The Green Hills of Earth
最近テレビを見てゲンナリすること…1つは(個人的見解ですが不細工なのに)女装した男性の台頭。そしてもう1つはお涙ちょうだい番組が増えていること… 女装した男性というのは、男が言うと角が立ち、女が言うと「生意気な」と思われるような、未だ男女平等が浸透し切れていない今の時代に都合が良いと言う事もあるのかもしれませんが、すみません、私には「気持ち悪い」の一言です。例え、女装して又は、女性になってどんなにきれいになったとしても、私はパス。どんなに古い人間、嫌な人間と言われても、自分が受け入れられることには限界があります。 いや、人様にはいろいろな事情があるでしょうから、そうなる理由はあるのでしょう。実行することに意義はありません。でも、それを売りにしてテレビに出てくるのはやめて欲しい。極論のように言えば、世の中の隅でひっそり生きてくれ。一昔前はそうだったのに、いつの間に大手を振って歩けるような世の中になってしまったんだ!と偏見丸出しで差別をしてしまいます。 これは、例えば喫煙はしているけど、常にポケット灰皿を持ち歩き、吸わない人に気を配り、ひっそり吸っているのに、周囲の無神経なタバコ吸いが吸わない人に迷惑を掛けるので、自分も同類と見られてしまって迷惑って言うのと同じで、ひっそりと生きて居る人もいるのに、一部目立ちたがりが目立つために同族全てが白い目で見られるようなものと言えばいいのでしょうか。 でも、実際には、私のように偏見を持って未だ受け入れられない人も多いのですから、それら目立ちたがりの人がどんどん前に出ることによって、より受け入れられる社会ができあがると言うのもある訳で、それはそれで間違っては居ないと思うのです。うん、全体としては認めているけれど、個人的には受け入れられないと言うものという感じですね。いつか、私も「ふーん。良いんじゃない?」と言える日が来るんでしょうかね。 あ、ちなみにオカマバーなような所は結構好きです。いかにも男が女装して、場末でがんばっていますって言うのは結構面白い。複雑です… もう一つのお涙ちょうだい番組。西田敏行さんとかを筆頭に、お箸が転げても泣いてしまう俳優さんというイメージの人が多いですね。で、日テレの24時間テレビを筆頭に、わざとらしいドラマを演出して、それでお涙くださいとやるのですから始末に負えない。 外国のスラムを映して、そこに住む人たちに幸せをあげたいと願う。で、与えるのは何? 夢。願えばかなう。で、その夢って何?お金があれば幸せなのか、一流のスポーツ選手になれば幸せなのか、それともなんなのでしょう。 幸せって言うのはいろいろな形があると思いますが、自分のレベルで幸せって言うのはいろいろあるんですよね。お金が全てという人もいるでしょうし、好きな人と一緒であればと言う人もいるでしょう。上に行けば、どんどん稼ぎたいとか、人に感謝されたいとか、名誉をつかみたいなんて話になりますね。マイクロソフトの創始者であるビル・ゲイツさんは、もう腐る程の富を手に入れたので、名誉をつかみたいとアメリカの有名な会に入りたくて、あちこちに寄付をばらまいたりして、自分はその会の名誉にふさわしい人間であると示そうとしていますが、なかなか入れてもらえないようです(すみません、この話はその後追いかけていないので、まだ入れてもらえないのか、もう入れてもらえたのか分かりません。中途半端でごめ〜ん) で、日本の政治屋の大半は、その名誉とか人に感謝されたいと言う段階まで上れず、未だ「儲けたい」と言うレベルの人たちなので、まともな政治が出来ないのですね。 逆に下を見ていくと、今時なら「仕事があればいい」「明日の生活費があればいい」「明日の寝泊まりする場所を」「たくあんのしっぽで良いから食わせてくれ」なんて話になるのでしょうか。外国のスラムが相手となると、そんな人たちでも「十分幸せ」に見えてくるかもしれません。「道路に寝る」「人の持っているものを奪って生きながらえる」「油断したら殺される」そんなレベルだったとしたら、幸せはなんでしょうね。 果たして、番組を作る人はその辺りまで考えて作っているでしょうか。私にはそうは思えません。どうしても、ある一定のレベルから勝手に下の方を想像して、適当に作っている年か見えないのです。まぁ、それ以上下に掘り下げても、普通の人には分かってもらえない世界になるからなのかもしれませんが、でも、それならそういうレベルの人たちを安易に取り上げなければいいのにと思います。その人達の生活はゲームじゃないのですからね。「あー面白いものを見た」というレベルの見せ物にしたいのか、それともきちんとその人達をどうにかしたいのか…言っていることとやっていることが違うようでどうも気持ちが悪いのです。 果たして、今回取り上げた2つの話しは、読んでくれている人に理解してもらえるかどうか自信がありません。中には想像だけでベストセラーになるような本を書ける人もいますし、自分が体験したことしか書けない大作家もいらっしゃいます。受け取る側も同じで、上の目線で見ても下の事が理解できる人も居れば、それでは理解できない人もいらっしゃるのでしょう。だからこそ、テレビで何かをしようとするなら、きれい事ではない所まで掘り下げて欲しいなあと思う次第です。
2009年03月30日(月)
高速道路1000円…
28日から都市部を除く高速道路が一律1000円となりました。 最初なのでかなり混雑するのではないかと思ったのですが、予想は外れ、あまり渋滞はなかったそうです。でも、交通量はかなり増えたという印象があると言うことでした。 私はこの休日はどこにも出かけず(日曜はいつもつけている歩数計が276歩を記録していました)のんびりしていたのですけれど、テレビでは行楽地などでインタビューをしている姿がありました。曰く、「普通に来たら6000円くらいかかる。ここでの飯がタダになる計算だよ」…そうなんでしょうか? もし、高速代金が6000円だったら、そこに出かけようとしなかったのではないでしょうか。だとしたら、出費は0円だった筈。それを高速代金1000円にガソリン代をかけ、更に食事代も余分に出しているのですから、結局はうまくだまされて余分な出費をさせられているだけのような気がします。まぁ、どうせ出かけるつもりの所だったなら、得をした気分って言うのも頷けますけれどね。 高速道路では今でも、インターで合流してきたと思ったら、十分な速度も出ていないくせにむりやり3車線の真ん中に進路変更してくるアホウ、遅いくせに追い越し車線から動こうとしないアホウ、更には右方向指示を「どけどけどけーぃ」と言う合図だと勘違いしているアホウ、上り車線でトラックの進路を妨害するアホウ…様々雑多にアホウが居ますね。そんなアホウに加え、常識知らずのサンデードライバーがに高速道路に押しかけるのですから、これから暫くは高速道路は要注意ではないかと思うのです。 まぁ、かくいう私も高速料金がもったいないので、自分の車で京都以西に行く時は、深夜の一般道路をひたすら走ったりしていたのですが、一律1000円なら高速道路でも良いかなと思えます。いつかゆっくりのんびり利用してみたいですね。
2009年03月29日(日)
やはり佐川は駄目だ… / サイクルメーターを取付けました / 平和ボケを治す方法…
3月25日にヤクザな佐川に呆れて というのを書きました。 その後日談ですが、佐川が荷主に返品した時に「客が勝手に受け取りを拒否した」と言って返したそうで… 受け取りを拒否した翌日、仕事に行っている間に、佐川がとぼけて「○○サイクルさんからのお荷物をお預かりしています」なんて留守電に入れていたようです(後で気付いたのですけれどね)。そして夜、配送係の係長とか言う下っ端から電話があり「うちの方で失礼があったようで」と切り出してきますが、話を聞いても、全然状況を引き継げていないのは明白だったので、説明をして「荷主には、あなたたちの都合で受け取りを断られたときちんと説明して返品して」とお願いをし、更にメールで荷主(大阪のサイクルショップ)へはその旨説明を送りました。 金曜日、荷主さんからメールへの返事がありました。「佐川に聞いたら、佐川の対応は正常で、あんたがわがまま言っている。今回は返品を認めるけど、次は許さないよ」って話だったので、「客への連絡もせず、更にそれで確認の電話を入れても忘れ去り、更に会っても居ないのに「客と会ってお詫びをした」と言う運送会社が正しいなら自分が間違っているのでしょう。あんたが佐川しか使わないなら、こちらから注文することは2度とありません」と言うお返事を出させていただきました。ここだけ抜くとケンカのようですが、きちんと謝ったつもりです。佐川には「どういうつもり?」と問いただしたい気持ちはたくさんありますが、本当、もう2度と関わりたくないので無視することにします。まぁ、これで荷主さんが損害賠償だとか言ってきたら「それは佐川に渡せ」と言うために反論することになるでしょうけれどね。 まぁ、全国あちこちに展開している企業ですから、企業理念はそれなりだと思いますが、残念ながら私の住む地域では佐川急便はトラブルメーカーでしかありません。私自身、自分の名刺の中には「物流コンサルティング」という肩書きもありますが、これほどひどいヤクザな企業は本当に珍しい。社員教育が出来ているようで全然出来ていない。中途半端すぎです。これが上場もしていない地域限定の中小運送会社なら社員教育など無くて当然、自動車の任意保険すら「プロのドライバは事故は起こしません」とかそんな理由で入っていないなんて強引なところがあってもおかしくない(これは実話です)ですけれど、上場している企業で、ここまで中途半端な教育しかできていない会社って言うのも今時珍しい気がします。 いや、荷主さんや佐川さんに言わせれば私が短気でクレーマーと言うことになるのでしょうかね。うん、確かによゐこの有野さんの様なおっとりした人だったら「そっかぁ あっちもいろいろあるよねぇ」とかそんな感じで怒らないで納めてしまうかもしれません。でもね、言い方に語弊はあるかもしれないけど、たかだか荷物を運んで届けるだけの仕事(実際には大変なんですよ)で、それすら普通に出来ず、毎回のようにトラブルを起こして、食品は腐らせたり、紛失したり、ケーキなどは逆にしていたり、いかにも途中でトラックからトラックへ投げて乗せ替えただろうと言わんばかりに中身が荷崩れしていたり、更には二つ折り厳禁と書いてある書類を「二つ折りじゃないでしょ」と三つ折りにして持ってきたり、冷凍と書いてあるものを「冷凍車が出払っていたので」と普通車で持ってきたり…そういう事をされてもまだ私は我慢しないと、クレーマーと呼ばれちゃうんでしょうかねぇ。世の中は奥が深いです。
佐川が持ってくる予定だったサイクルメータは返しちゃいましたが、同じような値段でamazonで売っていたので早速注文しました。そしてこちらは何事もなく到着。 早速、新しいBromptonに「CAT EYE CC-RD300W 」を取付けました。 取り付けは簡単ですし、メータ本体全体がボタンとして動作するので使いやすいです。 ただ、新しいBromptonはまだサドルの手入れが終わっていないので、まだ乗れません。ゆっくりのんびりという感じで手入れをしていく必要があります。 もう1つ、古い台湾製の赤Bromptonには「CATEYE CC-TR200DW V2c 」を取り付けようとしました…が、残念ながら失敗でした。 何が失敗って、このサイクルメータはスピードのほかにケイデンス(ペダルの回転数)も計るのです。計り方はどちらも一緒で、スピードはタイヤのスポークに、ケイデンスはペダルに磁石を取り付けて、フレームに取り付けたセンサが磁石の通過によってその回転を感知するという方式です。で、問題は、そのセンサが一体式だということです。普通の自転車ならペダルを一番後ろに位置させた時、後輪の前端より後ろになりますので、センサはその両方の交差する位置に置けばいいのですが、Bromptonは小径タイヤなので、その交わる部分がないのです。つまりスピードのみかケイデンスのみは計れるのですけれど、両方は無理。センサが届きません。 と言う訳で、私が持っているもう一台のMTBにこの「CATEYE CC-TR200DW V2c 」は取り付け、赤BromptonにはそのMTBに今までつけていた古いサイクルメータを取り付けることにしました。古いと言っても機能は十分なので問題はありませんからね。 こちらの方は取り付けてすぐに、ほんの数キロですが試乗して来ました。 スピードの他にケイデンスが計れるのはかなり良さそうです。うん、これはBromptonについているよりこちらについていた方が確かに正しいように思います。自分のペースを守って走るという時に、ケイデンスが表示される。それも平均値がでたり、更には自分で決めた上限値下限値を越えたらアラームが出るとか便利な機能がついているのは嬉しいです…でも、それら便利機能は殆ど使わないような気もしますけれどね…ま、楽しみにしておきましょう。兎に角家の事などゴタゴタが一段落したら自転車は楽しみたいものです。 先日、映画を見に行ったら、映画が始まる前の広告で「私はただの女子大生ですけれど…地雷除去に役に立ったらいいな」的広告が流れていました。 要は、世の中には地雷があふれかえっていて、今この瞬間にもそれで怪我をしたり亡くなったりする人がいる。自分たちができることは少ないけど、でもそういう事を意識して寄付をするなり何かやっていこうよと言う呼びかけですわね。 言っていることは正論ですが、多分殆ど効果はないでしょうね。本当に効果を挙げるためにはどうしたらいいか…極論ですが、日本でも道路、線路、家屋どこでも構わず、無作為に地雷を埋めてしまい、身をもって地雷の危険さを認識することです。それこそ、国会議事堂の中だろうが何だろうがお構いなし。兎に角誰でも公平に命の危険にさらされますってな状況になれば、政治家も真剣に地雷を除去したり、地雷禁止法案を通したりするでしょうし、何より国民の一人ひとりも命の大切さ、地雷の怖さを身をもって知ることになるのでかなり効果があるんじゃないかと思います。これ位にしないと、結局は他人事で絶対に他国の人たちの為になんて何にもしないですよと私は思うわけです。 でも、もしそんなことが現実になったとしたら、本当に怖いですよね。 道を歩いていてもいつ死んじゃうか判らないし、列車だっていつ線路が爆破されるかわからないわけですから…そういう状況を考えるようになったら、やはり世界で自分の全く知らないところであっても、そういう事が現実に起きているところがあるのは良くないことだと考えられるようになるんじゃないでしょうかねぇ。ま、理想はそんな事を考えなくても、思いを馳せることができるって事なんでしょうけれどねぇ…
