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■ 上海出張第一日目
午後から海外出張なのに午前中も隙間無く忙しかったです。目処がついて本部長と空港に向かいました。再び上司に運転をさせる状態で申し訳ない状態です。
成田の国際線は遠いので羽田から虹橋の路線で行きます。しかし、羽田の国際線はあまり施設が立派でなく食事をするレストランもありませんでしたので、カウンターで軽食という形になりました。免税店で先方の御土産にジャパニーズ・サケを買っていきました。キャビンマイルド1カートン2000円でしたが、荷物になりそうですし、本部長は煙草が嫌いな人なので(私へはかなり許容していますが)そういう姿を見られたくないので買いませんでした。
さて、出発です。上海航空の便です。これまた初体験なことが起こりました。機内食はあまりにも酷かったです。サンドイッチと漬物、海老の刺身とありえない組み合わせで唖然としました。またそばが硬い。しかも、本部長に「これ、豆腐ですかね?」と聞いたら「パウンドケーキ」とのこと。驚きました。見た目完全に豆腐です。
上海が見えてきました。非常に工場が多いです。空港に着き一万円ほど換金して610元20銭に替えました(1元=16円ほど)イミグレです。あっさり通りました。さすが、for business です。しかし、早速中国の洗礼を浴びました。タクシーの行列が終わったと思いきや、タクシーの配分を仕切っている人間が我々日本人と見るや否や違ったところに止まっているタクシーに連れていかれ、メーターも回さず「150元(2,500円)」と。こういうことに慣れた本部長は喧嘩を売り、降りました。ようやく英語の出来るドライバーを探し、ホテルへ。32元(500円)でした。危ないところです。さすがアジアです。
ホテルに着いて本部長が昔に懇意にしていたという和平飯店に行こうということになりました。そこは上海の租界の場所です、昔から租界のことは小説や映画などで知っていましたので人生で一度は行ってみたいと思った場所でした。まさか仕事で来るとは思いませんでしたが、私は基本的に仕事で出張に来た場所で観光をする主義ではありません。仕事が終わればさっさと帰る人です。人生で仕事の出張で観光などをしたことは一度しかありません。
ところで、ホテルはダブルでミニバー付きで18階と、少し引いてしまいました。いい部屋だな、と。
タクシーで租界に向かい和平飯店に向かいました。昔の様々な建築様式の建物が並び、ライトアップもされて幻想的な風景でした。対して河の向こうにはビル群が立ち並び素晴らしい景色です。いつか家族を連れてきてあげたいな、と思いました。上司の懇意にしていた和平飯店は残念ながら銀行になっていました。租界全体が金融街になっているようです。時代の流れはグローバルに変動しているようです。
そこで南京東路の歩行街という歩行者天国の様な通りで食事をしました。上海蟹を食べました。それよりセンマイの辛い料理と辛い野菜、鳥の脚みたいなやつを食べました。青島ビールはお酒の呑めない私でも飲めるので結構量を飲みました。最後に楊州炒飯を食べましたが美味かったです。
ホテルに戻ってパソコンが繋がる状態にしたので奥さんにメールを送ったところ、電話がかかってきました。奥さんは英語も中国語もお手の物で海外への電話は躊躇しません。色々とお話をして娘さんの無事などを聞き、バタンキューと眠りました。今日は会社を出てホテルの喫煙所までの10時間、禁煙していました。部屋は禁煙の部屋でしたが、それほど辛くはありませんでした。枕元のカウンターにあったエビアンを空けて飲みました。ミニバーの価格表を見ると30元=450円。ぼったくりで吹いてしまいました。
2007年11月13日(火)
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