
       前売り、予約\3、500

 頑張った分だけ 喜びは大きい  今日のお言葉

 
 グキっといったら、そりゃ、ギックリ腰。
 
 先週、グキっといった。
 鍼を打ってもらった。
 
 昨日直った。
 軽くすんだ。
 ラッキー。
 
 


2009年06月23日(火) そういうことであれば

 みんな、よかったね。いいコンサートにたどり着けて。
 なんだか、コンサート周辺、まわり、ぐるっと暖かい空気が流れていて、季節から少し外れた気温もものともしないで、見事に打ちあがりました。
 文字通り参加してくれた皆さんの力強い後押し、並びに村谷さんのパワー、スタッフの皆さんの意気込み。
 本当にお疲れ様でした。
 今回で、ようやく、紋別と言う街が郊外から街に入るまで、きちんと記憶に入った。もう山の形を見ただけでどこか判る。
 見にこれたらよかったのにね。
 
 帰りは遠回りして還ってきた。元気な人もそうでない人もまた、がんばろ。
 ワシら今、一番油が乗ってるさんまなのだ。

 今日も昼間、作詞に専念。本当にいい店を見つけた。
 スタートは今一つノリも薄く、ぱっとしない滑り出しだったけど、途中から思いがけない方向に向かいだし、とどのつまりは超盛り状態。
 ついでに絵を描き始め、店にあるアップライトピアノとその周辺を書きあがった詞の下にボールペンでスケッチ。家に帰ってから色つける。
 窓から山沿いの民家が見える。久しぶりの天気。2杯目のコーヒーを飲んでるときに、これはかなり贅沢な時間の流れだと気づき、世間に申し開きが出来ない、などと思うが、なんか文句あっか?的な開き直りに路線変更して居直ることにした。
 ジョギング用に買った真っ赤なナイキのスニーカー、あんまり格好いいんで履くことが躊躇され、家に眠っていた。足が大きくなったのか、それとも、買ったときにいい加減に選んだの判らないが、微妙に小さい気がする。ジョギングには向かないかもしれないが、フィーリングはとてもいい。
 
 ファックスが来ている。
 電話機がピョロロロ、ピー、ピョロロ。
 他に選択できる音がなかったんだろうか?というぐらい間抜けな音が聞こえる。間違って受話器を上げてしまったので、不通になってしまった。
 パソコン使えと言う、突っ込みも聞こえるけれど、おじさんたちの使い勝手のいい機械は未だファックスなのだ。
 ピョロロr、ピーm、ピョロロロr。なんか文句ある?

 松茸はちょっとやそっとのものではもう、追いかけなくなった。
 もう、小さなねずみもどきは見向きもしない。次はスーパーのねじったレジ袋、これも無反応になり、電報でもらった色々なキャラクター人形。
 今はファイテンの首輪。
 とりあえず息が上がるまで走り回らせる。
 じゃらし系は相手にしない。
 短距離の選手みたいにひたすらダッシュ。後半になるとゼーゼーいってへたり込む。大体一日の運動、これが。
 噛み癖もほとんど取れて、寝起きを弄り回す以外ではまずなくなった。
 健康な猫の一日は、おおよそ、マッタリトすぎていく。

 もうじき、夏だ。


2009年06月19日(金) 晴れた

 久しぶりに晴れた。
 朝一で「レスラー」見に行った。
 久しぶりに見に行きたいと思った映画で、期待通りだった。
 最後に流れてくるスプリングスティーンの曲がやたらと良かった。
 明日は、紋別移動。
 いい天気だといい。途中どこかでギターを弾こう。
 良かったら是非来てください。


2009年06月12日(金) 少しずつ ほんの少しずつだけど 毎日やり遂げる

 12日の猫標語。
 本当にカレンダーの今日のお言葉は役に立つ。
 タイトル考えるのは、何年日記書いていると結構厄介なのだ。
 確かに今日の言葉は役に立つ。
 
 北の沢にいい喫茶店を見つけた。札幌はまだ喫茶店ががんばっているほうなのかもしれなく、捜そうと思って徘徊するとこれが結構見つかる。
 このところ、詩を書くときには必ず喫茶店を利用していて、必ず何か一篇出来るまでは帰らない。これが思いのほかはかどる。昼日中はたいていの店が暇みたいで、静に落ち着いた時間をくれる。今日のテーマは「コンバースとリプリー、そしてジョンジー」、遭難船ノストロノモス号とジャンキーなモンスターとの邂逅、それと廊下に並ぶコンバースの箱についてのこと。
 時間が時々タイムスリップしたりワープしたりを繰り返し、思いがけない方向に捻じ曲がることがある。今日書いた物はかなり整理しないと、全然使い物にならない可も知れないけど、それでも、上手く飛べたら、すごいものに変化するんだけど。かといって、あんまり飛びすぎても、本人にさえ取り付く島のないものになってしまうのだ。
 