2009年03月28日(土)
type P高速化から1週間
先週の土曜日、「type P高速化の結果は… 」でSONY VAIO TYPE Pの高速化に挑んだ事を書いたのですが、それから1週間使ってみての感想です。 結論から言うと、「とても効果あり」です。 買ったままの状態で使っていた感想は、正直に書けば「使えねー!」でした。 確かに鞄に無理なく入るサイズで、タイプも無理なく自然に出来るキーボード、横に十分広すぎる画面など魅力はありますが、兎に角Windows Vista+ATOM(Z530 1.6GHz)では、例えメモリ2GBとSSD128GBであっても速度は完全に不足しています。 例えば外でネットにつなごうとする場合、まず起動してEMobileの接続画面を表示させて接続、そしてFireFoxを起動するのですが、普通のパソコンならそれらを同時に実行できますが、ここでは、例え連続して実行させたとしても、実際には1つずつ、それもかなりゆっくり「もしかしてフリーズした?」と心配になる速度で実行されます。それに加えてサスペンドから戻るにもかなりの時間を要していた(列車が地下に入る前に、ちょっとネットにつないでと思っても、パソコンの蓋を開けてからつながるまでに2駅5〜6分程もかかるようでは、とても「外で気軽に」「持ち歩く」パソコンとはなりませんよね。 で、サスペンドさせると起動に時間がかかるからとサスペンドしない設定にして蓋を閉めても、電源ボタンを押しても、更にスタンバイで時間が経ってもサスペンドしない設定にすると、今度はバッテリの消耗が激しいのです。朝まで充電していて、昼にはバッテリが(使っていないのに)半分、夕方には7割方消費されているような感じです。これではどうしようもありませんでした。結局、本体だけではなくACアダプタを常備しなければなりません。 で、Vistaでの高速化を図ってみて、先週は「効果がある気がする〜」だったのですが、1週間使ってみて、間違いなく効果があると実感しました。 何よりも効果があったのは、バッテリの持ちが格段に良くなった事。サスペンドせずにスタンバイの状態でバッテリの消費が抑えられた結果、立ち上がりが早くなり、その他処理で多少でもソフトウェアの起動や動作も速くなったので全体的に快適になりました。とは言っても、ソフトの起動は1つずつ順番にと言う動作は変わりませんがね。まぁ「我慢できない遅さ」が「我慢できる遅さ」に変わったというところなんですけれどね。
2009年03月27日(金)
そっとしておけば良いのに… / アホ警官の典型
藤原紀香さんと陣内智則さんの離婚が話題になっていますね。 で、その離婚の原因は何だったか、浮気だけじゃなくDVもあったとか、そんな話が出始めています。 うーん、またか。もういい加減にしなよ…ついついそんな風に思ってしまいます。 たまたま拝見したある日記からリンクを辿ってみたニュースでは、藤原さんの了承を得てと前置きをして第三者が夫婦の間に起きたことを語るという形で雑誌が書き立てています。例えどれだけ親しい友人だとしても、その友人が夫婦の全てを分かるなんて事はあり得ません。それが夫婦でなく、友人同士でも一緒です。友人AとBの間のことは、そのAとB両方とどれだけ親しかろうと友人Cには全ては分かりません。必ず友人CがAなりBの事を語る時には、友人Cの偏見が入っています。友人でさえそれですから、夫婦の間のことなんか他人に分かるはずがないんですね。 親しい友人でさえ分からない夫婦の間のことを赤の他人である私たち野次馬はどうあがいても分かるはずがありません。そんな訳の分からない事を、本当にあった出来事かどうかすら定かではないい加減なゴシップ記事を食い入るように見る様は哀(あは)れ以外の何物でもないように思えて仕方ありません。 芸能人はそうやってゴシップ記事になることも「おいしい」のかもしれませんが、人様の夫婦間の出来事は見て見ぬふりをするのが本来のあるべき姿で、そっとしておくものじゃないのかなと思わずには居られません。多分私の考え方が間違っているのでしょうね。
けがで免許更新が出来ない宮崎県警巡査の長男のために、西都署巡査部長の父親が申請書類の偽造を交通安全協会職員に依頼した等として、宮崎県警はこの父親を停職1ヶ月、息子を減給1/10を3ヶ月の懲戒処分にしたそうで、職員は「悪いと知りつつ断れなかった」と言い、父親は「親心でやってしまった」と言って退職願を出し、県警は受理する方針だそうです。 退職願を受理するって言うことは、この公文書を偽造した犯罪者に退職金を支払うと言う事でしょうか。一般の人がこういう事を使用としてもなかなか出来ませんし、したとしても、それを捕まえるべき役が警察官です。その警察官が自分の立場を利用して率先して犯罪を犯すという事の重大さを考えたら、果たしてそれは賢明な処置でしょうか。 力を持つものは、その力に見合うだけの責任があります。例え「アホで他に出来る職業がなかったから警察官になった」のだとしても、嫌々その職に就いたのだとしても、その職業に就いたからには、その職に見合うだけの責任があり、公僕たる警察官は犯罪に対しては高貴で居なければなりません。そしてそれを犯す者が出たとしたなら、毅然とした態度で毅然と処分することが必須です。そうでなければ誰が彼らを信頼できるでしょうか。 宮崎県は、この決定を不服とし、早急にこの巡査部長を起訴し責任を問い、退職金などは支払わず懲戒免職とすべきではないでしょうか。
2009年03月26日(木)
車中泊ガイド… / 泥酔者の生きる権利は誰が守るのか
何気なくハイブリッド車の記事をたどっていたら、「車中泊を楽しもう」と言う類の記事にたどり着きました。 様々な雑誌が出ているのですね。びっくりしました。 「びっくりした」と言うのは、こんな事にこれだけの本が出ている事への驚きです。 私自身は、その昔は軽自動車のジムニーで全国を旅行し、その途中で快適に車中泊も出来ました。唯一、マツダのロードスターは、2座席でシートが殆どリクライニングしませんので、これは車中泊は無理でした。運転を続けて疲れ切って初めて仮眠がとれる程度でしたね。(とって起きた時には「すげー!眠ることが出来たよ」と感動すら覚えました) で、車中泊に本にすべき何があると言うのでしょう? (長期の旅行を車中泊でというなら、キャンピングカーですればいいと言うのが前提での話です) 目的としては「金がないから車中泊にする」という人もいらっしゃるでしょうし、私のように「宿泊地を限定したくない」とキャンプや車中泊をする人もいらっしゃるでしょう。でも、「適当に布団を持ち込んで、椅子を倒して寝る」で終わりでしょ。布団がなかったら、エコとは無縁ですが、エンジンを掛けたまま暖房を掛けて寝る(ただし、命の危険もあり)というところでしょうか。夏は冷房が必須になりますので、エンジンを掛けっぱなしにするか、それがもったいない、命の危険を心配すると言う人は、窓に沿って網戸を自作(なに、面倒が嫌というなら、網戸の網でを適当な大きさに(窓より一回り大きく)切って、車の外から窓にあてがって、それを磁石で止めるだけ。磁石もホワイトボードを売っているような場所に行けば、棒状の細長い磁石が売っているので、それを適宜切って使えば良いんですよ。これを2カ所くらいの窓に施せば、それなりに風通しも良くなるでしょう。後は泥棒対策として、貴重品は前後の椅子の間において上に何かをかぶせてしまうとか、鍵を掛けられるところに保存するとか、何か工夫をすればいいでしょう。 フルフラットになるシートを持つ車でも、ベッドのようにフラットになる車種は限られています。そういう車以外は、フルフラットと言っても段差でデコボコのシートで寝ることになりますが、その凸を枕に使えるよう体を配置できれば結構まともに寝ることが出来ます。位置的に難しければ、そこをおしりか足がまたぐようにすればかなり寝心地は改善できます。 布団は内地以南なら、3シーズン用の封筒型シュラフがあると便利です。広げて布団にしても良いですし、寒い時はそれを重ねてシュラフとしてくるまればかなり暖かく過ごせますから。ちなみに私は羽毛の封筒型シュラフを(期待を込めて)2組常備しています。 運転席や助手席などフラットにならないシートで寝る場合は、兎に角靴は脱いで、冬場なら足下を覆うシュラフがあると便利。無い場合は新聞紙で足を包むと暖かく眠れます。 プライバシーが心配な人は、運転席を囲む3方(運転席横、助手席横、正面の窓)以外は黒いフィルムを貼り付けると良いと思います。98%可視光線をカットするフィルムは外から中は全くと言って良い程見えませんが、中から外は結構見えるものです。私はこれを愛用しています(バックする時に後ろを見ないと駄目な人には夜のバックは辛いかもしれませんが) また、このフィルムを貼る事を前提としているので、ミニバンで「1,2列目でフラットシート」となる車はパスなのです。これではプライバシーは保てませんからね。 屋根にテントをつける人もいますが、果たしてそこまで必要かと言う気持ちはあります。何ヶ月もの長期旅行をするならそれも良いでしょうけれどね。 上に書いた事などは、数回車中泊をすれば誰でも思いつくようなことですから、何もわざわざ高い金を払って本を買うこともなかろうもんと思うのですよ。まぁ、様々な人がいるので、知りたいと思うこと、価値があると思う情報はいろいろあるのでしょうけれど、ただただ供給側の豊富さにびっくりしましたと言う事でした。
2007年12月21日、愛媛大学医学部の男子学生が松山市内から1人タクシーに乗り本人が指定する場所でタクシーを降りました。この学生はその場から数百メートル離れた場所で河原に転落し凍死したのだそうです。 で、遺族は「運ちゃんが、そんなところ(自宅から約4キロ離れた山中だったそう)でおろしたから凍死したんだ。あんたが悪い」とタクシーの運転手を相手取って訴訟を起こし、今回その判決で松山地裁の武田義徳裁判官は、「泥酔している客は警察に届けるなどすべきだった」と運転手に責任があったと認め、慰謝料など5000万円の請求に対し4100万円の支払いを命じたそうです。 びっくりです。ただもうびっくり。 自分の意志で酒を飲んで、自分でタクシーに乗って、自分の判断で降りるって言ったんでしょ。その後、その人がひっくり返ろうが無事家に帰宅しようが、それは本人の問題なんじゃないの? タクシーの運転手は、客を言われたところに送り届けるのが仕事であって、客のお守りが仕事じゃないでしょう。だいたい、もし、この客がきちんと意識があって思うところがあってそこで降りたとすれば、それを勝手に「あなたは泥酔していたように見えたから」と警察に連れて行こうものなら、それはそれで大問題になると思いますよ。酒をどれだけ飲んだらどれだけ酔うのかなんて人それぞれで、明確な基準は作れません。本人が泥酔しているようでも、受け答えが出来たのであれば、それ以上の責任をタクシーの運転手に求めるのは間違えているでしょう。もし勝手なことをして殴られたりしたらたまりませんしね。 このバカ親が言っているのは屁理屈であり、結果論です。 そして、凍死につながったのは、正気を保てなくなるまで飲んだ本人の責任じゃないのですかね。酒を飲んでの結果を人様に押しつけるこの裁判の結果は、酒を飲まない私にはとても不当な判決に思えます。テメーの責任くらいて自分で取れって声を大にして言いたいです。幼稚園児じゃないんだからさ… 泥酔者の生きる権利は誰が守るのか…それは自分「だけ」であって、他の人まで巻き込まないで欲しいと思うのです。 少なくとも、私は真冬の道ばたで泥酔者が寝ていたら「可哀想だねぇ。死んじゃうかな」と思っても「がんばって生き抜いてね」とそのまま放っておきますね。そこで寝るのはその人の権利ですから、その権利を蹂躙しようとは思いませんもの。自分の始末くらい自分で出来ない人はいないでしょ。大人なんだから。ってスタンスです。何か間違っていますかね。
2009年03月25日(水)
ヤクザな佐川に呆れて… / お店の対応
