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2003年12月30日(火) 言えなかったアリガトウ

泣き虫だった僕を
知っている君

お喋りになった僕を
じっと見つめた君

過去の過ちを背負って
苦笑いで帰ってきた君に
「気にすんなよ」って
背中叩いて笑い飛ばした

真心を踏みにじるように
からかったんじゃない

いつのまにか少し離れた距離で
笑っている僕らだけど

伝え忘れた事が
ひとつあったんだ

いつのまにか離れ離れ
いつもくっついたり離れたり
繰り返したけど

いつの日でも
僕を支えてくれた
君の腕と君との思い出

この手に君への愛しさが
溢れる度に心強くなった

本当は伝えたかった事
ずっとずっとありがとうって
君に感謝してる


2003年12月18日(木) タイセツ

悲しくても 怒っても 泣いても 笑っても
ココロはおだやか 優しく 揺るぎなく

いつからか大切なモノと捨てるモノの判別が
できるようになった この場所で
只 残るのは思い出から旅立ってきたキミだけ

今 永遠を誓える 虹の下
雪の結晶に 降られ 触れられ
願い事 積もる しんしんと

冷たくても 寒くても 吹かれても 押されても
ココロはまっすぐ 強く おだやかに


2003年12月03日(水)

何度もぶつけ過ぎた"好き"
その先を求める事もなく
心が言った そんな想い

君は真面目な顔して
答えてくれた結果が
別々の道を歩く事なのかい?

何も答えはいらなかった
只、君とあぁやって
あったかくなれるそれだけで
僕の心は満たされていたのに

分かり合えなかった隙間は
また時間に埋めてもらうの?

言葉にしない"好き"
読み取れないのは
雑踏がうるさいだけなのよ

散らかった部屋を整理して
君のタダイマを今は待ってる


2003年12月01日(月) 伝わらない気持ち

私が口下手なせいで
貴方を困らせたような
少し苦い門限の直前

言いたい事も言えなくて
泣き出しそうな私を
いつも不器用な腕で
包んでくれていたっけ

気持ちを伝えられない
そんなもどかしさを
私はずっと嫌ってた

だから貴方の優しさ
見えていなかったんだ
口下手な私を本当は
大切にしてくれた

なのに慣れたように
貴方を扱い
貴方になつくようになった
できそこないの達者ぶりに

嫌気がさした貴方に
今出来ることは
ただそっと見守るだけ

それが
変わってしまった私の償い



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