 昨日徹と7月3日のミーリングをプー横丁でやる。
 大体の進行と曲目を決定する。途中で目黒に電話して、暇かどうか確認するとヨサコイで結構暇だと言う。次の現場を聞いたらこっち方面みたいなので顔を出すように相談する。やや暫く知るとオーナーの川端さんが買い物から帰ってきて話に加わる。久しぶりだったので井戸端会議に花が咲く。
 みんな元気そうなので何よりだ。
 やや暫くすると目黒登場。
 思いのほかというより、圧倒的に元気みたいで、文句をたれることにした。
 またやや暫くすると姉貴の息子が突然登場。今日は仕事が休みだと言うことでの登場なのだが、思いのほか久しぶりに会った。時々来てるらしい。
 これ以上いるとまた誰か来て帰れそうになくなると面倒なので徹の仕事にあわせて帰宅。
 
 7月3日  佐々木幸男WITHロケット姉妹@アミカ
       19;00開場  19;30 開演
       フリースペース&カフェ AMICA 
              011−631−2822
        札幌市西区琴似2条3丁目共栄ビル4階
        前売り・予約 \3.500 当日 \4.000
                   ワンドリンク付き
 
 だそうです。一応丁寧に告知してみました。

 
 さて、来週は紋別。
 「オホーツク フォークまつり」
 天気も多分いいみたいなので、夏の入り口のオホーツク、是非おいで下さい、と、主催者に成り代わって告知してみます。
 会場は紋別市民会館大ホール第一部、16;00から、第2部18;30分から長丁場でやりますのでのんびりと来てください。主催者に成り代わり、お知らせします。
 昼間、山木倶楽部から封筒が届いた。何か請求書でも入っているのかと一瞬ビビッたけど、中を開けたら譜面だった。こっちもファックスを流さないとと思って電話したらいなかった。コード的にかぶっているのを選んでしまったので変更した曲を流す。
 こっちはもう準備万端。

 明日のノスタルジア70はあのころ「NOWかったもの」がテーマなんだけど。どうも、すごいことになりそうだ。わたし達は、本当にNOWと言う言葉をその時代に使っていたのだろうか?どうも、あやしい。実感の伴わない言葉で、言葉にするのさえ勇気がいるんだけど。
 あしたも3時からの放送です。
 そういえばしばらく円山文字放送やってないなあ。まあ、かなり面倒くさいものなんだけど。
 
 只今、松はプリンターの上に乗って、カレンダーを齧っている最中です。
 どうも今月の標語が気に入らないみたいです。
 「あせらずに のんびり行こうよ あるがまま」
 自分のベッドの脇に貼ってある猫のヌードカレンダーは気に入ってるみたいだけど。一人暮らしも辛かろうと、動物病院でもらったカレンダーが松のベッドの壁に貼ってある。飼い主も色々気を使うのです。

 さて、仕事しよう。
 
 

 


2009年06月10日(水) 今晩は

 ちょっと、通りすがったもので、せめてご挨拶だけでもと思い。
 今晩は、そして、ごきげんよう。
 それでは、失礼します。


2009年06月05日(金) マーゴスの王

 タバコをやめたころは、毎日タバコを吸っている夢ばかり見ていた。いつかまたタバコを吸う日がきっと帰ってくるとも思っていたンだけど、どうもそういうことはないみたいで、これから先も一生無縁で過ごしそうだ。一旦やめてしまえば、どうしてあんなものを、とさえ思えるのがすごい。世の中の人がみんなタバコを吸わなくなって、また何かよくわからないものが減って、もしかすると人間の大事なものが消えうせてしまうのかもしれないなどとも思ったりするんだけど。どっちみち王様の考えそうなことだ。
 モンゴル帝国は一大勢力を持ち、アジアを席巻した。
 不思議なことにチンギスハーンの墓は何処にもなく、痕跡すら残っていない。蒼き狼は忽然と消えた。らしい。
 残ったものは鍋だけ。と、昼間聞いた落語でいっていた。
 王様は可愛そうだ。毎日、安穏とすることができず、日々誰かに毒を盛られるかもしれないと疑心暗鬼にかられ過ごす。
 北朝鮮の次の候補が決まったみたいで、兄弟はそれ相当の面倒ごとに巻き込まれ、おちおち寝ていられないみたいだ。自民党は世襲制度廃止をあっさり引っ込めて、引き続き延長戦に持ち込むみたいで、なんだか世のなかの気配を一切感じていないみたいで、よその国をどうこういえる筋合いはない。
 どっちみち王様の考えそうなことだから。