以前にもトラブルがあって、もう2度と使わないと心に誓っていた佐川急便ですが、また今回もやってくれました。 ターゲットは、先日注文したサイクルメータなどの商品。 インターネットで選んだお店は、佐川の代金引換のみ対応と言う事だったので、「どうか今回だけはうまくいってください」と祈りつつ注文をしたのですけれど、結局は、再配達受付に電話して営業所から電話をしてくれるよう依頼したけれど、その連絡自体が営業所に届いていない(又は、営業所で放ってある)し、じゃあその後の確認をして連絡して、ただし、結論が出なくても電話をしてと言う念押しも無視。 今回だけなら「ちっ、まあしょうがないな」で終わりのことなのですけれど、ここは今迄に何度も何度も何度も何度も何度も何度も様々なトラブルをあれこれこれでもかと持ってきます。まるで小学生か幼稚園児がままごとでやっているお店のようですよ。ここまで何度もトラブルを持ってきてくれると、さすがに堪忍袋の緒って奴もどんどん短くなるってもんですよね。 と言う事で今回は噴火しちゃいました。お店には申し訳ございませんが、受け取りを拒否する旨のメールを送りました。こういう会社のページに限って、品質向上への取り組みとかそんなきれい事がこれでもか!って並んでいるんですよね。そして苦情の受付は分かりにくくなっているか存在しない。まぁそんなものでしょう。 残念ながら、今回近くまで来た荷物は縁がなかったものとして、また新たに商品を探すしかないですね。本来商品探しって言うのは楽しいはずなんですが、今回は気が重いと言うか、またアホに引っかかってしまったと憂鬱です。明るい材料無いですかねぇ…
今日の昼休みにご飯を食べに入った店は、まぁ普通の昼はランチを出して夜は飲み屋さんというお店だと思うのですが、あるホテルの1階を陣取っているお店です。 お店に入って案内を待っていると、目の前で食事を終えた客がレジにてお金を払っていました。800円の定食を食べて、5000円を差し出しました。さて、店員はどうするのが正解でしょう。お釣りを4200円渡すというのは当たり前ですが、その渡し方です。 最近は、コンビニでさえお札と小銭をきちんと手渡ししますね(言葉遣いのおかしさについてはいろいろ意見はあると思いますし、一部それすら出来ない個人は居ますがね)。で、このお店でレジにたった男は、客から5000円札をむしり取るように受け取ると、苦虫をかみつぶしたような顔でおつりの4000円を数え、レジの机の上に置きました。そして、200円をつかんで客に押しつけ、それでもうその客はそこから居なくなったかのように「次のお客様」と言う準備を始めたのです。その客も当然ですが、私もびっくり。「あっけにとられる」というのはこういう事なのでしょうね。つい「失礼な態度だな」と声を出してしまいました。それと同時に後ろに並んでいた老齢の方々(多分同じ会社の違う部署のお偉いさん)からも「社員教育が出来てない店だな」という声があがりました。私は結構我慢せずにそういう事は口に出してしまうので、自分を基準にしようとは思いませんが、他の方も口に出して言うところを見ると、私がそう感じただけではなく、世間一般的に見ても相当ひどい対応だったんだと思えます。 私はまだ遭遇したことはありませんが、コンビニのレジなどで客に挨拶が出来なかったり、おつりを投げるように渡すような人がいるという話を聞きます。多分、自分の前に現れたらかなり怒ると思います。そんな対応しかできないなら客相手のバイトはするべきではないと思います。(仕事に優劣をつけるつもりはありませんので不適切な表現になりますが)それがコンビニのバイトだから、「そんな人がいても仕方ないか」と思えるかもしれませんが、今回のお店は、基本的に社会人相手のお店です。そんなお店に子供じみた対応しかできない人がいるというのは如何なものでしょうねぇと思う訳ですよ。それこそ今は買い手市場なんでしょうから、こういう人は早く淘汰して欲しいと強く思います。 昼休みにご飯を食べてのんびりしてと思っているのに、なんでこんなところで、本来なら普通に出来て当然のことが出来ない人を見て不愉快にさせられるのか…腹立たしいことです…と言いつつ、その日の午前中に会社の同僚達と「適所適材って言葉は絵空事だと言う話をしていました。(10年程前の「雑記の化石 」にも書いたんですけれどね。よろしければご笑覧ください) 要は、世の中は思った通り理想通りになんか行かない。隣の芝は常に青く見える。なんであんな奴がと思うことで世の中は満ちあふれていると言う事です。その理屈からすれば、彼よりもっと優秀なのに仕事にあぶれている人は世の中にたくさんいる。そして彼のように才能のない人が仕事を得ているのは、世の中の理にかなっていると言う事ですね。そして、そう考えれば、私が仕事をしていられるのも、そんな世の中の理にかなっているからなのでしょう。そう思って無理矢理納得しても、腹立たしさは変わりませんけれどね。
2009年03月24日(火)
Blu-lay…つかえねー?
昨年末にSONYのBlu-rayレコーダを衝動買いしちゃいました。(link ) Blu-rayが売りのレコーダなのに、買ってから約3ヶ月、1度足りとてディスクをセットすることはありませんでした。全く使わない。Blu-rayなんて無くて、ただのHDDレコーダとして使っていたと言う事です。何のために買ったんだか… で、今日は骨折した人を送迎するため車を出すことにしたのですが、そう言えば見たいと頼まれていたテレビ番組があったなと思い出してしまいました。だったら、夜も遅い時間なので、迎えに行ってから送り届けるまでの間に車内で見てもらえれば時間の節約になるかなと考えた訳ですよ。となれば、ダビング10対応の番組ですから1度くらいは惜しげもなくディスクに録画してしまいましょうと思いますよね。でも、私の車のテレビは残念ながらBlu-ray迄は再生できませんので、CPRM対応のDVDに書き込まなければなりません。何年も前に買ったDVD/HDDレコーダでさえDVDへのダビングは4倍とか8倍での書き込みが出来るのですから、このレコーダにもそれ以上の期待をするのはごく普通の事だと思いませんか? で、結果としては、n倍速ダビングが出来るのはBlu-rayディスクの時だけで、DVDへの録画は全て等倍速なんだそうです。うーん…今、Blu-rayがどれ程世の中に浸透しているでしょうか。使えない場所が多い時点で、それ以外の機能をここまで割り切って捨ててしまう機器は果たして使いやすいと言えるでしょうか。私にとって答えは否。 元々使っている日立製レコーダはDVDを正しく認識しません(壊れている)。それで、こちらはDVDは等倍でしかダビングできないとなるとどうしたらいいものでしょうねぇ。パソコンに取り込んで編集、ダビングが出来る環境を考えた方が良いかとかちょっと考えてしまいますねぇ。兎に角、Blu-rayに対しての熱がちょっと冷めてしまったと言うか、糸がぷつんと切れた感じがします。残念なことです。
2009年03月23日(月)
男性用トイレで休憩する女性って… / サイクルメーター
本日は仕事を半休して、トラブル解決のために新宿の労働基準監督署へ行って来ました。 そこでの相談が終わった後、エレベータに向かったのですが、途中、男性用トイレの中から女性の話し声が聞こえてきました。掃除のおばちゃんが息抜きで雑談でもしているのかなと思っていたのです。 エレベータホールまで行った後で、やはり用を足しておこうとトイレに戻ってびっくり。その洗面台に陣取っていたのは、労働基準監督署と同じ階にある株式会社なんちゃら白馬という会社の制服を着た、若い(多分20代半ば)の女性で、その洗面台に鞄を置いて、誰かと電話で話をしているのです。 うーん、はるな愛の様な系統の人なんですかね。で、まだ下はついているので、小用は男性用トイレだけど、制服は女性? そう、昔は「ノーキョーツアー」が世界中の空港で、女性トイレが一杯だからと薄ら笑いを浮かべたおばちゃんが男性用トイレに入ってくると話題になったことがありましたけれど、それは今でも(ノーキョーに限らず)見られる普遍的な光景となってきては居ますけれど、それは、ある程度恥を捨てられる妙齢になった女性であり、集団行動だから恥もかき捨てられると言う状況に限られると思っていました。よもや、女性が堂々と男性トイレの中で休憩をしているとはびっくりです。 もし、これが女性トイレの洗面台で男性が休憩していたとなれば、痴漢行為として警察に突き出されても誰も文句を言わないでしょう。でも、この状況では誰もが違和感を感じこそすれ、警察沙汰にはならないのですかね。何とも不思議な光景でした。そして何より、その女性(だったとして)の神経はどういう構造なのかなと不思議でした。
一昨日のことですが、新しいBrompton用にサイクルメーターを買いました。 BROOKSのサドルを探していたついでに、そちらも探していたのです。 で、「 」でCATEYEのCC-TR200DW が安かったので衝動買いしちゃいました。 これ、速度に加えケイデンス(ペダルの回転数)も同時に計測できるので密かに狙っては居たんですよ。でも、結構高かったので躊躇していたんですよね。ただ、これは「Bromptonに」ではなく、もう一つ持っているMTB用にと思っていたのですけれどね。さすがに町乗り、ちょい乗り、気軽に乗りというBromptonにこのサイクルメーターはオーバースペック過ぎる気がします。でも、どうしようかな…結局、それはそれで購入し、更に同じくCATEYEの「CC-RD300W 」も買ってしまいました。どれをどこにつけようか…これも楽しい悩みですね。 後は、GarminのGPSを取付けるRAMマウントホルダ でも買ってしまえば、楽しいツーリングが出来そうです。
2009年03月22日(日)
豆カレー / BROOKS / 不公平?…笑える / 自転車とねずみ取り
昨日の朝、台所の食料棚をひっくり返して在庫チェックをしたら、大豆の水煮4袋の賞味期限が今年の3月頭で切れていました。 ドキッとして、更にあちこちひっくり返してみたら、2006年7月が賞味期限の空豆と虎豆の缶詰が出てきました。うーん賞味期限が過ぎて2年半…でも、缶はふくらんでいないから大丈夫じゃないか?と言うことであけて試食してみたけれど問題ないので、慌てて正月に買い込んでおいた豚バラブロックを解凍し、その肉とタマネギと先の豆類にトマトの缶詰を使って簡単にトマト煮を作りました。 肉を適当な大きさに切って強火で炒め、そこにタマネギを投入し中火でタマネギが透き通るまで炒め、適当なところで水をひたひたに入れて豆を投入。トマトの缶詰からトマトを取り出してへたを取り除いてざく切りにして鍋に投入。香辛料はチリペッパー少々とバジル、ローレル、それと塩をひとつまみ程度。沸騰して数分煮込んで火を止めて、後は半日程待つだけです。 昨日は野次馬…をした後、自転車を衝動買いしてきたので、帰宅は夜中になってしまいましたけれど、できあがったそれは結構おいしかった。ちょっと薄味だったけど。で、薄味解消と言うことで別鍋に適宜取り分けて、カレールーを投入(うちはハウス ジャワカレー中辛)。これがまた結構おいしいんです。 昨日、自転車を買っていた時、自動車を路上駐車しておくと、その辺はそれを狙って駐車違反にしようとする阿呆が居るとのことで近くのスーパーの駐車場に置かせてもらいました。ただで利用するのは申し訳ないので、そこで新タマネギとアスパラと新じゃがを買ったんですけれど、今日は、その新じゃがを皮ごと洗って鍋に放り込むつもり。トマトにもおいしいけど、最後はカレーにしちゃいそうだなぁ…
昨日衝動買いした自転車「BROMPTON M3R ANNIVERSARY」にBROOKSと言うメーカーのサドルがついているという事は昨日も書きました。 詳細は省きますが、私もン十年前の高校生の頃までは自転車小僧だったんです。自分でパーツをくむのは当たり前でしたし、多少金もあったので、Campagnoloのパーツを組み込んでみたり結構あれこれやっていました。でも、バイクに乗るようになって一気に自転車からは離れてしまったんですけれどね。 当時、Campagnoloのパーツと共に、BROOKSのサドルは愛用していました。このサドルは、自分の尻になじんできたと思った頃にCampagnolo満載の自転車と共に盗まれてしまいましたが、そのなじんできた時の気持ちよさ、そして、サドルではありませんが、上京してから自分の足に合わせて買ったRedWingのアイリッシュセッター(5Eというサイズなので、普通に合う靴が無く、探し回った結果このブーツだけは履けると分かったので、霞ヶ関ビルの屋上から飛び降りるつもりで買ったのです)が、手入れするに従い自分の足に合ってきて手放せなくなった(他の靴を履くと気持ち悪い)という経験がありますので、革の最初の厳しさ(固くて、自分の形になじむまでは靴擦れが出来るなど痛い思いをする)は知っています。でも、その後の「これじゃなければ落ち着かない」という気持ちよさも分かるだけに、このサドルはまた時間を掛けて自分に合わせていきたいなぁと思ってしまうのです。 で、そう思ってしまうと、私の悪い癖ですが、「だったら全部の自転車にBROOKSをつけてやろうか」と思っちゃうのです。Brompton同士なら共用出来そうな気もしますが、やはりそれぞれの自転車にそれぞれの歴史があるというもので、やはり自転車ごとに専用のサドルをつけてやりたいのですよ。 ってこと今どうしようか悩んでいます。 別に最高級のものは必要としませんが、B17 Specialのハニーかブラックあたりを買ってしまおうかなぁ…とかね。こうやって悩んでいる時が楽しいのかもしれません。 近々導入される高速道路の割引に、各地でETCを取付けようと客が殺到し、需要に供給が間に合わない状況が続いているそうです。 