L O V E T H I N G
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2001年11月30日(金) 成長

ベッドについて
昨日までの日々を振り返れば
なぜか妥協ばかりが見えてくる

机に座り
明日からの日々を思い浮かべれば
なぜか希望ばかりが見えてくる

矛盾など見つけてちゃ
いつまでたっても成長しなくて
一途に思う程
気持ちは幼い頃のまま

汚く成長していく大人に
なっていくのは清い子供達
どこで綺麗な服を着て
どこで汚い靴を履くようになったのか…

昨日までの日々に満足し
妥協も幸せに変われば問題ないと眠りにつく

明日からの日々に期待などせず
希望など夢見てはいけないもののように扱う

汚く変化する毎日に

きっと僕らは
気づかず大人になっていく


2001年11月29日(木) 迷った時はね。

時間と共に流され
人込みに紛れても
一点の光を見つめていられるから
未来を夢見て生きていけるでしょう

少しの間だけ
時間に逆流したとしても
人込みなんか掻き分けても
僕を照らす光が
近くなるとは限らないけど
未来を夢見て生きていけるのなら
それもなんだかいいんじゃない?

他人の心に惑わされず
一つの星だけ信じて
大切にしたいモノを
自分の心で確かめ信じるのです


2001年11月24日(土) 流れ星

この世界で君と巡り合い
僕の愛はやがて永遠を知る

涙の星屑散りばめられて
月の雫を魅せられて
静かに漂う雪の結晶が
いつか君に舞う僕になるように

輝くべき星があるならば
どうか雲よ消え去る事を願う

一瞬見え隠れする隙間を
この手の平に集めた星屑で
埋めてみせましょう

この世界にたった1人の君に
特別なたった1人の存在に…
なれますように


2001年11月22日(木) 過ぎ行く時/荒れ果てた世界

「過ぎ行く時」
時よ去れと願えば 君も去り
時よ戻れと願えども 君は戻らない

全てがパズルのように
はまるわけがなく

悲しみの果てに閉ざされるあいつに
情けの手でかき乱す

時よ去れ 君も去れ
時よ去れ 二度と振り返るな

もう遅い
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「荒れ果てた世界」
見返りなど求めはしないが
言葉を少し分け与えてくれるならば
君を認めてあげる

同じ種類のカタチを探せと
天から指令を受ける僕は
前世から伝わる文字を
なぜか未だ口走る

同情など求めはしないが
力を少し分け与えてくれるならば
君を認めてあげる

僕に流れ出す悲しい調べ
どこにももれないようにと
血に染まり続ける

誰からも何も求めはしないが
心のどこかで発生する矛盾を
なぜか未だ口走る


2001年11月20日(火) 誓い

時が流れ 星が流れ

空が誓う 明日への決意


涙が輝き 瞳が濡れて

未来への決意は

空に誓いのキス


2001年11月18日(日) 優しいウタ

頬を伝う涙は苦い味

長い夕焼けに身をまかせ

歌ったのは悲しいバラード


抱き寄せられた温かい胸の中で

甘いコーヒーを少しだけ

歌ってくれたのは優しい子守唄


2001年11月17日(土) 涙を一粒

焦りからくる妄想

何か慌ただしい空気がそよぐ

あぁ このまま時間が止まればいいのに

恐れから少し覗く希望

何か冷たい氷が僕を照らす

あぁ もう少しで夜明けなのに


2001年11月16日(金) 人間不信

愛せない 「愛せない」 愛じゃない
信じられない 「信じられない」 信じたくない

全てボクが弱虫だから
全てボクが泣き虫だから

心にちくちく刺すのは
過去から追いかけてくる錆びたナイフ

毎日ボクが雨を降らせるから
毎日ボクを溶かしてくれるから

愛したい 愛したいよ 愛したいのに
信じたい 信じたいよ 信じたいけど

誰もが自分をかわいがるから
過去にオモリを吊り下げて
未来を期待しない素振りをする

裏切り 闇 罪
何も知りたくないから
何も怖くて見られないから

愛さない 愛せない 愛したい
だけど…


2001年11月05日(月) 儚い命

明日命を落とすなど
思ってもみなかったでしょう
僕らを悲しみの果てに追いやるキミは
愛されて消えてった
惜しまれて暗闇に消えてった

灯火に輝くキミの頬
閉じたまぶたは
今にも開き
昨日までのように
元気に笑いかけてくれそう

罪のない人間が
なぜ命をもぎとられるのか…
もう1度昨日の朝から
やり直そうよ
お願い やり直そうよ

この朝日も
キミと見られるはずだった
まだ温かい体を残して
僕らも残して…

生きているのは当たり前な日々に
キミが教えてくれた儚い命
僕らにたくさん教えてくれた儚い命

だけど目の前が涙で見えなくなった
キミの笑顔さえ涙で見えないよ…
辛くて悲しくて痛いほど涙が溢れ
枯れるまで涙流して

キミの生きてきた道
キミのこれからの道
僕らがこの世界に羽ばたかせる


2001年11月04日(日) 輝く雫

この季節に降る雨は
とても冷たくて
手をかざし一粒握ってみても
腕を伝って溶けこんでゆくだけ

ここから見上げ
空を見つめても
瞳に染み込む雫が
とても痛い

たった1人で雨に打たれた
やっぱり孤独を感じた
空と一緒に涙を流し
流れる雨に身を委ねる

空と一緒に歌を歌い
揺らぐ風に身を重ねる

あの空に届く雨は
とても温かくて
手をかざし一粒握ってみたら
心に溶け合い
そして一粒の星に変わる


2001年11月02日(金) 光を求めて

カタチのないもの
この世に存在するもの
だけど壊れやすいもの

僕らを束縛するものは
カタチという黒い影
僕らが思い悩むのは
カタチという黒い影を消すため

どうしても逃亡の道しか
見る事ができなかったのに
僕らが大きくなるほどに
この世界が星をたくさん
散りばめてくれるから…

この世に光があるならば
きっと影も存在する
この世に生まれてきたならば
受け入れなければならないもの
きっと僕らにはあるはずだ

絶望の淵から
希望を取り戻す力は
影が与えてくれるだろう


2001年11月01日(木) 未来の空

唯一キミを映してくれる
たった1つのこの空は
遠いむこうのざわめく冬をもう見ている

あの雲が辿りつく場所は
きっとキミが映る輝く太陽の下

沈む夕陽がただ映すのは
きっとキミが現れる懐かしい場所

夕暮れが似合う季節
空に照らされたキミは何よりも輝き
夕暮れに染まっていくボクも
きっと少しはキレイだから

この空よ 早くあの場所へ導いて…



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