 6月20日(土) オホーツクフォークまつり
         16;00から開演
         紋別市民会館大ホール
         一年に一度の北海道人の歌まつりなのだ。昔やっていた
         北海道音楽年鑑みたいなもので、有志が始めた立派な意         気込みのイヴェントなのでいろんなところからの参加を
         呼びかけているのでぜひともおいでのほどを。

 7月3日(金)  佐々木幸男WITHロケットシスターズ@アミカ
         フリースペース&カフェAMICA
         ユキちゃん、徹のセット、ロケットシスターズとのジョ         イントというかずるっとのステージなのかまだ全然中身
         が決まっていないライブなのだ。いろんなことが考えら         れるので、まずはロケット発射なのだ。また、改めて。

 北海道は梅雨みたいな日が続いていて、基本的にはそんなにたのしくはない日々なのだ。来週からはヨサコイが始まるし、総体的にはまあ、籠城といったところかな?

 詩は出来るんだけど、ギチギチすぎて使い物にならない。ギチギチというのはギトギトというのともガチガチというのとも、キッチキチと言うのとも違い説明のしようがないので通過します。
 モエレ沼公園は去年よりもいい公園になっていた。ピラミッドパワーと言うのは確かにあって、ガラスのピラミッドの上を大鷲が飛んでいるのはまるで大昔の別の次元の風景みたいですごく良かった。そこでは立派な詞が出来た。これは格好いい。
 今度は噴水を見に行こう。どうやら、ただ事じゃない噴水ショウが毎日執り行われているみたいなので。
 今日は王様の日だ。 


2009年06月02日(火) あせらずにのんびり行こうよあるがまま

 6月の標語。
 のんびり行こうよ 俺たちは 焦ってみたあーて同じこと♪
 大昔、ガソリン会社のコマーシャルでこんな歌があった。
 昔から、人は大まかに言えば焦りまくって暮らしてきたみたいで、そんなに人の標語は変わっちゃいないみたいだ。
 のんびりいこうったってそん風に出来るわけはなく、毎日毎日、何がしか前のめりで暮らしていくみたいなのだ。
 こっちは毎日毎日、メトロノームを万歩計代わりに持ち歩いていて、コブラがレディを待ち受けるときみたいに、時々耳に当てて確認する。世のなかはそれぞれがテンポを持って刻まれている。歩く時、走るとき、バスのエンジン、木の葉が風に揺れる時、川が流れる音、電車の軌道を走る音、救急車、貧乏揺すり、時計のおと。
 詩を書こうとしているわけじゃない。
 
 録音のことを考え始める。
 考え始めた瞬間から、膨らみ始め、どうしたってシンプルにならない。今回は考えに考えてはじめることにする。中身を考えるわけではなく、考えることからはじめる。どうやら面倒くさいことになりそうな気がする。今までとは別の入り口からはいることにすることだけ決めた。

 先ばかりを見てると見えなくなる
 今日の標語。
 久しぶりにカレンダーをめくってみた。
 月ごとのカレンダーはそれでも何とかめくる。
 日めくりというのを毎日真面目にめくっている人っているんだろうか?
 うちの日めくりは一月分のカレンダーで31日ある。それですべてで、何年でももつ。一日分の標語が書いてあり、毎日毎日めくると、毎日毎日別の標語が一ヶ月出てきて、月が変わると、また、1からはじめる。これが見事に古く、何の役にも立たないのでめくる分には苦にならない。何がしかのうざったい事でも書いてあればすぐに捨てるのだけれど、それこそ昔々、週刊誌に載っていた、今週のお言葉みたいで、ある意味時代の錯誤感みたいなものがいけてる。それと、ここに書くことがなくなって時の救いのもなっている。
 兎に角、先ばかりを見ていると見えなくなるみたいなので、CDのことを先走って考えるのは注意しなければいけないみたいなので、もう少し、感覚的に考えてみることにしたほうがいい、今日は。

 小樽は深川、扇柳両君のサポートのもと、かなりいい感じでやれた。
 ギター3本にまだ別な方法があることに気がついたので、次にやってみることにする。合わせる、という当たり前のことがとてもむづかしいことで、人はそれぞれ自分の鼓動を持っている。それを譲歩しあい、耳で聞き、きったものを瞬時に腕や指に反応させるという、とてもサーカスみたいなことを僕たちは日々やっているのだと思うと、なんだか感動する。音楽は本当に楽しい。是非そこの所を見に来ませんか?
 次は、紋別今月の20日です。

 これから、松の目ヤニ取り。
 一日に1回はとってやらないとしょぼくれた猫に見える。どちらかと言うと福相というよりは貧相なのでせめて器量だけには注意を払ってやらんといかんみたいだ。
 
 
 


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