高速道路の新料金割引を受けるために必要なETC(ノンストップ自動料金収受システム)機器が、各地で売り切れ状態になっている。この1週間で、予想を大幅に超える約32万台が売れ、入荷待ちの客が約400人という店も。新割引が本格実施される28日に間に合いそうにない客からは「不公平」との声が上がり、国土交通省も「混乱を招き申し訳ない」と話している。(gooニュース「ETC機器、各地で売り切れに…「1000円高速」で加速 2009年3月22日(日)08:11」より抜粋) 「不公平」という声…自分が欲しい時につけられないと不公平? アホちゃうか。元々つけている人は「ふーん」で済むんです。で、そういう話しを素早くキャッチして、早々に動いた人は何の問題もなく取付けられています。あなたが取付けられないのは、不公平だからではなく、あなたが耳をふさいで情報を得ようとせず、象よりのろく行動した結果に他なりません。強制的な規則でETCをつける訳じゃなく、あくまでユーザが任意に取付けるかどうかを選択出来る事なのですから、それを誰かに準備してもらって当然と考えること自体が、ご自分の精神の幼稚さを表しているのではないかと推測できます。 もっと切実な問題なら「自分の身の不幸を呪うがいい」と言うような名台詞もあてて良いかと思いますが、この話は全くそんなレベルじゃない。幼稚園児が順番待ちもせず「僕もブランコに乗りたい」と泣き叫ぶのと同じレベルの戯言です。本当情けない話ですね。こういう考え方をする人はもう少し自分を恥じて、世の中の端を歩いて欲しいものです。 テレビをつけたら、笑点でU字工事の漫才が流れていて、そこで「自転車でオービスに引っかかったことがある」というネタをしていました。 まぁ時代が時代なのでオービスではありませんが、私が学生の頃に「国道を自転車で飛ばしていたら、ネズミ取りで止められた」と言うことは実際にありました。 スピードメータがついていた訳じゃありませんが、ロードレーサーに乗っていて、国道を走る自動車を追い越しつつ走っていたのですが、突然目の前に赤い旗を持った人が飛び出してきて止められました。よく見るとそれは警察で、ネズミ取りをしている現場でした。 警察(以下「け」)「君ねぇ…自転車でスピード出し過ぎだよ」 私「はぁ…スピードメータついてないですからねぇ」 け「自転車は軽車両だから、30km/h以上だしちゃいけないんだよ」 私「はぁ…スピードメータついていないんで、分かりませんねぇ」 け「困ったねぇ」 私「逮捕されます?」 け「いや」 私「反則金払います?」 け「いや…免許見せろって言ってもなぁ」 私「自転車の?持ってませんよ 聞いたこともない」 け「だよねぇ」 け「まぁさ、注意して走ってよ」 私「どうやって? 普通に走っていただけですもん」 ってな会話があって、結局警察もどうすることも出来ずそのまま放免されたんですけれどね。まぁ、自分の自転車にスピードメータはついていませんでしたので速度は分かりませんけれど、まぁ自動車の法定速度程度のスピードは出して走り続けて、のろい自動車は道の中央から追い越すなんて暴走をしていたように記憶しています。あまり褒められたことではありませんが、若気の至りってなものでしょうねぇ。 兎に角、自転車は軽車両で、原付自転車と同じく30km/hが制限速度ですので、どうか飛ばしやさんはお気をつけて…大八車やリヤカーでも30km/hで走れる(走っても良い)と言うこと?試してみたいですね。不可能に近いような気もしますけれど…
2009年03月21日(土)
野次馬が見た…照明 / type P高速化の結果は… / BROMPTON M3R ANNIVERSARY
先週の日曜、ハウスメーカーとの打ち合わせでいわゆる「ダウンライト」というものをどう配置するかを決定しました。 ダウンライトと言うのは、天井埋め込みの小型ライトで、例えば廊下の照明や室内のメイン照明が届きにくい又は、部屋の隅などで作業をするとメインライトの照明では陰になる部分の補助として使われるライトです。面倒な時にはここにまとめられることもあるようですし、その言葉が一般的なのか分かりませんが、もうひとつ「ブラケットライト」というのもあり、これは壁につける小型ライトなんですかね。先週もこれらをひっくるめて決定してきました。 面倒で今でも悩んでいるのは、果たしてダウンライトの光源は何にしたらいいのかと言う事です。 トイレや廊下などのように頻繁に入り切りして、短時間しか使わないものは蛍光灯は駄目でしょう。少なくとも、今うちではトイレに白熱灯型蛍光灯を使ってみていますが、1年も使わないうちに最初の数秒がものすごく暗くなりました。それが短時間の入り切りを繰り返していたからかどうかの確証は持てませんが、ここでその試行を初めてこの蛍光灯で2本目。どちらも明らかに箱書きにあるような長時間を使うことなく寿命を迎えているので、他の人がどう思うかはともかく、私は「短時間の入り切りに、白熱灯型蛍光灯は向いていない」と個人的に結論づけております。 白熱灯が近い将来全廃となると言う事で、選択肢はクリプトン球と白熱灯型蛍光灯、そして蛍光灯とLEDとなりますが、殆どの場所では用途から使う光源が決まってきます。例えば廊下やトイレはクリプトン球、リビング等のメイン照明は蛍光灯、センサによる照明はLEDと言うような具合です。 ただ、例えばテレビを見るために部屋全体を暗くして、テレビの背面から壁に間接照明を当てるんだとか、皆がテレビを見ているその後ろ側に仄暗い照明をつけるんだとか、食事の時、食卓をおいしそうに楽しそうに演出するんだと言うようなライトは、効率とは無関係になりますので、それをどこまで実現するかなど選択肢は難しそうです。 私は明らかに、完全に不精者なので、例えコントローラがあってスイッチ一つで部屋全体の照明を様々なシーンに変更できますと言われても、使うのは最初の1ヶ月と断言できます。後は面倒くさいから使わないこと請け合いです。ですから、あまり飾り的なものはいらないのですけれど、でも、部屋の真ん中につくメインの照明は部屋の隅で、壁に向かって作業をする時には暗く、陰になりやすいので、それを補助するためのライトは必要です。そこでの作業はどれだけの頻度になるか、どんな明かりが見やすいか、考えることはいろいろですね。 例えば、部屋の中でのんびり寝転がりながら本を読みたい。でも、本の先に光源があって眩しくて姿勢が限定されるとか、そんなことが結構気になったりします。折角注文して家を造るのですから、この辺り出来るだけ自由がきくような照明にしたいなぁと思うのですが、果たしてどれだけのことが出来るでしょう。 本来すぐに決められるつもりだった部分にかなり意見の相違があって、予定が遅れ気味です。結果、その分は他の場所にしわ寄せが来ています。果たして満足できる家になるのでしょうかねぇ。
昨日も書きましたが、店長のつぶやき日記。。。 の「店VAIO type P Vista高速化 」を参考にSONY VAIO type PをVistaのままで高速化してみました。 画面に表示されるフォントサイズが小さいので、文字は元々読みやすくありません。それを逆手に余計なギミックを全てやめてしまうとか、サイドバーを消してしまえとかそんな小さな工夫を集めた結果、起動時間も早くなったような気がしますが、何よりもバッテリの持ちが良くなったように感じます。今迄は朝まで充電していて、昼会社で取り出すとバッテリは既に60%位に落ち込んでいたのですけれど、今は同じ時間スリープのまま放って置いても90%台を維持しているようです。全体的にかなり使いやすくなったように思います。 既にウィルスバスターをインストールしていたので、上記記事では早いウィルスチェックソフトを使うことが書かれていますが、その部分はウィルスバスターのままにしています。それでここまで快適になると、じゃあここを軽いものに換えたらどうなるのか…ちょっと興味のあるところです。 今日は、野次馬の目で見た…家の外観見学会をしてきたのですけれど、その為に東京方面に出かけますので、折角だからと私が所有する台湾製Bromptonを2台車に積み込みました。最近はあまり乗れていないのですが、兎に角タイヤの回転にかなり抵抗があるので、多分台湾製なのでかなり作りが甘いのだろう、ここでベアリングを交換するかハブを交換するか、はたまたホイル全部を交換するかしてしまおう。そして何より念願だった変速機の内装8段化をしてしまおうと考えた訳ですよ。 内装8段化は大体1台5万円程度の費用がかかります。それに前輪のベアリング交換など整備で1万円前後。その他を考えたら2台で14〜15万円位かかるでしょうか。大金ですが、今それをしなかったらしばらく機会は巡ってこないでしょう。兎に角思い立った時が吉日なのです。そう思って東京杉並の和田サイクルさんに電話を入れたのが昨日の夜でした。 野次馬の方が大渋滞に引っかかってかなり時間をとってしまって、和田サイクルさんについたのは20時前後。で、店の前で他のお客さんにいくつかのフォールディングバイクを試乗させていたようです。「昨日電話したものですが…」と話しかけ、早速診てもらうことにしたのですが、「あの〜、インター(内装変速機)を2台につける金があったら、UKのBromptonを新車で1台買えますよね?」と聞くと「そうだね。どうする?」と言う答え。追い打ちを掛けるように「今なら特別仕様車あるよ」と言うのですよ。Bromptonのではなく、日英国交150周年モデルなんだそうです。 BromptonのM3Rと言う内装3段でキャリアやダイナモ、前後ライトがついたモデルに、BROOKSと言うメーカーの革サドルが装備されています。このBROOKSのサドルだけで結構な値段がしそうですが値段はM3Rと同じらしいです。 ちょっと試乗車に乗せてもらって即決。「おっちゃん。これちょうだい」ってな感じです。 手持ちの2台のBromptonの内、以前和田サイクルさんで整備をしてもらった方を改めて前輪のみ整備してもらうことにしたのですが、和田さんがちょっと見たら「これブレーキ片効きしてるよ」ですって。調整を怠っていたためちょっとネジがゆるんでブレーキシューが片方ずっとリムに当たっていた状態だったため、常に抵抗がかかっていたと言う事。顔から火が出る程恥ずかしかった… ま、そんなこともありましたが、これで晴れてUK Bromptonオーナーです。台湾Bromptonも手放すつもりはありませんので、3台を楽しんで乗っていこうと思います。
2009年03月20日(金)
携帯やtype Pをガラスコーティングしてみました / とりあわせ
3月14日の「店長のつぶやき日記 」を見て、思わず自分も買ってしまいました。 「高密度ガラス繊維ケイ素系ポリマーコート・クリスタルコート GFGC01 CRYSTAL COAT #01」 ですって。長い名前ですね。
このスプレーを吹きかけて、から拭きすると、表面がコーティングされて保護されると言うことです。先日買ったdocomoも携帯は、指紋がベトベトつくし、どうもiPhoneと相性が悪く、iPhoneと同じポケットに入れておくと、蓋にiPhoneが当たって傷がつくようです。iPhoneも今はビニール様のカバーをつけていますが、隙間にほこりが少しずつたまりますし、何よりSONY Type Pの蓋にどんどん傷がつくことと、液晶につく指紋が汚いのがものすごく気になりますので、それらに効果があればと買ってみることにしたのです。 結果、残念ながら傷を埋めて修復するような機能はないので、見た目は今より良くはなりませんけれど、素手で触っても指紋がベトベトつくと言う事はかなり軽減されました。乾くと結構すべすべして気持ちいいです。特にiPhoneは(慣れの問題ですが)シリコンとかカバーをつけると厚くて手に持って操作しにくくなる気がして私は出来るだけカバーをつけたくないのですが、これなら何もつけていないのと一緒ですからとても持ちやすくて良いですね。type Pは既に結構な傷がついていますので、もう少し早く存在を知りたかったなぁと思いつつ、でもかなり満足しています。実は昨夜から夜を徹してtype Pの高速化も取り組んでみたので、これで少しは使いやすくなってくれると嬉しいです。 液晶画面にもコーティング剤を塗り広げられるので、タッチパネルなどで画面を触るような時はかなり有効かもしれませんね。 よく、テレビのバラエティ番組で「この(最高の)食材とこの(最高の)食材を組み合わせたら、絶対うまいよね。まずい訳がない」と言う言葉を耳にします。 へそ曲がりな私は「本当にそう? そりゃ素人の考えじゃね?」と思います。 例えば野球やサッカーだって、日本代表選手が居るチームが全勝する訳ではないし、代表選手の居ないチームでも代表選手の居るチームに勝てることもあります。要は全体のバランスであって、ひとりひとりの個性だけが重要な訳じゃないんですよ。食材だって強すぎる個性の逸品を組み合わせたってお互いケンカしあっておいしくなくなることは十分に考えられます。例えば(たとえにしてもひどいけど)、北海道の観光客相手のラーメンでタラバガニだのホタテだのを適当にラーメンに載せて出しているあれ、あれがおいしいかというと、味はばらばらでおいしくはない。単に北海道に来て海産物を食べたぞと内陸の札幌辺りで雰囲気に酔って満足したい人や、お土産だよともらった人が喜ぶもので、決しておいしいものではないでしょう(ま、味の好みはいろいろありますから、おいしいという人もいらっしゃるでしょうけれど) 兎に角、高級料亭で出るような料理には、その値段に見合った素材、保管方法、料理方法などがあり、それなりの味になるでしょうし、大衆食堂には大衆食堂なりの味と値段、家庭料理には家庭料理なりの味と値段が存在していると思います。 最近は昨年末に足を骨折した知人を補助するために車で送迎をすることも多く、その時にコンビニで軽食を買う機会も増えました。軽食の定番と言えばおにぎりかサンドイッチ、菓子パン辺りなんでしょうけれど、パン類は結構カロリーが高いので、私はおにぎりを愛用しています。 ここ何年か、コンビニのおにぎりも様変わりしましたね。昔は80〜120円位で安かろうまずかろうという感じのものだったのですが、少しずつ改良され結構おいしいものが多くなってきました。そこまでは良かったのですけれど、最近はそれだけでは他店と差別化が出来ないからか、高級おにぎりというものが出始めてきたようです。 これはいけませんね。おにぎりって言うのは基本的に家庭料理です。手軽にその辺にあるものを具にして握るものなんです。それに高級食材を使って高いものを作るって言うのは、ちょっと高級な豚を使ったとんかつでカツ丼を作って高級料亭の主食にしてしまおうと言うくらいアホらしい話です。今日行ったコンビニにも大きめの具を使ったりした180円前後のおにぎりがいくつかありましたが、「アホちゃうか」と思ってしまいますね。いや、食べればおいしいんでしょう。だから選択肢としてあってもおかしくはありませんけれど、「おにぎりって言うのは安くておいしいのが基本じゃないの?」と頑固な私は思うと言う事です。 でも、多くの人がそれを買うから、需要があるから供給されるんでしょうね。それはそれで良いんですけれど、どうか梅干しとかおかかと言う安いけどおにぎりの基本中の基本だよと言うおにぎりを疎かにはしないでくださいねと願う次第。
