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2002年08月30日(金) 歌声



いつの日からか
私は人と出会う度
その歌声を聴くようになった

当たり前だけど
ひとりひとり違っていた

あれから月日が経つごとに
出会いと別れを繰り返し

私は歌声が人の心を知る手段だと確信する


器用過ぎる程
音の扱いが慣れているけど
本当は切なさ混じった鳴き声だったり

凄く熱くて
とても優しいとは言えない声
予想を遥かに越えた男臭さが見えたり

不器用過ぎて
大きな目標が自分の胸にあるけど
まだ自分を掴めていないただのカッコつけだったり

とても落ち着いていて
意外な程に優しい声
身に染みるほど癒してくれたり


言葉では言い尽くせない位
身体から発せられる歌声に
何もかもが秘められている


誰かの本当の心を知りたい時は
その人の歌声を聞くべし。


2002年08月29日(木) 人は又繰り返す


人と人を繋げるカタチというものを
振り解いた私はお気楽で芯の太い道を歩いた

過去を振り返る事も
気紛れに誰かと愛を囁いても
何の罪悪感もなく過ごせて


自分を愛してくれるなら
誰でも大切にするなんて嘆く奴に
片肘ついて嘲笑ったり


自分には魅力がないと悲しむフリして
誰にでも誉めてもらおうとする奴に
面白がってワザと思い通りにしてやったり


そうこうしているうちに
私の攻撃と悪戯は
放たれる場所が無くなって


時間が経つと共に
又孤独を身に染みさせ

誰かの愛を欲しがる
そんな私の未来が見える



2002年08月24日(土) 時が経ち。



壁が無くなると
一瞬にして広がる開放感

同時に現れたのは
結ばれた心が
こうも容易く
途切れてしまったという
なんとも言えない空虚感


振り返るばかりじゃ
何も始まらないと

知らなくてもいい事実は
詮索不必要だと


未来を夢見るばかりで
私を正当化した



ただ不透明なのは
無灯の場所から
私は逃げ出したかったのか


それとも
星の映る空へと
旅したかったのか


考え方次第。




2002年08月17日(土) 耳をすまして



脇目も振らず地に寝そべって
解放された私が見たものは
あまりにも大きな世界


自己満足の涙なんか
もう要らない
強く生きようとしているが
そんなに私は弱くない筈だ


ひとつにしがみつくと
とことん自分が弱いのだと
時間が自己暗示していく


恐いモノは恐い
恐れる事は弱い事ではなく
素直な気持ちが胸に刻まれている事に
感謝する事が先ず第一歩

好きなモノは好き
愛おしむ事は哀しい事ではなく
自分以外を大切に想う力がある事に
素晴らしさが在る事に気付きなさい


過去を無理矢理忘れる事はない
だけど悔やんでいるなら未来へ輝かせよう

捨ててしまいたい過去があるなら
今在る世界の背景に映っているのは
自分の歩いてきた道があるからだと
心にとめなさい



この目で見るもの
この手で触れるもの
この身体で感じるもの


すべて未来に輝いている



2002年08月14日(水) あたらしい世界



育った環境が皆違うから
ひとつひとつの出会いが
辛いモノになれば
おもしろいモノにもなる


人を後悔させるのは
時間であり
人を癒してくれるのも
時間である


耐えない笑いだとか
抑えきれない涙だとか
色んな人 色んな自分に
生まれてから出会って


時にはこんなに哀しいものなら
出会わなければよかったと
意味もない後悔をするけれど


時が経てば
それは自分の魂となり
それに気付いた成長に


この世界はそんなに
捨てたもんじゃないと
太陽に輝く


愛し合う者がいれば
貶し合う者もいて
ひとつひとつのフレアイ
思い出して
心に固く刻まれている事


大切な人が
残していったモノを
この胸にとめて


大切な思い出が
教えてくれたモノを
この手に掴んで


大きなこの世界に
やっとまた腕を広げる



2002年08月11日(日) 愛は生き続ける



音沙汰無かった貴方から
もう殆ど諦めていた返事が
私の手元に届きました


貴方との繋がりは
今となれば凄く簡単な事
「デンパ」だけ


要するに此れが無くなる事で
貴方と私の繋がりは無くなるも同然


遠く離れていても
心が繋がっているはずだから
