L O V E T H I N G
リスト<-カコ--ミライ->


2004年01月31日(土) 心を映し出す夜空

心を映し出す星空を
あれだけ眺めるなと
言い聞かしておいたのに

隙間を埋める術を
絶えず探しながら歩いたから
笑い声が涙を紛らしてくれた

意図的に築いた繋がり
何故か段々と自力でなく
気付けば時間が繋いでくれて


花が咲かない、と
ぶちぶち言いながら
君の部屋に持って行った日

あっと言う間に
優しく咲かせてくれたでしょ
だからね、
隠れた君の心を見つけられた

傷つくのが恐いからって
言わなかった本音は
最期まで君には伝わらなくても

誰にも真似できない
二人だけの握手ができたらいい

本当の僕への帰り道
久しぶりに見上げた星空はとても綺麗で
月光が僕の心の汚れを照らした

やっと心が洗われた気がした
ぼやけた星空は
視力が知らぬ間に悪くなったせいか
気付きたくない涙が流れたせいか


2004年01月30日(金) 門限は守ってあげる

どれくらい困らせたかな
でも君にとっての過ちを
償う義務があるんだよ、と
チクチクいじめるぐらい
許してもらえないもんかなぁ

どれくらい笑ったかな
「自分の為」だと吐き捨てて繋いだ手
ゆっくり暖かくなってきた頃
最期の門限が近づいた

時間が教えてくれた君を
解ってあげたいのは、結局
自分が可愛いからだけれど

ちゃらにしてくれるなら
君の過ちを許してあげるよ

解っていた未来を受けとめる自信は
相変わらず今でもあるから
後ろ振り返らずに
行くべき場所に行きなよ

相変わらずに強がりだから
本当の僕を見つけぬままに
君を冷たく見送るだろうけど

後ろ振り返らずに
真実の場所に行きなよ


2004年01月29日(木) 覗き見した恋路

相手によって人格設定
こんな余裕がある今季の恋路は
所詮、消失しても泣けない
と顔を上げて覚悟した

平和主義の私達が
何故に衝突し過ぎたのか
所詮、心から抱き合えない
と目をつぶり頬ずりした

貴方の云う誠実とは
全てを明かし嘘をつかない事
所詮、綺麗事を並べた自己満足
と噛み締めて頭を撫でた

様々な色を吸収しようと
貴方の心を覗き見した
所詮、満たす為の我侭で御免
と俯き答えを出した


伝わらない強がりは恐らく
後から追いかけてくるだろうが
最期に貴方を頷かせてから
あの場所へと背中を押す

少しの間でも
幸せな夢を見られたでしょうか
私。


2004年01月28日(水) 冬の風

出会った頃から繰り返した
言葉足らずのぶつかり合い

喜怒哀楽の激しい風がそよぐ
散りゆく木の葉は鮮やかなまま

ほら、すぐ君のすぐ傍まで
春が近づいてきてるよ
さぁ背中押してほしい?

見つけた傲慢さはひと吹き
冷たい風でどこかへ飛ばしてあげる

ほら、春になってしまえば
もう連れ戻したりしてあげない
それでも背中押してほしい?

幾度もぶつかり合った写真
醜く映ってるなら、
紙飛行機にして吹き飛ばしてあげる

いつまでも同じ場所にはいられない
時間に甘えるのならば
悔しいけれど背中押してあげる


2004年01月24日(土) 大切な人

見なくてもよかった汚さや
出会えなかった美しさ
色んな気持ちが飛び交う
めくるめく世界

君はそんな世界の真ん中に立った時
自分の気持ちを押し殺していたよね

無条件に美しい星たちと
幸せだったはずの過去
信じられるのは絶対的な物だけで
自分さえも疑いかけたあの頃

僕たちがあの頃に出した答え
自分を信じる為に一緒の目的地決めたっけ

二人とも悲しくて泣きじゃくった夜
お互いの泣き顔がおもしろすぎて
鼻たらしながら笑った事もあった

笑い飛ばせない程の悲しみが降った日
一緒にずっと居られたから
息ができる事、喜べるようになった

涙で霞んで地図が見えないのなら
僕が代わりに見てあげるから

困った時はいつでも呼んで
僕の力不足を君に笑われないよう
全部包み込んでみせるよ

明日 大きな文字で書いた挑戦状
空に二人で叩きつけてやろうよ

ずっとずっと一緒に居たい君
「何が何でもアタシはアンタの味方やで」
「ずっとずっとアホしような」


2004年01月23日(金) 春夏秋冬

雑踏に紛れて前が見えない
自分が何処に居るのか判らず
立ち止まった ひとつ前の冬

大空に向かって叫んだ
何処に居たって生き残れる手段
手に入れた気がした あの春

絶え間無く訪れる熱に体当たり
この手に触れた季節はずれの雪は
溶けて落ちた 光る夏

新しい世界に手を伸ばし
僕はあの場所に辿り着けるよう
何処へでも走った この前の秋

煌びやかな明日を毎日信じて
せめて居場所ぐらい地図で確認
そして歩き続けられる こんな冬


2004年01月22日(木) 迷惑な理屈

頑なに自分を信じて当てはめた
理屈ばかり並べるパズル

無防備に手を広げすぎた
あの日の記憶は過去の光

今は目を凝らしながら探る
誰かにはズルく映る僕

押しつけられないのに
さり気なく君に押しつけて
だだをこねながら理屈並べて

僕の言葉を信じさせる理屈で
君を頷かせて安心する僕

只、傷つきたくないだけ
自分可愛さに傷つける人を
僕は増やすつもりだろうか

はまらないパズル見つけたら
誰かのせいにして
また理屈並べ埋め尽くす


2004年01月18日(日) ニセモノバイバイ

僕の耳もとに近づいて
どれだけの愛を
囁いたつもり?

ほら見てみなよ
裏切りの星が
明日の夜空を飾ってる

君を許せなくなる前に
その口を塞いであげる

僕を困らせたくて
どれだけの涙を
見せたつもり?

ほら見てみなよ
曇った空のせいで
姿を現さない月

僕が許せなくなる前に
その心閉ざしてあげる


2004年01月17日(土) 真実

昨日を見つめる「今」が
後悔したとしても
もうあと戻り出来ない

偽物か本物かなんて
どうでも良かったのに

いつでも何かに触れたとたん
本物を求めてしまうから

昨日のぬくもりが
真実かどうか
僕と君を試すよ

頷く明日を心に
本当の気持ちを探すよ


2004年01月06日(火) バイバイのキス

引き止めるかのように
バイバイ間際のおねだり
「またね」のキスが欲しい

久しぶりに浮かべた照れ笑い
あなたに可愛い意地が映る

上手くごまかされたのに
まだ待ってるこのクチビル

高鳴る鼓動が聞こえないよう
目をそらしていじけてみせた

だって見つめてしまったら
あなたへの大きな想いを
再確認しちゃいそうで

一瞬のうちにこうやって
色々考えてたら

少し困ったような照れ笑い
私に見せてからキスをくれた

甘いバイバイの夜
可愛すぎる笑顔見っけ☆



↑投票ボタンデス♪
また来てくれるって方はココを♪
キララ☆ |<-カコ--ミライ->* S E C R E T *