2009年03月19日(木)
野球を応援する自分にびっくり
ここでも何度か書いていると思いますが、私はプロ野球には全く興味がありません。 プロ野球の怠慢な試合運びが苦手で、ずっと野球は見ずに過ごしてきましたので、イチローだのダルビッシュだの世間を賑わす選手くらい走っていますけれど、それ以外の大半の選手は顔も名前も所属チームも知りませんって状態です。そんな私の周りには似たような人が集まってくると言うか、私の周りだけで見ていると、今WBCが開催されていますよって事には多分気付かないでしょうね。もし、これがワールドカップ(サッカー)だったら、必ず何人かは「会社を首になってもサッカーを見に行く」という奴が現れるんですがね。 ですから、野球の人気はもう過去のものなのかと誤解していたのですけれど、先日のキューバ戦や韓国戦では、仕事を放り出して野球に見入る人たちが結構居たそうですね。凄いことです。 まぁ勝ち負けはどうかよく分かりませんががんばって欲しいものです…って言うか、もし日本が負けると、また素人やマスコミが結果論でああすれば良かったこうすれば良かったと騒ぎ立ててうるさくて仕方ないので、どうか勝ってやってください。こういう応援もあるんだなと自分に驚いています…
2009年03月18日(水)
デパ地下のお弁当 / マーリーって…
ここ数日、仕事帰りにデパ地下に立ち寄り安くなった在庫処分のお弁当を買って楽しんでいます。 うーん、こう書くとビンボくさいですが、別に悪くなったものを安く買っているのではなく、その日売れ残りそうな商品を閉店間際に買ってくるだけですから悪びれるようなものではないですよね。 兎に角、必ず在庫があるとは限りませんが、1200円の弁当がその時間なら半額の600円とか、そんな風な値段を見ると普通の値段で買うのがもったいないと思ってしまうのは、やはり気が小さいんでしょうかね。弁当1つに1200円は罪悪と思っていると言うことでしょうか… 最近はまい泉のとんかつを使ったお弁当がお気に入り。後は、500〜600円の総菜パックが3パックで1050円なんて言うのも買ってみたりしています。 でも、こう言うのは長続きはしませんね。だって、1食1000円以上ってどれだけ豪勢ですか。それがたかだかお弁当や総菜で消費されちゃうんですよ。今は勢いと物珍しさで買ってみていますけれど、後何回も買わないうちに飽きちゃうと言うか良識が働いてこういう「無駄遣い」には制動がかかるものと思われます。こう書いていること自体、既に罪悪感を感じていると言うことですものね。言い訳っぽいですが、今回も、本当は西利の漬け物を買いに行ったら、ちょうどその時間が弁当など総菜が安売りをしている時間帯だったので、ついでに買ってみたのがきっかけだっただけですからね。 ま、兎に角、せっかく買っているのですから、買っている間は普段は食べないお店の鰺をじっくりゆっくり味わいましょう。それを楽しみましょう。
「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」という映画が近々公開されるようです。 元気いっぱい騒ぎを巻き起こす犬とその飼い主家族の愛の物語…そんな感じでしょうけれど、これは犬を飼っている人たちには、とても素晴らしい映画になるかもしれませんが、わがまま一杯の犬、その犬を飼うバカ飼い主に辟易としている人たちには笑えない映画じゃないかなぁと思う訳ですよ。 今迄にも何度か、「犬を家族と同じ」というのは、その飼い主家族だけで、他の人たちには、その飼い主にはどんなに大切な犬だろうが、ただの「犬畜生」「ペット」「動物」であり、人間と同等なんて言語道断の戯言(たわごと)でしかないと言う話を書いてきました。それを理解せず、「世界中の人は犬を好きなはず」と信じて疑わず、犬を飲食店に連れ込んでみたり、犬を国定公園に放してみたりと悪行の限りを尽くす阿呆が後を絶たない訳ですね。 この映画の予告を見ても、犬を飼っている人には楽しいエピソードであっても、関係ない人には迷惑この上ない出来事を「かわいい犬が引き起こした笑えるエピソード」と決めつけている、ペットを飼う人の独断と偏見によるとんでもないメッセージのような気がしてなりません。 娯楽映画ですから、この映画を見て楽しむことに何ら問題はないと思います。けれど、中には犬を嫌いな人、アレルギーを持つ人、嫌な思い出を持つ人、そして好き嫌いではなく、阿呆な飼い主のために日々不愉快な思いをさせられている人もいると言うことを、ペットを飼う人は忘れずに居て欲しい。それらを無視した傲慢が現れた映画でもあるのだと言う事を意識してみてくれたら嬉しいなと思う次第です。
ブルートレインのはやぶさ・富士が最後を迎えたそうで、各地の駅には人が鈴なりだったそうです。 テレビのインタビューに答えて「惜しい」とか「残念」という人のどれ位が「若かった頃(何十年も前)に利用したことがある」ではなく「今も利用していたのに」だったのでしょう。 その昔国鉄がJRに変わる頃、不採算路線は次々と廃線となりました。これ自体は、お役所体制の国鉄が黒字にするための努力を全く行わず、自分たちの怠けた分をせっせと税金で補填していた結果、国民にそっぽを向かれた結果でもある訳ですが、その原因はともかく、列車の乗車率も極端に悪かったから、維持するためには値上げせざるを得ず、運賃が高いから列車離れが進むという見事な悪循環ができあがった訳ですね。 今回のブルートレインの最後も同じで、結局は乗る人がいないから廃止せざるを得ないのです。夜の鉄道は、貨物くらいしか走らないのですから、夜行列車はやり方次第では十分活躍できるはずなんです。 例えば私がよく利用する夜行バスは、23時過ぎに新宿駅を出て、朝6時から7時の間に京都駅に着きます。どちらもJRの駅近くの発着です。目的地がどこであっても一緒で、発着地は基本的にJRの駅近くでしょう。つまり、JRの夜行列車が深夜高速バスの客を奪うチャンスはいくらでもあるはずなのに、結果は逆にJRが夜行列車の客を奪われてしまったのですね。 大量輸送、定時制という面では鉄道に分があると思いますが、輸送効率というか、その車両を走らせる経費を運べる人数で割った経費は果たしてどちらが高いのでしょう。また、最近の大きくリクライニングするバスの椅子に対して、夜行列車はどれだけ対応できるのでしょうね。って、夜行列車ならベッドを装備しているのでしょうから、それでも勝てる気がします。 結局、夜行列車は採算面でバスに太刀打ちできなかったと言う事になるのでしょうか。 もし、私が京都へ行く時、高速バスと同じ料金で、高速バスと同じ時間帯に発着する寝台列車があったとしたら、どちらを利用したでしょう。少なくとも鉄道車両が寝台ではない夜行列車だったらバスを選ぶでしょうか。特急車両のように椅子がリクライニングしたとしても、寝心地はバスの方が上でしょうからね。でも、鉄道車両が寝台列車だったとしたら、積極的に鉄道を利用しようとは思わないとしても、高速バスに固執する必要は感じないでしょうね。 地球環境を考えるなら、高速バスを10台走らせるより、一編成の寝台列車を走らせた方が良いのかもしれません。でも、国鉄ではなく民営のJRはそんな事情はお構いなしに、「採算がとりにくい夜行寝台列車を走らせるより、その客は高速バスに任せて、不採算部門を切り離す方が得」としたんでしょうね。同系列にJR高速バスもありますものね。 そういうJRの思惑があったかどうか分かりませんけれど、兎に角、その場で別れを惜しんだ鉄道ファンの多くは、結局は「自分は利用しないけど、無くなるのは寂しい」と言う人たちなんですね。そういう人たちを見ていると、「あんた達がファンだと言うのなら、もっと利用すれば良かったじゃん。そうじゃなければいちいちテレビの前にしゃしゃり出てもっともらしく喋るなよ」と思っちゃうんですよね。「思い出も一杯あるのに。寂しい限りです」なんて言うなら乗れってなもんです。でも、そう思いつつ、そういう人たちが正しいファンのあり方だなぁと言うのも感じた次第。
ETCが大人気のようですね。 今申し込んでも、使えるようになるのは4月半ばだそうですね。 私は2002年1月15日 がETCを初めて利用した日だったようです。その時ETCは確か4万円ちょっとしたと思いますが、当時は鳥取方面に月数回車で移動し、ほぼ半年で5万キロを走る(平均的ユーザは1年で1万キロ前後)という荒行をやっていた頃で、高速道路を頻繁に利用していたのと、やはり当時も普及策として高速道路の割引制度があったので思い切ってつけたのですが、その割引制度のは私が思っていたより条件が厳しく、更にはその直後に荒行も終わってしまったので、「何のためにつけたかなぁ」という感じが強かったという悲しい思いでもあります。 でも、通常レーンが混雑している時もすんなり通過できるし結構楽しい思いもしました。逆にETCレーンはガラガラなんですが、そこに続くランプが一般レーンに並ぶ車で埋め尽くされ、結局は渋滞に巻き込まれると言う事もありました。 もともと、私は「ETCを普及させるつもりがあるなら、一般レーンを大幅に制限してETCレーンを増やして差別をしてしまえ」という意見の持ち主であり、これでETC利用者、ETCレーンが増えれば多少は走りやすくなるかなと淡い期待をしている次第…でも、来月から暫くは少ないETCレーンにならぶETC搭載車という風景があちこちで見られそうですね。どうか売るだけでなく、ETCレーンを増やすなどの作業も同時に行ってくださいねと強く思う次第。 私自身が「割引に期待して」という動機でつけたので、あまり意見を言える立場にはないかもしれませんが… 2年限定とは言え、高速道路の大幅割引制度が始まりそうです。その制度が練りに練った結果として、始まるのではなく、阿呆で無能な政府の苦し紛れの人気取り政策で、このツケはいつ誰にどのように回ってくるのだろうと言う心配はあるのですが、決まってしまったのなら楽しまなければと言う思いはあります。 で、ETCをつけなければ恩恵にあずかれない…これを不公平だと言う人もいるようですが、私にはその理由が分かりません。料金所での重大緩和を目的としてETCを開発し、その普及を目指す事は理にかなっていて、(屁理屈ですが)それをつける代わりに無駄な人件費を抑えられる分割引をしますよと言うところに、何も努力をしていない人が、努力した人と同じ特権を俺にもくれと言うことこそが不公平そのものではないでしょうか。平等というのは、同じ努力をした人が同じだけ報われることを言うのではないでしょうかね。 そして、一番理解できないのが
「国土交通省所管の高速道路交流推進財団は12日から、全国でETC設置希望者への助成(5250円)を始める。(asahi.comから引用)と言うニュースです。 出始めの頃で海のものとも山のものともつかぬ時期ならともかく、すでにその利便性は十分浸透していて、後は「便利だからつけよう」と思うか「どうせ私は殆ど高速は利用しないからいらない」又は「金を払いたくない」とつけないかに分かれていた訳ですね。そこに今回の制度が始まり、それで改めてつけようかどうしようかの選択はユーザの仕事です。ここに来て、国土交通書所管の財団が金を無駄遣いする必要はどこにあるのでしょう。今が売り時だと判断して安売りをするのは民間企業で良いでしょう。 これ以上税金の無駄遣いはしないでくれと思うのです…でも、自分もそういう割引で買ったからあまり強くは言えないなぁ…と今回はちょっと歯切れの悪い話でした… ちなみに2002年2月15日 には「うちでは ETCをイーテーシーではなくエテ公と呼んでいます」と書いています。未だうちではその呼び名で通っていますが、当然ながら普及はしていません。お粗末。
2009年03月15日(日)
それは本当に海賊ですか?
