L O V E T H I N G
リスト<-カコ--ミライ->


2002年09月25日(水) 今はまだ


あんなに廃れた街で
思うままに踊り続けた僕が
新しく大切な場所を見つけると
其れだけに一点集中

身を寄せてこの胸で安らぐ声より
傷つく事を恐れる声の方が
断然大きく響く僕の頭の中

だから未だ
あの街に残って
思うままに踊り続ける


新しい街へと導いてくれる素敵な君には
未だついていく事はできない


2002年09月23日(月) タイミング



放置した希望は
よそ見していたら
近づいてくるのに


其れに気付き
手に入れたいと
欲した瞬間


指の隙間から
するりと逃げていく


2002年09月22日(日) ---


少しずつ
熱を上げていく
この胸に


やっと気付き
たぶん
喜びと悲しみで


勝手に涙が
溢れたんだろう



2002年09月17日(火) 夜空に映した足跡


つかめない星の下で辿る足跡

確かめ合ったぬくもり
ひとかけらになる度
横顔でそばにいる人から
見えない方の瞳で幾度も泣いた

隣の誰かが歌うと
心地良い空気が
2人を包んでくれるならばと
僕はいつもハモるばかり

本当に伝えたい言葉は
胸の奥で泣き叫ぶだけ
それからつかみ損ねたぬくもりが
後から巡り巡る心の中

転々としてきた僕の部屋
どこもかしこも散らかして
半ドアのままいつも走り去った

いつの日か僕は急ブレーキで
もと着た道を振り返る

深く踏みしめた跡と
忍び足で駆け抜けた跡とが
入り交ざった
美しさと暗闇が出来あがる

後ろ足で振り返る位じゃ
まとわりついた闇は振り払えない
色褪せたひとつひとつの場面が
あの頃の空気と共に色づき蘇る


それがなぜか恐くて
どこか切なくて
足跡辿るのは短く終わり
今は無数の星の下で
光を浴び夜空を感じる

きゅっとまぶたを閉じて


2002年09月07日(土) 満天の星


灯りも無い真夜中の山道
闇で埋め尽くされたこの場所

息をひそめれば
存在すら闇に葬られるような
少しだけ胸が高鳴り
少しだけ衰弱してゆく


ただ見上げてみれば
星が零れ落ちそうな夜空
無条件に闇に美しく包んでくれる

神の仕業とも思える
この輝く無数の星の下で
洗礼を受けた私は

又一つ大切な事を覚えました。



↑投票ボタンデス♪
また来てくれるって方はココを♪
キララ☆ |<-カコ--ミライ->* S E C R E T *