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2001年12月26日(水) 限りなく近いコト/願いもしない願いごと

「限りなく近いコト」

あれからちょうど2年後
こっちを振り返る事もなく
何気なく通りすぎてったクリスマス
すれ違う事もない
限りなく遠い人は
僕の胸だけ叩いてった

あの山の向こうに
どんな光が届いたの?
こんな温かい場所よりも
君が選んだあの星は
優しい空気が漂う
きっと…

過去を振り返るコト
≠現在(いま)に満足していないコト

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「願いもしない願いごと」

日々いつもどおり
暮らしているつもりでいる
しかし いつの日か
その時在る感情が過去と重ならなければ
人はそれを大抵 成長と言う

あぁ とめどなく溢れる涙が
あんなに美しいと思えたのに…


2001年12月25日(火) ホワイトクリスマス

白く染められた僕が
今日愛しいと思うのは
たった1人君だけ…

遠ざかるあの日に
何度もさよならしたのに
降り出した雨に傘もささず
止められない想いを
走って追いかけた

優しい空に照らされてきた僕が
今日1番逢いたいのはきっと君。
少女だった子が幾年も
想いを募らせる

降り出した白い綿帽子が
僕を包むこの日
こぼれ落ちる星粒だけは
誰かに映らないように…


2001年12月22日(土) 輝く記念日

1年に1度の記念日
雪が1番似合うこの日
近づく程に
誰かのぬくもりを求めてしまう

君を失った涙の記念日
雪が1番似合っていたあの日
遠くなる程に
独りの切なさに染められる

美しい情景を背に
求めあげるのは満天の星
軽い罪なら許されるなんて
輝く空に雲をかけてはいけない

温かいクリスマスに
うまれゆく愛に
Happy Merry Christmas
笑顔で祝おう
光はすぐソコだから


2001年12月21日(金) 1%の可能性にかけて

日々歩く程に
辿り着いてしまうのは
美しい星達が笑う
ここから少し遠い場所

セピア色の笑顔
思い出せば
知らぬ間にもう1度
会いたいと願う

きっと永遠に届かない手紙は
まだ胸にしまっておく事にしよう


2001年12月20日(木) 親愛なるあなたへ

思いのままにぶつかりなさい
雨が降りやまなくても
僕が横で傘をさしてあげるから

泣きたいだけ泣けばいい
世界から見放されても
僕が横で支えてあげるから

傷口を見せて
僕だけの力で治してあげるから


2001年12月16日(日) 愛の輪廻

降り包む柔らかい雪が

孤独な人を優しさで癒す

光で満ちる事のできた人達は

凍るような雪を

温もりで癒していく


2001年12月09日(日) 失われた心

今 何気なく存在する
僕のように生きる人達は
どれくらいいるのでしょう

死んだ魚の目のように
見開いた瞳が声を震わす
恐ろしく歪む世界に
ひるむ事なく過ごせるでしょう

喜怒哀楽なしに
生きていくには
少しばかり
意味なく感じてしまうでしょう


2001年12月07日(金) 疲労

そっぽ向かれたら
「もういいや」と
今 妥協に麻痺する

涙が出るほど
強くなれるだろうけど
涙が出ない時は
どうすれば
この嵐に立ち向かえるの?

そっぽ向かれたら
「もういいや」なんて
諦めずにいきたい
もうそんな風に思わない


2001年12月06日(木) 完璧主義者

いつでも眺めが良いように
一歩離れて過ごした日々
空に浮かべてみては
孤独と悲しみに染まるばかり

一番大切にしてきたモノは
美しい過去のアルバム

一瞬にして崩れ落ちてゆくモノは
現在ここにあるモノ

いつでも他人から見た自分と
正義を照らし合わせ
完全なるモノを求めてきた私

大きなプライドを持てる程
守りたいモノがある
大きなプライドを捨てられる程
大切なモノがここにある

やはり完璧にはなれないようだ


2001年12月03日(月) 気づきなさい

指折り数えた願い事
両手に溢れる夢達は
いつかどこかで
果たされたのだろうか

聞こえてくる流れ星の音に
ただ美しさだけを
求めていただけではないのか



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