日本は、「海賊」が出没して日本の船舶も被害にあっているというソマリア沖に、2隻の護衛艦を派遣するそうです。 ソマリアはずっと内戦が続いて、国が荒れて、仕事がない若者はとりあえず軍隊に入ります(食料が支給されるから)。そして、その武器を使って強奪をしたり、海に出て船舶を襲ったりしている人も居るそうで… その真偽のほどはわかりませんが、それは十分考えられることでしょうね。 だとしたら、私たちが「海賊」と言っているのは、ソマリアの正式な軍人であって、それに対して攻撃を仕掛けるというのは、ソマリアへの宣戦布告に該当しないのでしょうか。 過去、アメリカが石油利権欲しさに中東に侵略戦争を一方的に仕掛けた時、本来、アメリカの属国である日本は一番最初にアメリカ(ご主人様)に尻尾を振って見せて、忠実な犬であることを示したかったのですが、残念ながらそこには憲法第九条という高いハードルがあって、世界中から「日本は金だけ出して、人を出さない」と非難を浴びても、自衛隊を軍隊にすることができなかったという事実があります。 しかし、今回の件で政府は「他のみんなもあれを「海賊」と言っているから、いいんだもーん」とソマリアに軍隊を送ることに成功をしました。送ったとなれば、そこで武器の使用ができなければ身の危険が生じるので、護衛艦の独自判断による攻撃などを認めざるを得なくなり、これで既成事実ができたと数年後には、日本国軍が創設され、さらに、「あの時「海賊」は良いと言ったもんね」と例えば「北朝鮮も、拉致問題を解決しない「国賊」だから良いんだもんね」程度の理屈で侵略を始めると言う筋書きになりはしないかと心配です。まぁそこまで積極的に戦争に打って出ることはないにしても、少なくとも今後は海外への戦闘を伴う派兵が増えていきそうです。 自衛隊は世界一安全で、規則のゆるい軍隊であり、日本ではただの特別職国家公務員です。憧れの飛行機に乗りたいから、入れば大型トラックの免許を取らせてくれるから(それも一般より優遇されて)…そんな理由で気軽に自衛隊に入り、適当な運動をして、適当にすごしていれば良かった自衛隊は、今後実際に人を撃ち殺す道具とならなければならない時期が近づいてきたと言うことです。ま、世界の軍隊では敵前逃亡は死刑ですが、日本はそれの罰則がありませんので、行く事になったら特別危険手当に目をくらませてがんばってやり遂げるか、それとも退職してしまえば良い訳ですけれど、実際に人を殺す経験をしてしまった人が出たとき、果たして日本は、ベトナム戦争中のアメリカのようにならないか心配です。ただでさえ、未だ精神科医がまともなプログラムを組める環境でない日本で、それら精神に傷を負った人がまともに立ち直れるのでしょうかねぇ。 とりあえず行け。既成事実を作れ…政策としては必要なことかも知れませんが、そこに赴くのは人であり、目にするのは、体験するのは現実の戦争となり得る訳ですから、まずはバックヤードをきちんと固めてから派兵してほしかった。 結局、今の政府は自分たちの保身が大事で人様のことなどこれっぽちも考えていなかったと言う良い例なんじゃないかと思います。残念…
2009年03月14日(土)
おくりびとをみて思ったこと(自分宛)
映画「おくりびと」を見てきました。とても良い作品でした。邦画には根強い偏見を持つ私をして「さいこー!」の評価を送らせていただきたいと思います。 評価につきましては、映画評 に書かせていただきましたので、ご笑覧いただければ幸いです。 常日頃、「価値は人それぞれだ」と言い、「雑誌やマスコミなどで同じ方向を向かされるのは危険」と書いているのですけれど、この映画については、根強い偏見を持つ私としては「本当に見に行く価値があるのか」と疑問に思って、結局は見に行かなかった作品なんです。で、ミーハーにもオスカー賞を取ったと言う事で改めて観てみようと思い見に行ったのが実情。これが日本アカデミー賞程度だったら鼻も引っかけなかったんですけれどね。 兎に角、オスカー賞受賞という1つの基準で「やっぱり観に行こう」と決める辺り、自分が普段から行っていることを自分で否定したのは否めません。そういう意味では、理想と現実は違うなぁと反省もあるし、理想論だけで武装しても薄っぺらだなと実感し反省もせざるを得ません。 でも、やはりひとりひとり好みや感性も違うのですから、1つの評価しか正解がないような風潮は間違っていると思います。だけれど、誰かが音頭をとって評価することを全面的に否定するのではなく、それも1つの判断材料だと思えば良いんだと言うことですね。書いてしまうと簡単なことなのですけれど、頭で分かるのとはちょっと別問題でした。 自分ではこの文章で納得したのですけれど、読まれている方には「何を言いたいんだ?」と呆れられるかもしれません。まぁ、独り言を垂れ流されたと笑って許していただければ幸いです。
2009年03月13日(金)
ホームレスが増えたと実感したこと
2週間前のことなのに、今頃になってふと思ったのですが…ここ数ヶ月でホームレスの人が増えましたね。 先月末、京都へ行くために新宿から高速バスを利用しました。JR新宿駅の西口から西新宿方面へ歩いて行くのですけれど、それは多分にJR新宿駅から新宿の高層ビル街や都庁への通勤用道路でもあると記憶しています。私も長野オリンピックがあった頃、この道を歩いて西新宿の職場へ通っていた事があります。そして、ちょうどその頃だったと思いますが、この辺りに屯(たむろ)する浮浪者(すみません、ごまかす言葉は好きじゃないので)に業を煮やしたお役人達が、この辺りを常宿とする浮浪者の段ボールの家を撤去し、更には歩道の端に無用なオブジェ(ちっとも芸術的ではない、ただのデコボコ)をつけて浮浪者の家が出来ないようにして、浮浪者追いだしを計りました。それで、浮浪者および、浮浪者の人権は考えるけれど、それで迷惑を被る人の事は考えない似非人権擁護者達がデモをしたり、撤去を妨害したりと結構なニュースになったのを覚えています。 そんな騒ぎがあってからも、浮浪者は存在するにもかかわらず、段ボールの家はその頃よりは目立たなくなっていました。まぁ、これは単に職場が変わって、その辺りを見る機会が減ったからなのかもしれませんがね。 昨年から数ヶ月おきに高速バスを利用して京都へ行っている訳ですけれど、その前半でもやはり浮浪者が増えたと言う実感はなかったんです。で、先月末に(その前の京都旅行は自分で車を運転していきましたので)約4ヶ月ぶりに高速バスを利用したら、何というのでしょうか、そこにいるのが当たり前という感じで堂々と駅近くの通路に段ボールの寝床を広げるホームレスの人たちが大量にいてびっくりしたんですよ。この人達は浮浪者なのか、それとも年末の不況で仕事も家もなくしたホームレスの人なのか私には判断はつきません。でも、そういう事情でここにまた段ボールテント村が再開されたんだろうなぁと言う理解が2週間も経ってからジワジワと頭にのぼってきたと言う次第。 浮浪者とホームレス…世間はこの言葉を混同している気がします。浮浪者というと差別的だからホームレスとカタカナにすればいいんじゃね?的…私は、働く意志がなくてその日生きられたら良いや的な人は浮浪者、働く意志はあるけど理由があって家も仕事もない人はホームレスと考えています。で、先日、そのたった数分の間に見た光景で、本当に世の中はホームレスが増えたんだと実感したのですよ。単にテレビの中に存在するだけじゃないってね。 こういう人たちが困っているのに、日本を動かす議員達、お役所の人たちはいったい何をしているのでしょうね。これを目の当たりにしてから、議員、役人のニュースを聞くと、本当日本を憂えるなら、こいつらダニをどうにかしないと駄目だなぁと強く思うんですよね。ま、思うだけなんですけれどもさ…
2009年03月12日(木)
人の扱いは難しいです
昨日は、早く事務処理を終えて、後はのんびりゆったりするはずだったのに、結局あれこれあって事務処理が終わったのが夕方近くだし、その後もあれやこれやあって、結局寝たのは普段より遅い午前3時過ぎ。 って訳で眠くてたまらないのに、仕事はそんなプライベートな事情を考慮してくれなくて、休んでいる間にたまった仕事、そして諸々の理由で締め切りがかなり早まった仕事などを併せて、また今日も残業…愚痴を言っていいなら言いたいことは山ほどありますが、それをここで吐くのは筋違いですよねぇと思いつつ、どうしても書き残しておこうと思うことが1つ。 プレッシャーに弱い人が居ます。緊張して何を話しているかわからなくなる人、緊張して人と話せない人、緊張してすぐ胃が痛くなる人… 仕事場の雰囲気は様々です。静かな環境、騒がしい環境、緊張感が張り詰めた環境、緩んだ環境…どんな雰囲気がいいのでしょうか。それは人それぞれこのみがあると思いますが、私は締めるべきときに締まれば、普段は緩々で問題ないと思います。中には「上司とは常に怒っていなければならない」と思い込んでいる人もいらっしゃるようですが、私はそれには否定的です。普段なら「ま、人にはいろいろな考え方があるから」と全否定はしていないつもりの私ですが、ことこれに関しては「それは間違っている」と思う訳ですよ。 常に騒がしい職場であるべきだと言っている訳じゃありません。職場が静かなのと、全員に緊張を強要するのは違いますよね。また緊張を強いるのと、常に小言を言うのが仕事と勘違いするのも違います。 正しい上司とは、部下の緊張を解きほぐしつつ、必要な時に部下の能力を最大限引き出させる事だと私は思うのですよ。 経験がないときに失敗をすると、些細なことなのに「どーしよー」とないてしまったり、最悪は職場放棄とか自殺まで至るケースがあります。事実、私も何年か前にそうやって自殺した人の仕事の後始末をしたことがあります(私の部下だった訳じゃありません…念のため)。確かに失敗はした。でも、普通に上司に報告すれば「ばかもーん」と怒られてそれで終わりになる程度の失敗でした。それでなんで自殺する? そんなこともありましたし、私自身がプレッシャーには弱いタイプですので、様々な上司を見てきて、結果として部下に緊張を強いる上司は最低だと思うに至ったという次第。やるべきことはしなければならない。でも、それは緊張してではなく、リラックスした中でです。 と、そんな持論を持っているのですけれど、今の職場で(運悪く?)私の部下になったひとり(中年おじさんです)は、チームの中で一番プレッシャーに弱いのですが、場の雰囲気を和ませるためにみんなで言う冗談を、時と場所を選ばず言い続けます。仕事の依頼をしてもぶつぶつ言うし、じゃあめんどくさいからと仕事を振るのをやめると、ようやく「いや、私がしますよ」というのです。うーん、若い子ならまだ許す。おっさんでも1回2回ならまだ許す。でも、それ以上されると、もう死語だと思うのですが「KY」空気読めと言いたくなりますよね。 その辺り、こちらのやり方に何か問題があったのかなぁと思いつつ、今後どう対処しようか考えて夜も眠れません…寝てるけど。