なんてとても言えやしない



この胸に痛い程
思い知らされた


だけど

本当に凄く凄く恐ろしかった


貴方が何をしでかすか分からない
過去の罪から追いつめられているかもしれない
体を壊して唸っているのかもしれない

だから

心配で心配で仕方なかった


何処かの知らない女と
抱き合っていようが
誰かを嘲笑っていようが

貴方がいつも通り
生きているのならば
私は其れでいい


愛しすぎて出した結論か
只の自己満足で終わってしまったのか


定かではないが


貴方が残していったぬくもりは
確かにまだこの胸に佇んでいる


私だけが知っているこの愛
絶対秘密。


2002年08月10日(土) 愛とは



吐息のように
儚く哀しいもの

軽がるしく
口にはしたくないけれど

時には必要な言葉


失いそうになり
自分のものにしたくなる

消え去ってしまいそうになると
どこへいったかと
必死になって探しまわる


蘇る事だってある
しかし一瞬にして
破滅する事だってある


この手にした限り
ずっと離しはしないと
固く決意したら
ふりほどかれ
スルリと逃げてゆく


消えかけるほど
美しくて
ぶつかり合うほど
煌いて


今までの自分じゃ
不満だから
あけたピアスの傷みのために

いいえ私のために

未来を変える


それもこれも
全て愛のために




2002年08月09日(金) 過ぎ行く時間



今日もきけないアイツの声
明日は必ず…って
祈ってどれくらい経っただろう


私は何もなかったかのように振舞う
だけど忘れた頃に
溢れてくる涙だけは素直で


周りを見上げると
いつも暗い道

一人になりたいのに
孤独を感じると
恐ろしくなったり

誰かの声が煩わしくなって
手ではねのけると
また一人になって


ずっと思いにふけっていたら
ずっとアイツの事でいっぱいで

想えば想う程
伝えたい事が言葉にできなかったから

一緒に居る時間も
凄く凄くやるせなかった


大切な時間を
大切に使えなくて
ずっと後悔してる


もう二人一緒の時間には戻れない


私がどうにかしたら
アイツは戻ってくるのかな

どうにかしたら。


2002年08月05日(月) 振り返れば


時間は冷静さを取り戻す
というよりは
悲しみを慣らせてしまう
と言った方が合うかもしれない


この心に留まっていた
カタチのないモノが
身体に染み込んで


悲しみを通り越したせいか
悲しみに麻痺したせいか

定かではないけれど


少し落ち着いたから
貴方と出会った頃の
日記帳を開いてみたの

ページをめくる度に
切ない香りが舞う

ぬくもり以上に切なさが


だけど間違いなく
貴方への愛も溢れていました


人の心はめまぐるしく変化する
だから凄く恐かった
いつ貴方がそっぽ向いちゃうかって

ずっと恐かった

愛した貴方は
未だ声を聞かせてくれず

もうそろそろ

自分は自分。

の私に戻る頃なのかもしれません



2002年08月04日(日) 力尽きて。


同じ悲しみを
人は幾度も繰り返し
又いつかは…と
希望を燃やし
また果てる


幾つも通り過ぎた幸せという喜びは
そう長くは続く事がなかった


力尽きて
見上げた夜空
ぼやけた星粒は
泣いていた


もう二度と
同じ過ちは犯さないと
決意した時から
又辛くて切ない道を歩いていく


泣けてきて
見つめた夜空
伝う頬には
熱い涙


どうしようもなくて
どこまでも落ちて

貴方を想うだけで
上機嫌だった私は
いつのまにか
切なくなる

ただそれだけになっていた


2002年08月01日(木) だから離れていかないで



貴方に少し自分勝手な想いを
ぶつけられないのは
なぜかって考えた。


いつからだろう
貴方と私との間には遠い距離ができていたのは

なぜなんだろう
貴方と私の間の距離が縮まなくなってきたのは


私がどんな想いも
鮮明に貴方に伝えられていれば
遠回しじゃない言葉で
貴方の手を握るだけで
私達の距離はもっと近くなっていたでしょうね



それができなかったのは
未熟な私のせいと



あなたが私の優しいところを
好きになったって言ってくれたからなんだよ。





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