朝から確定申告。 相談の必要は無いので、長蛇の列には並ばず、受付だけ済ませて終わりでしたが、兎に角駐車場に入るまでの行列が長かった。そうなる前に早起きして行こうと思ったんですが、相手はそれより上手でした…ま、終わったからいいや。 その後は役所に行って納税証明書だの住民票だの印鑑証明を取得。今度買い換えることにした親の車、今迄乗っていた車が私名義なので、譲渡証明やら委任状の他いろいろいると言うことだそうです。それと今回の家造り、私は野次馬で金は一切出さないし保証人にもなる事はないのですが、なぜか収入を証明してくれという依頼がありました。なんでやねん…と突っ込んでいても終わらないので素直に証明書を集めた次第。 一段落したと思ったら、親の車の方も住民票が居るのだそうで、また役所に車を走らせて、全ての作業が終わったのは結局夕方。もっと早く終わって午後はのんびり出来るはずだったのに… ま、これで一安心です。今やれる作業は全て終わりましたから。
仕事で気の重いことがあり、弁護士と顧問契約を結んで相談をしつつ対策をした件、案の定相手からはなんの音沙汰もありません。こちらから強硬手段に出るまでは放っておこうと言う事なんでしょうね。ま、つかの間の休息という感じでしょう。 それとは別に、今やっている仕事、病気で離脱した人がいるのですが、その人(リーダ格)が「大丈夫」と言ってきたので、スケジュールの心配は任せていたのですが、離脱した後になって、「これは本当に大丈夫なのか?」と言う羽目になってきました。取り戻すためにはこれから少し忙しくなるかも… 明日は確定申告に行く予定…本当はあれこれごちゃごちゃと領収書をつけて、経費を申請しなければならないのでしょうけれど、今回はちょっといろいろ事情があって、それより申告を早く完了させる必要がありましたので、ごくごく簡単に済ませる予定。でも、今時の時期ですからかなり並んでいるんだろうなぁ…
最近は休みの日は家の事で動いているため、休みが休みになっていないと痛感します。 月曜なのに、体が疲れて重いです…
2009年03月08日(日)
野次馬が見た…色決め
野次馬の目で見た家造りも、いよいよ佳境というところでしょうか。 おおよその部屋割りが出来たので、今回から細かいところを確認・修正しつつ材質や色決めをしていきます。 長年一緒に暮らした家族でも、細かいところでは好みに差が出るでしょうけれど、今回は私と野次馬家族、親子でもなければ一緒に暮らした事もありませんので、好みの共通点は「幸運」に頼る以外接点はありません。 勝手な偏見ですが、女性はパステル調の薄めの配色を好み、男性は重厚なコントラストを好む気がします。ま、全てがと断言できるものではなく、そんな傾向があるんじゃないかと言うことです。少なくとも私は、家の中を白っぽくはしたくないと強く思います。場所によってはおとなしいコントラストで落ち着きを演出するのは良いと思いますが、例えばどこが壁でどこがドアなのかは目が悪くなっても見やすい配色であって欲しいし、歩いてつまずいたり、思わぬ段差にびっくりするような配色は勘弁して欲しいと思うのです。慣れれば問題ないという意見もあるでしょうけれど、はっきりしていれば慣れる必要もないのです。兎に角、見た目優先ではなく機能優先と言う事です。 ところが野次馬先のひとりはことごとく私と意見が反対なんですね。そちらにはそちらの理論的裏付けがあるようですが、私にとっては説得力がありません。うーん、きつい言葉で言えば耳年寄り的知識で武装はしているけど現実的ではないという感じです。その人の言う事を真に受けるとしたら、全ての2階建て以上の家にはホームエレベータが装備されていなければ、老人は2階にのぼれないし、トイレや風呂は引き戸でなければ老人は入ることが出来ないと極論されてしまいます。でも、何歳になろうと元気に階段を上る老人は居ますし、ドアだって普通に開け閉めしていますね。また、どこかの論文みたいなので理想とされた事でも、別にそれと同じでなければ生活に支障を来すという訳でもありません。それは理想論であって、多少不便でも人間は工夫で何とかするでしょう。出来なければあきらめて他の手段を考えるだけです。その辺りが極論に走るので、家の中に無駄が出来ているように思えますし、野次馬先の両親の事を考えてと言っているけれど、中には「そりゃ、あんたの好みじゃないの?」って言う部分も混ざっているのでややこしやです。 さて、今日は全ての階の床材、クローゼットの中の装備、脱衣所やトイレの床や装備などを決めました。各人の部屋はそれぞれの好みで決めればいいのですが、共通の場所となるリビングなどで意見が対立です。私は先にも書きましたようにあまりコントラストがなさ過ぎるのは、落ち着かないのです。でも、相手はそれが良いと言う…まぁ何とか歩み寄れたので良かったんですけれど、本当あと少しで「やっぱり同居はやめましょう。私はこんな配色の家では落ち着けませんから」と言ってしまいそうになりました。やはり、こういう同居は難しいものです。 来週は、今週決着しなかった家の外観、タイルの選択などをしていかなければなりません。ま、もう少し時間は掛けられるでしょうけれど、果たして本当に決まるのでしょうか。少し心配です。
2009年03月07日(土)
あらしの犯人だって… / ヤッターマン / 携帯電話
ここで勝手なことを書き始めてからもう7年が経過したようです。 その前、別の名前で細々と書き始めてから12年、パソコン通信を入れると15年以上この世界に携わっています。改めて考えると凄いですねぇ… 他にもいくつかの場所で違う名前を使い分けていますが、ここの文章はlunaticとして書いています。でも、他者サイトのコメントに別の名前でリンクも残さず書くことがあります。先日も某所でそう言うコメントを残したのですが、どうもそのサイトの人にはそれが気に入らなかったようです。 その文書を読む限り、私はただただ呆れてしまいました。要は自分の書いた文章に対して反対意見を書いた事、私がlunaticと名乗らなかった事が気に入らなかったようで、どこからかそれを書いたのが私だと探り出して「あらしの犯人だ」と決めつけているようです。 私は別に下手な小細工はしていませんから、調べようと思えばすぐに私だと分かるんじゃないかなと思いますし、別にlunaticとしてコメントを書きたいと思った訳ではありませんから、なぜ「lunaticと言うことを隠して」と言われるのか理解できません。更には、そのコメントと全く関係のない、私の雑記に書いた事について中傷する事の幼稚性についても理解ができません。 兎に角、その方は「もう二度とlunaticのサイトは見ない」と公言されておりましたし、私自身も論理的な話もできず、反対意見を言われて逆ギレする人に私のサイトを見て欲しいとは思いませんので、是非もう二度と来ないで欲しいと切に願う次第です。←願うだけで止めることはできませんけれどね。 そういえば10年位前がちょうどパソコンの普及期だったんでしょうかね。 それまで専門家やマニアのおもちゃだったパソコンが、一般の人たちにも広まり始めて、それまでは専門家とか趣を同じにする人たちの集まりだった場所に一般の人たちが押しかけてきて、それまでの常識を覆し始めた訳です。 一般の人たちは、自分が自分の掲示板で友達と楽しくやっているのに、なんで他の人が勝手に入ってきて勝手に書き込んでいくのか理解できない。で、軋轢が生まれる…なんか10年近くも経過してまたこんな話を今度は自分の事で体験するなんて思いもしませんでした。いや、貴重な体験でした。 なんのことか分からない人にはごめんなさいでした。 兎に角、この幼稚な中傷の件についてはもう金輪際触れることはありません。本当は全く無視としようと思っていたのですが、あまりにも捨てるには惜しいネタだったので、つい書いてしまった次第です。
ヤッターマンを見てきました。詳細は後程映画評に書くつもりですが、兎に角おもしろかったです。 でも、あれってアニメの方を知らない世代の人にもおもしろいのでしょうか。興味のあるところです。 あ、上の「あらし〜」と掛けている訳じゃありませんから… docomoの携帯電話が傷んできたので、新しい電話に機種変更しました。 つい最近勝ったばかりだと思っていたのに、実は1年7ヶ月経過していたんですって。調べてもらうまでは「まだ1年経過していないと思うけど…」なんて言っていたんですけれどねぇ… 以前使っていたのはN904iとかって言うやつで、イタリアのデザイナがデザインしたって言って、電源を入り切りするとイタリア語で挨拶が表示されるのが妙にくすぐったかった。デザインはとても気に入っていたんですけれど、買って何ヶ月もしない内から蝶番の部分に亀裂が入ってとても怖かったんです。 で、今回買ったのはF-04Aって言うやつ。薄型で防水機能つきってことで買ったんですが、取扱説明書を見ると、「濡れている時は操作するな」とか書いてあるので、どこまで防水性能があるものなのでしょうねぇ。 基本的にはネット関係は全てiPhoneで賄いますので、このdocomoの携帯はパケットについては使い放題にはしていません。最初はEdy等のアプリダウンロードでパケット代はかかるでしょうけれど、それ以降は殆ど使わないはず。あてが外れるようなら対策をその時考えることにして、今は普通の通話のみで考えています。ですから通信速度も遅くて良いし、余計な機能もありません。 実は、私にとってこの携帯電話が初めてワンセグつき携帯電話です。ワンセグなんてどこで利用するんだと最近までは思っていたのですが、「あ、昼休みに使えるじゃん」と思えた訳ですよ。で、今時はワンセグなしなんて携帯を探す方が面倒なくらいどの電話機にもついていますね。ってことで、今回の機種変更でめでたく手に入れたんですが、残念ながら自宅ではほぼ受信不可能です。外付けアンテナなしで鉄筋コンクリートの壁はちょっと条件的に厳しいんでしょうねぇ。 富士通は初めてですから、使い方を覚えるのは大変そうですが、また長いつきあいが出来ると良いですねぇ… あ、iPhoneを買うまで代表電話として使っていたソフトバンクのX02HT、今日ついに料金プランをホワイトプランとして、ネットの使い放題プランも外しました。実際には休止状態にしたと言う事です。電話機を3台持っていても仕方ありませんもんね。
2009年03月06日(金)
空港にウルトラマンが必要?
福島空港から1月末に日本空港が撤退し、利用客が20万人程減る見込みとなったので、県議会は空港に「ウルトラマン空港」の愛称をつけ、ウルトラマン博物館を空港内にと言う案が出たそうです。 ウルトラマンの生みの親、円谷英二さんが空港のある福島県須賀川市の出身だから、そして昨年空港内で握手会を開いたところ来場者数が3割程増えたと言う事からの提案だそうですが、それって根本的な解決になっていないんじゃないですかね。 3割「来場者が増えた」と言って、その来場者の内、利用者はどれ位いたのでしょう。飛行機に乗らずとも、空港の施設に金を落としていってくれたら良いと言う事ですかね。でも、根本的な問題は「本当に須賀川に飛行場は必要だったのか」であって、別にウルトラマンを飾るのは空港である必要は全く無いでしょう。飛行機の搭乗利用客数に影響がない事でお茶を濁しても、結局は赤字をごまかす粉飾をしているだけのように思えます。 国から予算を取って、自分の息がかかった企業の利益をもたらすために無理矢理作ったような空港の利用価値をこんな事でごまかすって言うのは姑息以外の何物でもないです。
今日は、人生の転機になるかもというような大きな事を一つ実施しました。 別に100mを10秒で走りきったとか、漢字検定で1級に合格したとか、何か特別な能力を要することを成し遂げた訳ではなく、単に自分の中で決断をして、それに従って処理を実行したと言うだけの話なのですが、兎に角自分の中では、今迄ずっとのしかかっていた悩みについて解決の糸口になって行くことを祈る次第。そうなるように決断したのですからね。 で、その実施の時、端から見れば「たかだかそんなことで」というような処理で、こちらは汗がぼたぼた落ちるくらい緊張して、処理が完了してホッとしたら、本当見事に目の前が真っ暗で倒れそうになりました。倒れはしなかったけれど、歩くことも困難なくらい気持ちが悪くなって…少し休んだら治りはしたのですが、この一見どうでも良い件は、自分にはとても重くのしかかっていたんだなぁと実感した次第。 これで、一つうまく解決してくれると良いです。そう願いたいものです。
2009年03月04日(水)
サラ・ブライトマンのコンサートに行ってきました…
サラ・ブライトマンのコンサートに行ってきました。 サラ・ブライトマンの歌は最高に良かったですが、気分は最低です。 主催者が儲けようとしてなのか、それともサラ・ブライトマンの側が法外な金を要求したのかはわかりませんが、私の座った席は明らかに料金ぼりすぎです。いや、そんな席を買った私が悪いんですけれどね… 今回はアリーナ席、1階席、2階席があり、私は2階席の最後方から2番目というひどい場所でした。舞台の照明など天井の装置を見下ろすような場所です。アリーナ席や1階席ならサラ・ブライトマンをまっすぐに見つめ、その後ろに舞台が広がる様を見ることができるでしょう。でも、私の座った席は豆粒のような人が時折舞台装置などの陰になって見えない場所、更に音はアリーナ席に置かれたスピーカーから主にアリーナ席と1階席に聞かせるためにおいてあり、私たちの所に届く頃には減衰した…そう、39,800円の安物コンポでCDをかけたような音がしてくるだけです。更に、こういう場所にはそれにふさわしい客が集まるんですね。歌の最中でも隣の連れと大声で話す客、携帯電話に見入る客、更にはこんな音を聞かされているのに「Bravo」と叫ぶ客…まぁ「コンサートなんてお祭りだから楽しめば良いんだよ」と思うなら、それはそれでありなんでしょうけれどねぇ… 申し訳ない言い方ですが、これがSMAPのコンサートだったら、適当に歌も楽しむけれど、実際はお祭り騒ぎをすれば良いんだって納得できます。ですから、舞台に立っているのがSMAPだったら私も楽しめたでしょう。でも、そこに立っているのはサラ・ブライトマンです。私は別に彼女の顔やスタイル、衣装を見に行ったのではなく、歌を聴きに行ったのです。なのにラジカセ並の音…これだったら、CDを自宅で聴いた方がまともな音がするのは間違いありません。オペラグラスなども持って行っていなかったし、メガネは視力0.6に調整した仕事用メガネですから豆粒のようなサラ・ブライトマンが何をしているか殆ど見えません。見えないんだったらラジカセの音しか聞けないここにいるのは無駄じゃない? お金はもったいないけど、更に時間も無駄にして良いのか? 本当にそう考えて帰ってしまおうと何度も思いました。でも、一応最後まで聞いてみよう、楽しんでみようと努力をしてきました。昨年のセリーヌ・ディオンの時は本当に楽しめました。でも、今回は点数をつけるならサラ・ブライトマンの歌声の魅力をしても25点位かなぁ… 兎に角、どこで区切るかは微妙ですけれど、少なくとも舞台装置の天井裏が見えるような場所、スピーカーの音がまともに聞こえない場所がS席で15,000円っていうのは、どう考えてもおかしいです。確かに武道館の外で漏れてくる音を聞くよりはマシかもしれませんが、その辺りはもう少し値段設定を考えて欲しいものですね。 何より、自分の性格からして、お祭り騒ぎではなく、歌を聴かせる歌手のコンサートは金輪際行くことを禁止してしまおうと真剣に考え始めた次第。 歌声は本当に素晴らしかった「はず」なのに、「本当はきれいな声なんだよなぁ」と目の当たりにしながら思わざるを得ない悲しみは、もう2度と味わいたくないです。でも、多分懲りずにまた行っちゃうんだろうなぁ…もしかしたら素晴らしい音を聴けるかもしれないと思ってね。 ピートのように、冬でも「この扉の向こうは夏が待っている」と信じたいのです。←なんのこっちゃと思う方は、R.A.Heinlein The Door into Summer(邦題「夏への扉」を読んでね。
2009年03月03日(火)
なぜコンサートは遅れて始まるのでしょう
明日はサラ・ブライトマンのコンサートで、今から楽しみです。 ただ、このチケットは、テレビを見ていて販売を知って、勢いで電話注文をしたものなので、自分の席がどの辺りなのかいまいちよく分かりません。インターネットでの注文だったらもっと席の詳細が分かったんでしょうけれどね。 武道館のコンサートって何年ぶりでしょう。名前が示す通り「武道」を行う場所ですから、音響効果は期待できませんね。でも、期待しちゃいます。 そう、コンサートというと私はいつも不思議なのですが、ここは南米でも欧州でも東南アジアでもない日本です。鉄道ダイヤは分刻みで正確に運行される日本です。仕事でも遊びでも多くの場合、約束の時間には正確な日本です。でも、なぜコンサートになると遅れて始まるのが当然のようになっているのでしょうか。例えば陸上の短距離走等は、その合図に向かって神経をとがらせ、1000分の1秒のしのぎを削るんですよね。コンサートだって同じでしょ。緊張するスタートを如何に乗り切るか、見せる側もそこに向かって緊張するし、見る側だってそこに併せて気分を盛り上げていく訳ですよ。ところが開演時間になってもだらだらと会場に入ってくる不届き者は多いし、コンサートだって始まる気配はないのが普通です。 開演時間5分前位から入場はお断りにして、時間通りスタートって何でできないんでしょうね。「さぁ!」と高まった気分に肩すかしを喰らわされたら、私は一気にしぼんじゃう方なんですよね。まぁ、「どうせまともにはスタートしない」と思っていますから、どちらかというと始まった最初の方について行けない(テンションが低い)という弊害が出ているんですけれどね。 新幹線は2時間遅れると料金を払い戻します。コンサートは5分遅れたら払い戻すくらいの危害でやって欲しいものです。多分無理でしょうけれど。でも、何で無理なのかマジに知りたいものです。
七味がうまいです。 田舎は濃い味付けなんですが、上京して自分で料理をするうちに、少しずつ薄味というか素材の味を大切にした味付けを好むようになりました。ですから、フランス料理もおいしいとは思うけど、あのバターがベトベトギトギトするソースをかけた魚料理より、刺身や煮魚、焼き魚がシンプルで良いじゃないのと思っちゃう訳ですよ。「家で作るならただの手抜きじゃん」と言われそうですね。まぁ半分は当たっていると思います。それも一理。でも、濃い味のソースをかけちゃったら、鰺も鰯も秋刀魚も鰹も鰈もみんな「ただの魚」になってしまいません? それぞれ味が違います。更に同じ魚でも季節によって味が違いますしね。そういう事を楽しみたい訳ですよ。 で、塩や醤油などに結構こだわって楽しんでいる訳ですけれど、先日京都で買った七味、七味といえども唐辛子の量はそんなに多くはないので赤味も少ないし、辛くありません。 昨秋、友人に連れて行ってもらった池袋の中華屋さん、そこの料理は山椒の辛さだったんです。ハバネロなどのような凶暴な辛さではなく、香りが豊かで、食べておいしく、飲み込んだ後独特の辛さが伝わってくるんです。今回の七味はその山椒を多めにしてもらいました。 最初に食べてみたのは麻婆豆腐。ぱらりと掛けたらもうまるで別物です。更に天ぷらやうどん等にも掛けてみて「うまー」「うひひ」「おほほ」「うへへ」とそんな表現が続く訳ですよ。 これはもうやめられませんわ。次回京都に行ったら、この七味に加え、もう少し調合を変えた七味も試してみようかなと欲が出てきました。今から楽しみです。
2009年03月01日(日)
写真のこと / 野次馬の目で見た…レインボーブリッジ
昨日アップした写真は、どれも露出オーバー気味ですね。でも、あれは決して失敗ではなく、意図してそうしたものなのです。 私自身、ここ2年程はさぼっていますが、それ以前は庭の花を撮ってはアップしていた時期もありまして、それなりに花の写真は撮っているつもりです。が、適正露出にこだわるあまりつまらない絵になっているなぁと思っていたのです。なんて言うのでしょう、写真に興味のない人が旅行に行って撮ってくる写真とでも言いましょうか、それは「絵」ではなく「旅行記録」なんですね。乱暴に言えば、余計なものが写っていても、逆行で顔が潰れていても良くて、その旅行に参加せず初めてその写真を見せられる人は、説明なしではその写真が何を見せたいのか分からない。そんな写真。まぁ、私の写真は花しか写していませんから「それは何」って言うことはないかもしれませんが、「ただそこにある花を撮りました」という所から脱却はしていないんです。 写真を生業とする友人の所へ遊びに行った時、友人が趣味で撮っている花の写真を見せられ、「あんたの写真は黒が基調。俺のは白が基調」という話を聞かされ、それから白基調の写真に興味を持ち始めたのです。失敗したらただの露出オーバー写真になってしまうのですけれど、できると、確かに適正露出の写真より更に被写体が際立つ感じがあります。 ま、そんな偉そうなことを言っても、素人写真からは一歩たりとて抜け出しちゃいないんですけれどね。 特に今回は出発時の天気が悪かったので、一眼レフ(Nikon D300)は持って行かず、CASIOのEXILIM EX-S2とRicohのGX100での撮影でしたので、思ったような効果は得られにくかったのですけれど、それでも、やはりGX100はマニュアル撮影がしやすくて買って良かったと思えました。 しかし、途中で数枚、全体にモザイクとカラーフィルタをかけたような写真ができたこと、逆光の中でストロボを炊いて撮影したら「認識できません」と表示され、撮影できなかったことなど、ちょっと心配要素が出てきたことも事実。そろそろ整備に出した方が良いのでしょうかね。
同居することになった家ですが、タイトルは今迄通り「野次馬の目で見た」で続けたいと思います。 さて、今迄純日本風家屋に住んできた野次馬先の家族ですが、新しい家での生活スタイルをどうするかと言う事で、お台場にある大塚家具 有明本社ショールーム に行ってきました。 今迄ちゃぶ台やこたつだった食事はダイニングテーブルと椅子、寝るのは布団からベッド、寛ぐのは畳に座布団から椅子…果たしてどちらが良いのかを確かめたい訳です。いやね、今迄ずっと畳での生活をしてきた訳ですから、単純に「どっちが良い?」と聞けば未知の道具を使うより、使い慣れた道具を選択するのは目に見えています。でも、高齢になれば、それらの道具は使いにくいと言うのも事実です。ですから新しい道具に順応できるかどうかを考えるには、こういう大きなショールームで様々な道具を体験してもらうのが一番です。 で、野次馬先の家族を迎えに行こうと自動車で走っていたら、そこここの道路情報表示板に「レインボーブリッジ通行止め」と表示されています。何でですか? 不思議に思いつつ、野次馬先の家に行ったら、どうも今日はレインボーブリッジを通行止めにして、人が歩いて渡る行事があるんだそうで…はっきり言って迷惑な話です。そんなことをしてなんになりますかね。一部のわがままな人の要望を受け入れるために公共の道路を封鎖するって言うのは愚の骨頂でしかありません。 ちょっと事情があって今回は自分の車ではなく、レンタカーを使っていたのですが、それについたカーナビ(ECLIPSE)は正直言ってあまり利口とは思えない案内を短い間にたくさん披露してくれて、いまいち信用がおけません。で、レインボーブリッジが通行止めだと、豊洲の方から迂回しなければならないのでしょうか。おそるおそるカーナビに一般道優先で検索をかけたところ、カーナビはレインボーブリッジを通るルートを指定しています。「こいつアホちゃうか」「情報を拾っていないんじゃない?」と疑問はあれこれ出てきたのですが、とりあえず一度こいつを信じて、でも「レインボーブリッジって、高速道路とゆりかもめだけじゃなかったっけ?」と疑問を抱えつつ、行ってみることにしました。そうしたら、ゆりかもめと同じ、高速道路の下の段には一般道もあるんですね。ただ、上に道路が被さっているので風景が良くないだけ。渡りきってから野次馬家族の中で、「そう言えば昔バイトをしていた時に、バイト先に行く時、ここをバスで走った記憶がある」という話がありました。「おせーんだよ!」と口から出かかったところで、「そう言えば私も、昔ここを通ったことがある」事を思い出しました。知らんぷりして「兎に角渡ることができて良かったねぇ」と言ったのでした。 ダイニングテーブルもソファも様々な種類があって目移りします。が、家は狭小住宅で、どの部屋も十分な広さはありません。ですからできるだけコンパクトだけど寛げそうなものをピックアップし、もう少し検討を加えて決めていこうと思います。それにしてもびっくりしたのはベッドですね。マットレスの種類の豊富さにびっくりですよ。私の体重で飛び乗ったら、1mくらい反発して飛び上がりそうな固いマットから、私の体重で乗ったら、私自身がマットレスの中に沈み込んで飲み込まれてしまいそうな柔らかなマットまで本当いろいろあります。今使っているベッドは小さな家具屋で「ま、これでいいんじゃない?」と決めちゃって、実際使い始めてみたら柔らかすぎたと後悔したものですが、ここで選んでいればこんな失敗はなかったんじゃないかなと隣の芝生がとても青く見えたのでした。 帰りは、その迷惑な行事も終わっており、レインボーブリッジからの風景を野次馬先の家族に見せながら、全く混雑のない首都高速を使って20分ほどで野次馬先の家に送り届けたのでした。確かに都会に家があると便利な部分もありますねぇ…
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